ブラーのデイヴ・ロウントゥリー、1/20発売デビュー作『レディオ・ソングス』よりシングル「Devil's Island」のPVを公開

ブラーのドラマー、デイヴ・ロウントゥリーが、2023年1月20日に初ソロ・アルバム『Radio Songs』をリリースすることになり(9月29日MLCニュース参照)、同作から先月リリースした新曲「Devil’s Island」のミュージック・ビデオを公開しました。

このMVは、ガイ・ゴットーが監督を手掛けており、ロウントゥリーは次のようにコメントしています。
「ゴージャスで面白いビデオ・アートを作るガイ・ゴットーと仕事がしたかったんだ。彼はこの曲を、荒涼とした美しい風景の中を進む旅として描いてくれたよ」

また、アルバム『Radio Songs』については、次のように語っていました。
「『Radio Songs』のアイディアは、僕がラジオのダイアルを回すことに由来してるんだ。ダイアルを局に合わせて回すと、曲が飛び出してくるように聴こえ、そしてもう一度ダイアルを回すと、曲は雑音の中に溶け込んでいく」

なお、今年7月には、同作から初ソロ・シングル「London Bridge」のミュージック・ビデオも公開されています(7月6日MLCニュース参照)。

デイヴ・ロウントゥリー公式『Radio Songs』オンライン・ショップ商品ページ

アルバム『Radio Songs』国内盤の詳細は、以下のメイカー・インフォメーションをご覧ください。

〈以下メイカー・インフォメーションより〉

デイヴ・ロウントゥリー(Dave Rowntree/ブラー[Blur])、1月20日リリースのデビュー・アルバム『レディオ・ソングス(Radio Songs)』より、シングル「Devil's Island」のPVを公開。

デイヴ・ロウントゥリー(ブラー)は1月20日にリリースされるデビュー・アルバム『Radio Songs』より、「Devil's Island」のPVを公開した。「ゴージャスで面白いビデオ・アートを作っているガイ・ゴットー(Guy Gotto)と一緒に仕事をしたいと思っていた。彼は、この曲を、荒涼としながらも美しい風景の中を旅するようにヴィジュアライズしてくれた。私は1970年代のイギリスで育っている。この時代は確かに良い点もあったが、同時に、有害でもあった。国は深く分裂し、人種差別と女性差別が常態化していた。経済は破綻し、一時はIMFの救済を受けなければならないほどだった。しかし、ある人たちには、あの時代は戻るべき黄金時代でもある」とデイヴ・ロウントゥリーはビデオ同曲について語る。

ブラーのドラマー、デイヴ・ロウントゥリーのデビュー・アルバムが完成。レオ・エイブラハムズ(ブライアン・イーノ、ゴーストポエット、ワイルド・ビースツ)をプロデュースに迎えた『レディオ・ソングス』、リリース。

●ブラー(Blur)のドラマーであるデイヴ・ロウントゥリー(Dave Rowntree)は、デビュー・アルバム『Radio Songs』を2023年1月20日、クッキング・ヴァイナル(Cooking Vinyl)よりリリースする。イングランド南東部、エセックスのコルチェスターで育ったデイヴ・ロウントゥリーは、よく父親と一緒にキッチンのテーブルに座り、ラジオ・キットを作っていた。そして、庭に設置したアンテナで世界中の放送局を受信し、異国の言葉や音楽を聴きながら、遠い国の生活を想像していた。「ラジオは僕にとって不変のものだった。僕の人生を安定させる要因の1つだった」とロウントゥリーは振り返る。『Radio Songs』は、エレクトロニックをベースにオーケストラのフリンジを加えたアルバムだ。ロウントゥリーのしっかりとした表現力豊かなヴォーカルによる素晴らしい曲で満たされており、それは、多くの人を驚かせるであろう。彼は長年にわたり、ブラーの多くのアルバムやライヴでバッキング・ヴォーカルを務めてきたが、自らシンガーとしてマイクを握るのはこれが初めてである。プロデュースはレオ・エイブラハムズ(Leo Abrahams:ブライアン・イーノ[Brian Eno]、ゴーストポエット[Ghostpoet]、ワイルド・ビースツ[Wild Beasts])で、ゲイリー・ゴー(Gary Go)とホグニ・イギルソン(Högni Egilsson)が共作。ブダペストでレコーディングされた美しいオーケストレーションが特徴的で、サウンドの広がりと同時に深いパーソナルな印象を与えるアルバムに仕上がっている。
●ブラーのドラマーとしてし知られるデイヴ・ロウントゥリーは、映画やTVの作曲家、ポッドキャスター、軽飛行機のパイロット(およびインストラクター)、弁護士、元労働党議員という多才な面も持っている。「僕はいつもちょっとした放浪者だったんだ。決して満足はしない。果てしない野心家なんだと思う」とロウントゥリーは語る。その野心が、「この数年間、ずっと考え続けてきたアルバムだ」と彼が語る『Radio Songs』の制作へとつながった。ロウントゥリーは明らかにエネルギーに満ち溢れ、様々なことに惹かれる人物である。「ふとした瞬間に、いろんなことに夢中になるんだ」と彼は語る。最近では、「Netflix」のSFシリーズ『The One』、「Bros」のドキュメンタリー映画『After the Screaming Stops』、BBC Oneのテクノロジー犯罪スリラー『The Capture』等の映画やTVの作曲を手掛けている。今後予定されているプロジェクトは、『The Capture』のセカンド・シリーズと、「Disney+」による『War of the Worlds』のサード・シーズンだ。また、彼は共同所有するシーラスSR22(自家用小型飛行機)を毎週飛ばしているが、再結成したブラーと『ザ・マジック・ウィップ(The Magic Whip)』のツアーに参加するため、弁護士としてのパラレルライフは中断している。その代わり、バンドの活動が再び一段落すると、2017年から2021年まで、ノーフォーク郡議会の労働党議員を務めた。「あれは最高だった。僕はローカリズムを情熱的に信じている。ドアをノックし、助けを提供することは、本当にパワフルで素晴らしいことだと思う」と彼は語る。

■More info:Big Nothing
商品詳細
デイヴ・ロウントゥリー
『Radio Songs』


Amazon Music・MP3(2023/1/20)¥1,800
デイヴ・ロウントゥリー『レディオ・ソングス』
Dave Rowntree/Radio Songs

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
COOKCD829J[CD/国内流通仕様]
世界同時発売、付帯物等未定

1. Devil's Island
2. Downtown
3. London Bridge
4. 1000 Miles
5. HK
6. Tape Measure, feat juliyah
7. Machines Like Me
8. Black Sheep
9. Volcano
10. Who's Asking
商品詳細
Blur
『The Magic Whip』


Amazon Music・MP3(2015/4/27)¥1,500
CD(2015/4/28)輸入盤
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The Waeve
『The Waeve』


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デーモン・アルバーン
『The Nearer The Fountain, More Pure The Stream Flows』


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CD(2021/11/12)¥2,750
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