復帰作から6年、スロウダイヴの新作が完成。5作め『エヴリシング・イズ・アライヴ』リリース。フジロックフェスティバル '23出演

スロウダイヴは今回MLCで初紹介。しかし結成は古く80年代、そこから90年代にかけてクリエイションに所属し、マイ・ブラディ・ヴァレンタインらとともにシューゲイザー・バンドの代表格として支持も厚いバンドでした。90年代に一旦解散するも2014年に再結成、リユニオン後2017年にアルバムをリリースし、今回それ以来の作品となる『エヴリシング・イズ・アライヴ』を9月1日にリリース。その前に、来月にはフジロックにも出演が決定しています。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

復帰作から6年、スロウダイヴの新作が完成。5枚目のアルバム『エヴリシング・イズ・アライヴ』、リリース。FUJI ROCK FESTIVAL '23、出演。

アルバムより、ファースト・シングル「kisses(キッシズ)」のビデオを公開。

スロウダイヴ(Slowdive)は9月1日にデッド・オーシャンズ(Dead Oceans)から発売されるニュー・アルバム『everything is alive』より、ファースト・シングル「kisses」をリリース。ノエル・ポール(Noel Paul)が監督したビデオも公開した。

「今、本当にダークなレコードを作るのは正しいとは思えない。このアルバムは感情的に非常に多彩だが、希望を感じることができる」と、スロウダイヴの最も確かなポップ・モーメントとなるシングル「kisses」について、ニール・ハルステッド(Neil Halstead)は語る。

●記念すべき復帰作から6年、スロウダイヴは2023年9月1日、デッド・オーシャンズよりニュー・アルバム『everything is alive』をリリースする。シューゲイザーの巨人による5枚目のアルバムは、クラシック・バンドが未来に向かって紛れもない声を上げ続けている作品で、慣れ親しんだ内的言語と新しい始まりの高揚感の二重性が含まれる。ここでは、レイチェル・ゴスウェル(Rachel Goswell:Vo/G)、ニール・ハルステッド(Vo/G)、クリスチャン・セイヴィル(Christian Savill:G)、ニック・チャップリン(Nick Chaplin:B)、サイモン・スコット(Simon Scott:Dr)により、その没入感のあるエレメンタルなサウンドが探求される。2023年のスロウダイヴには、彼らの深い歴史に由来する、家族的なエネルギーが感じられる。『everything is alive』は、2020年に亡くなったゴスウェルの母親とスコットの父親に捧げられている。「私たちの何人かには、個人的に深い転換があった。その岐路は、スロウダイヴの音楽が持つ幾重にも重なる感情のテノールに反映されている。『everything is alive』は経験によってヘヴィになっているが、それぞれの音は落ち着いていて、賢明で、必然的に希望に満ちている。そのユニークな錬金術は、悲しみと感謝、地に足のついた感覚と高揚感の両方を微妙に体現している」とゴスウェルは語る。アルバムは、ライター/プロデューサーのハルステッドが自宅でデモを作るところから始まった。モジュラーシンセの実験をしていたハルステッドは、当初、『everything is alive』を「ミニマルなエレクトロニック・レコード」と構想していた。最終的に、バンドの集団的な意思決定によって、彼らの特徴であるリバーブを効かせたギターに回帰したが、最初のコンセプトは作曲にも浸透していた。「僕たちはいつも微妙に違う方向からやってくる。そして、全員が真ん中で出会うところがベストだ」とハルステッドは語り、「私たち5人が部屋に集まれば、何か計り知れないことが起こる」とゴスウェルは加える。数年にわたるレコーディングは、2020年秋に彼らが以前から使った来たスタジオ、コートヤード(Courtyard)で始まり、オックスフォードシャー、リンカンシャーのウォルズへと移動。そして、ニールのスタジオ、コーニッシュ(Cornish)へと戻ってきた。2022年初頭には、ショウンエヴェレット(Shawn Everett:The War On Drugs、Alvays、SZA)を迎え、8曲中6曲のミックスがおこなわれた。

●スロウダイヴは1989年、英レディングにてニール・ハルステッドとレイチェル・ゴスウェルを中心に結成されたシューゲイザー・バンドだ。クリエイション・レコーズ(Creation Records)と契約し、1990年にEP『Slowdive』でデビュー。その後、『Just for a Day』(1991年)、『Souvlaki』(1993年)、『Pygmalion』(1995年)と3枚のアルバムをリリースし、マイ・ブラディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)、ライド(Ride)と共にシーンの中核をなすも、1995年に解散。ハルステッドとゴスウェルはモハヴェ3(Mojave 3)等で活動を続けていく。2014年、バンドはTwitterを開設し、再結成をアナウンス。ツアーをおこない、フジロック他、各国のフェスティヴァルにも出演する。2017年、22年振りとなるシングル「Star Roving」を経て、セルフ・タイトルのフォース・アルバム『Slowdive』をデッド・オーシャンズよりリリース。アルバムは高い評価を博し、全英チャート16位/全米チャート50位を記録した。

■More info:Big Nothing

【アルバム情報
スロウダイヴ『エヴリシング・イズ・アライヴ』
Slowdive/Everything Is Alive

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
DOC232JCD[CD]
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、その他付帯物未定

商品詳細
Slowdive
『everything is alive』


Amazon Music・MP3(SEP 01 2023)¥1,200
1. shanty
2. prayer remembered
3. alife
4. andalucia plays
5. kisses
6. skin in the game
7. chained to a cloud
8. the slab
商品詳細
スロウダイヴ
『Slowdive』


Amazon Music・MP3(MAY 05 2017)¥1,200
CD(2017/5/5)輸入盤
商品詳細
スロウダイヴ
『Just for a Day』


Amazon Music・MP3(SEP 02 1991)¥2,700
CD(2010/8/24)輸入盤
商品詳細
スロウダイヴ
『Souvlaki』


Amazon Music・MP3(NOV 05 2010)¥2,700
商品詳細
スロウダイヴ
『Pygmalion』


Amazon Music・MP3(FEB 06 1995)¥1,800
CD(2010/8/24)輸入盤
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