ローリング・ストーンズ、未公開写真集『The Rolling Stones：Icons』発売

本書には、写真家のテリー・オニール（2019年11月19日MLCニュース）がマンハッタンの一角ティン・パン・アレー（Tin Pan Alley）で撮影した新人時代のストーンズから、マイケル・ブレナンが撮影した70年代のクリエイティヴな絶頂期の写真、グレッグ・ブレナンが撮影した21世紀のスタジアム・ツアーの写真に至るまで、バンドの注目すべきキャリアの節目となる多くの瞬間が記録されており、フォトグラファーたちが写真のアイディアや思い出について綴っています。

フォトグラファーの中には、リンダ・マッカートニーや、ストーンズのビル・ワイマンも含まれ、音楽ジャーナリストのハーヴェイ・キューバニックが執筆した前書きには、ワイマンとのインタヴューが引用されています。

「僕らが撮影した最初の写真は白黒が通常でした。イギリスでは1968 年までカラーTVがなかったため、TVも最初の6年間はすべて白黒で、『Ready, Steady Go!』のような番組もすべてモノクロで撮影されていました。ストーンズの映像も白黒で、サウンド的にもモノラルのバンドだったので、僕らは常にモノラルの雰囲気をミックスしようと努め、練習に明け暮れ、最初は小さなクラブで演奏していました。その学習プロセスと見習い期間のすべてを経験し、金持ちや有名になること、キャリアやレコード制作、TV出演、アメリカ・ツアーなど考えないことからスタートしたのです。初期に撮影されたステージ写真を見ると、僕ら全員が寄り添っていたことがわかります」

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※サンプル誌面あり。