スロウダイヴ、9/1発売の新作『エヴリシング・イズ・アライヴ』より「skin in the game」公開、フジロック '23にも出演

前回MLCで初紹介したスロウダイヴ(6月21日MLCニュース参照)は、リユニオン後2017年にアルバム以来の6年ぶりの作品となる『エヴリシング・イズ・アライヴ』を9月1日にリリースします。同作よりシングル「skin in the game」を公開。間も無く開催のフジロック '23への出演も決定しています。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

スロウダイヴ、9月1日発売のニュー・アルバム『エヴリシング・イズ・アライヴ』より、シングル「skin in the game」を公開。フジロックフェスティバル '23、出演。

「素晴らしいシューゲイザーの曲を書くのは、いまだにとてつもなく難しい。そして、スロウダイヴは、この儚いアートの達人であり続けている」- Pitchfork
「『kisses』はスロウダイヴのファンが望む全てだ」- Stereogum
「スロウダイヴが最も得意とするものへの至福の再入門」- Consequence

スロウダイヴ(Slowdive)は9月1日にデッド・オーシャンズ(Dead Oceans)からリリースされるニュー・アルバム『everything is alive』から新曲「skin in the game」をリリースした。リード・シングル「kisses」に続く同曲は、おぼろげで儚く、ニール・ハルステッド(Neil Halstead)のヴォーカルが霞の中から鮮やかに浮かび上がる。そして、「知りたくもない、君も言わないだろ。だって、君は言わないし僕も訊きはしないから」と彼は歌う。

FUJI ROCK FESTIVAL '23、出演[7月29日(土)レッド・マーキー・ステージ]

●記念すべき復帰作から6年、スロウダイヴは2023年9月1日、デッド・オーシャンズよりニュー・アルバム『everything is alive』をリリースする。シューゲイザーの巨人による5枚目のアルバムは、クラシック・バンドが未来に向かって紛れもない声を上げ続けている作品で、慣れ親しんだ内的言語と新しい始まりの高揚感の二重性が含まれる。ここでは、レイチェル・ゴスウェル(Rachel Goswell:Vo/G)、ニール・ハルステッド(Vo/G)、クリスチャン・セイヴィル(Christian Savill:G)、ニック・チャップリン(Nick Chaplin:B)、サイモン・スコット(Simon Scott:Dr)により、その没入感のあるエレメンタルなサウンドが探求される。2023年のスロウダイヴには、彼らの深い歴史に由来する、家族的なエネルギーが感じられる。『everything is alive』は、2020年に亡くなったゴスウェルの母親とスコットの父親に捧げられている。「私たちの何人かには、個人的に深い転換があった。その岐路は、スロウダイヴの音楽が持つ幾重にも重なる感情のテノールに反映されている。『everything is alive』は経験によってヘヴィになっているが、それぞれの音は落ち着いていて、賢明で、必然的に希望に満ちている。そのユニークな錬金術は、悲しみと感謝、地に足のついた感覚と高揚感の両方を微妙に体現している」とゴスウェルは語る。アルバムは、ライター/プロデューサーのハルステッドが自宅でデモを作るところから始まった。モジュラーシンセの実験をしていたハルステッドは、当初、『everything is alive』を「ミニマルなエレクトロニック・レコード」と構想していた。最終的に、バンドの集団的な意思決定によって、彼らの特徴であるリバーブを効かせたギターに回帰したが、最初のコンセプトは作曲にも浸透していた。「僕たちはいつも微妙に違う方向からやってくる。そして、全員が真ん中で出会うところがベストだ」とハルステッドは語り、「私たち5人が部屋に集まれば、何か計り知れないことが起こる」とゴスウェルは加える。数年にわたるレコーディングは、2020年秋に彼らが以前から使った来たスタジオ、コートヤード(Courtyard)で始まり、オックスフォードシャー、リンカンシャーのウォルズへと移動。そして、ニールのスタジオ、コーニッシュ(Cornish)へと戻ってきた。2022年初頭には、ショウンエヴェレット(Shawn Everett:The War On Drugs、Alvays、SZA)を迎え、8曲中6曲のミックスがおこなわれた。

●スロウダイヴは1989年、英レディングにてニール・ハルステッドとレイチェル・ゴスウェルを中心に結成されたシューゲイザー・バンドだ。クリエイション・レコーズ(Creation Records)と契約し、1990年にEP『Slowdive』でデビュー。その後、『Just for a Day』(1991年)、『Souvlaki』(1993年)、『Pygmalion』(1995年)と3枚のアルバムをリリースし、マイ・ブラディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)、ライド(Ride)と共にシーンの中核をなすも、1995年に解散。ハルステッドとゴスウェルはモハヴェ3(Mojave 3)等で活動を続けていく。2014年、バンドはTwitterを開設し、再結成をアナウンス。ツアーをおこない、フジロック他、各国のフェスティヴァルにも出演する。2017年、22年振りとなるシングル「Star Roving」を経て、セルフ・タイトルのフォース・アルバム『Slowdive』をデッド・オーシャンズよりリリース。アルバムは高い評価を博し、全英チャート16位/全米チャート50位を記録した。

■More info:Big Nothing

【アルバム情報
スロウダイヴ『エヴリシング・イズ・アライヴ』
Slowdive/Everything Is Alive

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
DOC232JCD[CD]
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤用アートワーク(別カラー)、その他付帯物未定

商品詳細
Slowdive
『everything is alive』


Amazon Music・MP3(SEP 01 2023)¥1,200
1. shanty
2. prayer remembered
3. alife
4. andalucia plays
5. kisses
6. skin in the game
7. chained to a cloud
8. the slab
商品詳細
スロウダイヴ
『Slowdive』


Amazon Music・MP3(MAY 05 2017)¥1,200
CD(2017/5/5)輸入盤
商品詳細
スロウダイヴ
『Just for a Day』


Amazon Music・MP3(SEP 02 1991)¥2,700
CD(2010/8/24)輸入盤
商品詳細
スロウダイヴ
『Souvlaki』


Amazon Music・MP3(NOV 05 2010)¥2,700
商品詳細
スロウダイヴ
『Pygmalion』


Amazon Music・MP3(FEB 06 1995)¥1,800
CD(2010/8/24)輸入盤
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