90年代から活動するインディ・フォーク／ロック・バンド、ザ・マウンテン・ゴーツ、新作『ブリード・アウト』リリース。「Training Montage」を公開

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ジョン・ダーニエル率いるインディ・ロック・バンド、ザ・マウンテン・ゴーツ。ブリーのアリシア・ボグナノをプロデュースに起用したニュー・アルバム『ブリード・アウト』、リリース。

●ザ・マウンテン・ゴーツ（The Mountain Goats）はニュー・アルバム『Bleed Out』を発表する。60年代、70年代、80年代のアクション映画にインスパイアされたこのアルバムは、ブリー（Bully）のアリシア・ボグナノ（Alicia Bognanno）のプロデュースで、マージ・レコーズ（Merge Records）から2022年8月にリリースされる。2021年1月、ジョン・ダーニエル（John Darnielle）が曲作りを始めてからわずか数週間後、バンド・メンバーのピーター・ヒューズ（Peter Hughes）、マット・ダグラス（Matt Douglas）、ジョン・ウースター（Jon Wurster）は、チャペルヒルにあるダーニエルの自宅近くの森の中のスタジオに入った。そして、全ての作業は1週間以内に完了した。新しい顔としては、ブリーのアリシア・ボグナノが挙げられる。ダーニエルのマネージャーは、アルバムの曲が要求する荒削りなサウンドを作り上げるのに適任であるプロデューサーとして、彼にボグナノを推薦した。「レコードを作った後、質感を高めるためにゲストを招くことがある。特にこの作品は、群衆のメンタリティにとても似ていた。それが曲から伝わってくるような気がした。（ボグナノに）会ってみたら、すごくよかった。彼女は素晴らしいギタリストだ。何が起こるかわからないという、ちょっとしたお遊びだったんだけど、まったくもって最高だった」とダーニエルは語る。

●ザ・マウンテン・ゴーツはシンガーソングライター、ジョン・ダーニエルによって1991年にカリフォルニアで結成されたインディ・フォーク・バンドだ。何年もの間、ジョン・ダーニエルが中心となって活動してきたが、後に、ベースのピーター・ヒューズと、スーパーチャンク（Superchunk）のドラマーでもあるジョン・ウースターがメンバーとして固定されている。カセット等でリリースをおこなった後、1994年に初のスタジオ・アルバム『Zopilote Machine』をリリース。2002年の7枚目のアルバム『Tallahassee』より4ADに移籍し、13枚目のアルバム『All Eternals Deck』からは、マージ・レコーズから作品を発表。この頃から、USチャートのトップ100以内にアルバムはランクインするようになり、2012年の『Transcendental Youth』、2015年の『Beat The Champ』、2017年の『Goths』、2019年の『In League with Dragons』と作品をリリース。2020年には4月に『Songs For Pierre Chuvin』（2002年のアルバム『All Hail West Texas』以来となるジョン・ダーニエルのみをフィーチャーした作品）、10月に『Getting Into Knives』（テネシー州メンフィスにある伝説的なスタジオ、サム・フリップス・レコーディング［Sam Phillips Recording］でレコーディング）と2枚のアルバムを発表。2021年6月にはFAMEスタジオでレコーディングされた『Dark In Here』をリリースした。尚、ジョン・ダーニエルは、米『ローリング・ストーン』誌に「2000年代のアメリカが誇る最も優れた作詞家の一人」と評され、2014年には処女小説『Wolf In White Van』を発表。全米図書賞にもノミネートされている。

■More info：Big Nothing