ジャズ・レジェンド、チャールス・ロイド、3つのトリオによる3枚のアルバムからなる新プロジェクト「トリオ・オブ・トリオズ」を発表

チャールス・ロイドは1938年生まれ、84歳で現役のサキソフォン・プレイヤー。そのロイドが「3つのトリオによる3枚のアルバム」からなる新プロジェクト、トリオ・オブ・トリオズをスタートさせ、その第1弾のリリースが決定。シングルは先行して配信がスタートしています。

〈以下メイカー・インフォメーションより〉

チャールス・ロイド、3つのトリオによる3枚のアルバムからなる新プロジェクト「トリオ・オブ・トリオズ」を発表、1枚目のアルバムリリースが決定 先行シングルも本日配信スタート。

言わずと知れたジャズ・レジェンド、チャールス・ロイド。84歳になった今もなお多くのアーティストに影響を与え続け、近年も数多くの作品を輩出している。そんなロイドが、3つのトリオによる3枚のアルバムからなる新プロジェクト「トリオ・オブ・トリオズ」を発表した。その中から1枚目のアルバム『Trios : Chapel』は6月24日にリリースされることが決定。先行シングルとして「Blood Count」の配信がスタートしている。

「トリオ・オブ・トリオズ」では、パーソネル、編成共に異なる3つのトリオを通して、ロイドが探求し続けている即興演奏の深淵に迫る内容となっている。1枚目の『Trios : Chapel』ではギタリストのビル・フリゼールとベーシストのトーマス・モーガン、2枚目の『Trios : Ocean』ではギタリストのアンソニー・ウィルソンとピアニストのジェラルド・クレイトン、3枚目の『Trios  Sacred Thread』ではギタリストのジュリアン・レイジとパーカッショニストのザキール・フセインとの演奏が繰り広げられている。

『Trios : Chapel』は、2018年12月にサン・アントニオのコーツ・チャペルで行なわれたパフォーマンスをライヴ収録したもの。この会場の礼拝堂の音響特性上ドラムやパーカッションの編成はふさわしくないと考えたロイドがビル・フリゼールとトーマス・モーガンを招待して行なわれたコンサートだ。その後この3人での演奏は暫く叶わなかったが、2021年12月にベルリンで再びこのトリオが集結。「2018年に私たちがトリオとして行なった最初の演奏は、いつも私の記憶の中に魔法のように残っている」とロイド自身が語っている通り、彼にとってもこのトリオでの演奏が特別な体験となり、今回のリリースに至った。

先行配信された「Blood Count」は、アルバムの冒頭を飾るビリー・ストレイホーン作曲によるトラック。ロイドの母親はメンフィスで下宿屋を営んでおり、ロイドの子供時代の記憶には、そこに滞在したツアー中のビッグ・バンド、特にジミー・ランスフォード楽団やデューク・エリントン・オーケストラのミュージシャンの印象が残っていて、特に若い頃のジョニー・ホッジスとの出会いは鮮烈だったとのこと。

■チャールス・ロイド (Charles Lloyd) プロフィール
チャールス・ロイドは現在のジャズ界を代表するレコーディング・アーティスト。

60年代に若きキース・ジャレットを擁したクァルテットで絶大な人気を獲得するも、70年代以降はシーンの動向とは隔絶した生活を送り、80年代に入ってミシェル・ペトルチアーニと出会ったことを復帰のきっかけとしたのはよく知られるプロフィール。そんなロイドの他者を気にしない姿勢に対して、今日に至る道筋をつけたのがECMで、これまでに数々の作品をリリース。

2015年以降はブルーノートへ移籍し、84歳となった現在も精力的にリリースやツアー活動を続けている。

■リリース情報
チャールス・ロイド AL『Trios : Chapel』
2022年6月24日(金)リリース

試聴/購入はこちら

■リリース情報
チャールス・ロイド
『Trios : Chapel』

2022年6月24日(金)リリース

試聴/購入はこちら
1. Blood Count
2. Song My Lady Sings
3. Ay Amor
4. Beyond Darkness
5. Dorotea's Studio

■チャールス・ロイド 各種リンク
公式HP
ユニバーサルミュージック
Instagram
Twitter
Facebook
YouTube

商品詳細
チャールス・ロイド・カルテット
『Forest Flower : Charles Lloyd At Monterey』


Amazon Music・MP3(1967/3/18)¥600
商品詳細
チャールス・ロイド 
『ハイペリオン・ウィズ・ヒギンズ』


CD(2019/8/21)¥1,980
この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

レーベルで聴くジャズ名盤1374

レーベルで聴くジャズ名盤1374

2,860円
ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学》の評論集

ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学》の評論集

2,200円
ジャズ超名盤研究 2

ジャズ超名盤研究 2

2,750円
ジャズボーカルにくびったけ!

ジャズボーカルにくびったけ!

1,980円

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ