エリック・クラプトン、北米ツアー初日にロビー・ロバートソンを追悼

エリック・クラプトンが9月8日、ペンシルヴェニア州ピッツバーグのPPGペインツ・アリーナで公演を行ない、北米で5公演を行なう短いツアーがスタートしました。

クラプトンはこの日、8月9日に他界したザ・バンドのロビー・ロバートソン（8月17日MLCニュース）を追悼し、公演のオープニングでザ・バンドの「The Shape I’m In」と「It Makes No Difference」をカヴァーしました。ファンが撮影したライヴ映像がいくつか公開されています。

クラプトンは1994年、ザ・バンドが「ロックの殿堂」入りを果たした際にスピーチを行ない、2019年に公開されたザ・バンドのドキュメンタリー『Once Were Brothers：Robbie Robertson and The Band』（邦題『ザ・バンドかつて僕らは兄弟だった』）では、ザ・バンド1968年のデビュー・アルバム『Music From Big Pink』が自分の人生を変えたと語っていました。

なお、クラプトンは9月23日と24日の2日間、2019年以来となる「Crossroads Guitar Festival」を開催し、ジョー・ボナマッサ、ZZトップ、スティーヴン・スティルス、シェリル・クロウ、マーカス・キングをはじめとする多数の豪華アーティストが出演する予定です。

Eric Clapton's Crossroads Guitar Festival 2023