「TBSドキュメンタリー映画祭2024」全国6ヵ所で3月開催。坂本龍一作品やミスター・ビッグ作品も


TBSドキュメンタリー映画祭
世界を震撼させたイスラム国、その危険思想は”生きていた”。
世界の紛争地域を飛び回る 須賀川拓(ジャーナリスト)監督最新作!
『BORDER 戦場記者 × イスラム国』
TBSドキュメンタリー映画祭2024 で上映決定!!
──本気の人間は面白い!──
第4回の開催となる映画祭では、⼈種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから⾒るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や⾝体的な障害など、多様な⽣き⽅や新たな価値観を⾒出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って上映作品を選出。
この度、同映画祭ソーシャル・セレクションの追加ラインナップとして、中東を中⼼に世界中を⾶び回り、現在TBS系報道番組「NEWS23」専属ジャーナリストも務める、須賀川拓(ひろし)の監督最新作『BORDER 戦場記者 × イスラム国』の上映が決定!
国内でも紛争に対する関心が高まっている昨今。2022年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻してから間もなく2年が経過するが、今なお激しい戦いが繰り広げられている。加えて、2023年の10月には、パレスチナのガザ地区に拠点を置くイスラム組織ハマスとイスラエルが衝突。多くの民間人が命を失う、凄惨な戦いが続いている。中東地域の情勢不安は拡大していて、世界のエネルギー供給や安全保障の考え方にまで、影響がおよび始めている。戦争は、今を生きる我々にとっても、身近に起こっている難題なのだ。しかし、それらの実情を知ることは簡単にはできない。
須賀川拓は2019年から2023年まで、JNN外信部中東支局長として、レバノン、イラン、イスラエル、アフガニスタンといった中東各国を取材。また、ウクライナへの取材など、紛争地に生きる一般市民の声を積極的に発信し続ける日本人ジャーナリストである。TBSドキュメンタリー映画祭へは、2021年「大麻と金と宗教 ~レバノンの“ドラッグ王”を追う」、2022年「戦争の狂気 中東特派員が見たガザ紛争の現実」、2023年「アフガン・ドラッグトレイル」と映画祭開催以降、毎年新たな映画として発表し続けている。2022年には、国際報道で優れた業績をあげたジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞している。同年には、初の全国公開となった監督作、ドキュメンタリー映画『戦場記者』(KADOKAWA配給)を発表した。
この度、「TBSドキュメンタリー映画祭2024」では、イスラム国家樹⽴のためならば、非道なテロをもためらわない過激派組織イスラム国の“いま”を追いかけた最新作『BORDER 戦場記者 × イスラム国』の上映が決定した。
本作では、シリア奥深くの砂漠にある難民キャンプを取材。壊滅したと思われている過激派組織イスラム国、その極めて危険な思想にいまだ共鳴する人々がいる現実を映し出す。須賀川は、「戦争は、長引けば長引くほど悲惨だ。多くの人が死ぬのに、その悲惨な現実への関心は薄れていく。『私たちのことを忘れないでください』これが戦地からの悲痛なメッセージだ。戦争の負の遺産を先進国に住む私達が知ることで、未来の誰かが救われるかもしれない」と本作に込めた思いをコメント。
境界=BORDERはどこにでも存在する。それは空から見える時もあれば、地面に降りれば見えてくる物理的なものもあるが、それだけではない。貧困の差、権力間闘争、民族、宗教、犯罪など、世界中に存在する日常と非日常を隔てた境界=BORDERを取材し、その目で見て伝えることに意味があるはずだ。世界中で戦争が勃発し、難民の数は実に1億人を超えた。世界の人口の74人に1人が紛争や暴力、迫害などによって故郷を追われている。そんな混沌とした今だからこそ、戦火から遠く離れた国で暮らす我々にも一石を投じる『BORDER 戦場記者 × イスラム国』に、ぜひ注目してほしい。
同作をはじめ、ここでしか観られない良作ドキュメンタリー勢揃いの「TBSドキュメンタリー映画祭2024」は、2024年3月15日(金)より全国6都市にて順次開催。
●TBSドキュメンタリー映画祭2024
公式サイト
〈開催概要〉
★東京= 会場:ヒューマントラストシネマ渋谷 |日程:2024年3月15日(金)~3月28日(木)
★大阪= 会場:シネ・リーブル梅田 |日程:2024年3月22日(金)~4月4日(木)
★名古屋= 会場:センチュリーシネマ |日程:2024年3月22日(金)~4月4日(木)
★京都= 会場:アップリンク京都 |日程:2024年3月22日(金)~4月日(木)
★福岡= 会場:キノシネマ天神 |日程:2024年3月29日(金)~4月11日(木)
★札幌= 会場:シアターキノ |日程調整中
作品ラインナップの一部をご紹介!
「ソーシャル・セレクション」
現代を取り巻く重要なテーマを考える重要なテーマに迫る
『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』
“森の国”日本 放置された末に今、「守り人」たちは……。
日本の国土の約7割は森林だ。かつて人々は街ではなく森に通い、色々なものを享受してきた。だが現在は森が放置され、獣害や土砂崩れのリスクも高まっている。広葉樹はナラ枯れが広がり、針葉樹は手入れすら行われず、一斉に切っても植え替えはわずか3割。日本の森を見守る「守り人」たちは今……。
監督:川上敬二郎
『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』
“森の国”日本 放置された末に今、「守り人」たちは……。
日本の国土の約7割は森林だ。かつて人々は街ではなく森に通い、色々なものを享受してきた。だが現在は森が放置され、獣害や土砂崩れのリスクも高まっている。広葉樹はナラ枯れが広がり、針葉樹は手入れすら行われず、一斉に切っても植え替えはわずか3割。日本の森を見守る「守り人」たちは今……。
監督:川上敬二郎
「ライフ・セレクション」
家族の形や身体的な障害など多様な生き方や新たな価値観を描く。
ママが2人いる…丁寧に話したい、もう後悔したくないから
久保田智子は、子どもを授かることができず、2019年に特別養子縁組で新生児を家族に迎えた。「ママとパパが大好き」。そう笑う2歳になった娘に、久保田は「もう一人、生みの母もいるんだよ」と話しかける。“真実告知” という、子どもに出自を伝える時期に入ったのだった。娘にちゃんと話したい。久保田はある後悔から、強くそう思っていた。家族の過去と向き合い、産んでも育てられなかった女性との交流を重ね、たどり着いた“真実”と伝え方とは……。
監督:久保田智子
『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』
鑑賞後もあなたは、ハーレム教団と呼びますか?
1980年、10人 の 女 性 が 突 如 姿 を 消 し た と報道される。謎の集団「イエスの方舟」 の 主催者・千石剛賢が、美しく若い女性を 次々と入信させハーレムを形成しているというのだ。日本中が騒然、千石が不起訴となり騒動は一応の終止符が打たれる が、彼女たちの共同生活は44年たった今も続いていた……。
監督:佐井大紀
「カルチャー・セレクション」
五感を司る表現者たちやテーマを通し、新たな感性に出会う。
ありがとう先生!ご飯作って食べるのがメッチャ楽しくなりました。
「一汁一菜」、ご飯を中心に味噌汁と簡単なおかずで構成する和食のスタイル。土井は、日々の食事はこれで十分と提案し、料理を億劫に感じていた人の心を軽くする。味噌汁は出汁をとらなくてもいいし、具材に何を入れてもいい。作りやすいレシピの紹介で人気の “土井先生” だが、いま、レシピから離れる大切さを説く。料理する全ての人を応援したい……生き辛さを抱える時代に新たな暮らしの哲学を模索する料理研究家の情熱を見つめる。
監督:沖 倫太朗


BURRN! PRESENTS ALL ABOUT MR.BIG〈シンコー・ミュージック・ムック〉
MUSIC・2023.10.23
10/31発売 MR.BIG、これまでの日本でのライヴの記録をまとめた1冊!〜『BURRN! PRESENTS ALL ABOUT MR.BIG』
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