2022年の夏、世界最大のロック・バンド「Rockin’ 1000」は、バンドのミュージシャン1,000人が演奏するためのオリジナル曲を、1,000人のソングライターから募集する新プロジェクト「Mission S000ngwriting」を立ち上げました（2022年8月4日MLCニュース）。

その結果、世界中の65,000人以上から応募があり、その中から1,000人が作詞／作曲／編曲／演奏に参加したバンド初のオリジナル曲「How We Roll」が完成し、ブラック・ストーン・チェリーのヴォーカリスト、クリス・ロバートソンをフィーチャーした同曲のミュージック・ビデオが公開されました。

「Rockin’ 1000」の創設者ファビオ・ザッファニーニによると、彼が率いる専門家チームが結成され、昨年10月にイタリアのヴェルディ劇場にレコーディング・スタジオをセットしたものの、3日以内に録音しなければならず、1,000人全員を直接参加させるのが不可能だったため、数百の録音パーツはメールで送信してもらい、招集した約100人のミュージシャンが、2日間にわたりリハーサルを行なったそうです。

「最初にギター伴奏付きのトラックを含むドラフトを作成し、応募者に曲をアレンジして歌詞を書くように依頼しました。1,000 件以上の提案が集まりましたが、その中にはパンク、フォーク、メタル、プログレのヴァージョンなど、あらゆるものが含まれていました。非常に多くの人から集めた資料をまとめるのは時間がかかって大変でしたが、とても興味深いものでした。何百ものヴァージョンを聴くことで、何が功を奏し、何がそうでないのかが分かりました。ブラック・ストーン・チェリーをフィーチャーしたことで曲のクオリティが立証され、我々は喜んでいます。このクレイジーなアイディアに着手した時は、このような結果になるとは思ってもいませんでしたから！」

また、クリス・ロバートソンは次のようにコメントしています。
「僕は、「Rockin’ 1000」の最初のビデオがSNSで広がって以来の大ファンなので、彼らの最初のオリジナル曲で歌えたことは大きな名誉です。皆さんに聴いていただくのが待ちきれません」

なお、「Rockin’ 1000」のミュージシャン1,000人は、ワールド・ツアー「HUMANS WORLD TOUR 2023」の初日となった6月3日、マドリードで初めて同曲をライヴ演奏しています。

Rockin'1000