プリテンダーズ、3年ぶりの新アルバム『Relentless』からファースト・シングル公開

プリテンダーズが、9月1日に12作目のスタジオ・アルバム『Relentless』をリリースすると発表し、ファースト・シングル「Let the Sun Come In」を公開しました。

新アルバムのリリースは、2020年の『Hate for Sale』（2020年3月27日MLCニュース参照）以来3年ぶりとなり、デヴィッド・レンチ（コートニー・バーネット／デヴィッド・バーン）がプロデュースした新作は、ロンドンのバッテリー・スタジオで録音されました。

アルバムのタイトル『Relentless』について、クリッシー・ハインドは次のように語っています。
「私は、言葉の様々な意味や由来を見つけるのが楽しくて、“激しさの衰えを見せない” という言葉の定義が気に入ったので、アルバムのタイトルにしました。要するに、“何かをやり続ける” ということで、バンドをやっている人なら誰でも、このまま続けるべきかどうか、いつも疑問に思ってるんじゃないかしら。最初は若さ故に追求していたことが、最終的にはそれを続けていることに疑問を抱くようになるけれど、それがアーティストの人生だし、決して引退せず、絶え間なく続くのよ」

なお、新作のハイライトの一つ「I Think About You Daily」には、12人編成のストリング・セクションがフィーチャーされ、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが指揮を執り、ストリングのアレンジも手掛けました。

クリッシー・ハインドによると、2017年に映画『ファントム・スレッド』のプレミア試写会でジョニーと会った際、会場でオーケストラの生演奏を見たジョニーが、「いつかオーケストラと何かをやりたい」と言っていたため、この曲にストリングスを使うアイディアが持ち上がった時、真っ先にジョニーを選んだとのことです。

バンドは現在、UK／ヨーロッパ・ツアーを行なっており、6月9日以降の公演では、ガンズ・アンド・ローゼズのサポート・アクトとして出演する日程もあります。