ポール・マッカートニー、ニュージャージー公演にスプリングスティーンとジョン・ボン・ジョヴィがサプライズで登場

ポール・マッカートニーが６月16日、ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで北米ツアー「Got Back」の最終公演を行ない、地元出身のブルース・スプリングスティーンとジョン・ボン・ジョヴィがサプライズで出演しました。

2日後に80歳の誕生日を控えていたポールは、ステージ後半で「Band on the Run」の演奏を終えた後、自分への誕生日プレゼントとしてゲストが登場する旨を観客に伝え、次のように語りました。

「皆さんに特別なサプライズがあります。彼は僕の友人で、ニュージャージー州が地元です。もうお分かりですよね！彼に、僕らとここで歌うように言いました。ブルース・スプリングスティーン！」

続いてギターを手に登場したボスは、「80年以上の輝ける日々（グローリー・デイズ）に幸あれ！」とポールの誕生日を祝い、二人はスプリングスティーンの「Glory Days」とビートルズの「I Wanna Be Your Man」を共演しました。ボスは、アンコール最後の曲「The End」にも出演しています。

また、アンコールの1曲目が終わると、風船を手にしたジョン・ボン・ジョヴィが登場し、ポールのためにオーディエンスと共に「Happy Birthday」を歌いました。

■June 16, 2022 Setlist at MetLife Stadium, East Rutherford, NJ, USA

1. Can't Buy Me Love *
2. Junior's Farm +
3. Letting Go +
4. Got to Get You Into My Life *
5. Come On to Me
6. Let Me Roll It +（with “Foxy Lady” outro jam）
7. Getting Better *
8. Let 'Em In +
9. My Valentine
10. Nineteen Hundred and Eighty-Five +
11. Maybe I'm Amazed
12. I've Just Seen a Face *
13. In Spite of All the Danger（The Quarrymen song）
14. Love Me Do *
15. Dance Tonight
16. Blackbird *
17. Here Today
18. New
19. Lady Madonna *
20. Fuh You
21. Jet +
22. Being for the Benefit of Mr. Kite! *
23. Something *
24. Ob-La-Di, Ob-La-Da *

25. You Never Give Me Your Money *
26. She Came in Through the Bathroom Window *
27. Get Back *
28. Band on the Run +
29. Glory Days（Bruce Springsteen cover）（with Bruce Springsteen）
30. I Wanna Be Your Man *（with Bruce Springsteen）（Tour debut）
31. Let It Be *
32. Live and Let Die +
33. Hey Jude *
Encore
34. I've Got a Feeling *（“virtual duet" with video & vocal tracks of John Lennon）
35. Happy Birthday to You（with Jon Bon Jovi）（+ band and audience singing to Paul）
36. Birthday *
37. Helter Skelter *
38. Golden Slumbers *
39. Carry That Weight *
40. The End *（with Bruce Springsteen）

*＝The Beatles song
+= Wings song

なお、北米ツアーを終えたポールは、6月25日に「グラストンベリー・フェスティバル」でヘッドライナーを務めることになっており（3月7日MLCニュース参照）、内部関係者によると、このフェスでも北米ツアー同様、ジョン・レノンとヴァーチャル・デュエットを行ない（5月2日MLCニュース）、アンコールでは2008年のキーウ公演のように、ウクライナの国旗を手に「Give Peace A Chance」を披露するのではないかとのことです。

※海外における公演の多くにおいては、オーディエンスによる携帯での撮影、そしてその画像・動画のアップロードがアーティスト側にプロモーションの一環として了承・推奨されている場合が多いため、MUSIC LIFE CLUBではそういった情報も掲載しています。