カール・パーマー、亡きバンド仲間のライヴ映像を使ったリユニオン・ツアー「Return of ELP」開催

ELP唯一の残存メンバー、カール・パーマーが、故キース・エマーソンとグレッグ・レイクの遺産管理団体と提携し、彼らのライヴ映像と自身のライヴ演奏を融合させたUSツアー「Welcome Back My Friends – The Return of Emerson Lake & Palmer」を開催すると発表しました。

このUSツアーは、現時点で11月8日から12月3日まで10公演の日程が発表されており、今後も追加の日程が発表される模様。

■Welcome Back My Friends Tour Dates
Nov 18 – Philadelphia, PA – 2300 Arena
Nov 20 – Jim Thorpe, PA – Penn’s Peak
Nov 22 – Wayne, NJ – Shea Center
Nov 23 – Patchogue, NY – Patchogue, Theater
Nov 25 – New York, NY – The Town Hall
Nov 26 – New Haven, CT – College St. Music Hall
Nov 27 – Boston, MA – Wilbur Theatre

Dec 01 – St. Charles, IL – Arcada Theatre
Dec 02 – Des Plaines, IL – Des Plaines Theatre
Dec 03 – Akron, OH – The Goodyear Theatre

エマーソン、レイク＆パーマー公式サイト

パーマーは、同ツアーについて次のように語っています。

「5年ほど前、デジタル・ホログラムを使ってバンドを再結成するアイディアを模索したんだ。他のアーティストのショウをいくつか見たけれど、誠実なアプローチとは思えなかった。その後、 1992年の英ロイヤル・アルバート・ホール公演の映像に、僕らが必要とする全てがあると分かったんだ。キースとグレッグのカメラ・ショットと、彼らのパフォーマンスの素晴らしいオーディオ・トラックだけを使い、映像とステージ・パフォーマンスの組み合わせでELPの魔法を蘇らせるんだ」

プレスリリースによると、このツアーでは、ポール・マッカートニーが「Got Back」ツアー（5月2日MLCニュース）や、グラストンベリー・フェスのアンコールで披露したジョン・レノンとのヴァーチャル・デュエット「I’ve Got a Feeling」のようなものが期待できるそうです。