あなたは、どっち派? 「ボストン」か「フォリナー」か? アンケート結果発表!!

新刊『ボストン/フォリナー 幻想と栄光の旅路』発売記念として実施した、“あなたは、どっち派? 「ボストン」か「フォリナー」か?” アンケートでしたが、大変多くの皆さんにご回答いただきまことにありがとうございました! 数百に及ぶほどの回答の多さは正直予想しておらず、景品がなくとも「面白そうだからとりあえずやってみた」的な書き込みの多さに、こちらとしても大変やりがいを感じております!! というわけで、早速回答の結果をどうぞ!
MUSIC LIFE CLUB 特別WEB企画

あなたは、どっち派?
「ボストン」か「フォリナー」か?
まずは基礎的質問から──性別、年代

まずは基礎データ的な質問から。最初に「性別」と「年代」をお答えいただきました。結果は以下の通りで、性別については圧倒的に男性が多数。で、年代調べでは70〜80年代のリアルタイマー世代が超圧倒! 50代・60代のふた世代で100%近くに達し、わずかながら40代と70代の方も。そして回答してくださった方で30代以下はなんとゼロ!──でもそりゃそうか。

●性別

男性 85%
女性  15%

●年代

〜10代 0%
20代 0%
30代 0%
40代 3%
50代 44%
60代 52%
70代以上 1%
「両方好き!」で世代がバレる? ボストン派/フォリナー派
そして今回のアンケートの出発点となった、「ボストン派/フォリナー派、あなたはどちら?」な質問。そもそもこの二者が対立していたわけではなし、派閥という言葉自体にニュースでうんざりさせられている昨今ですが、まあこの二者ならどちらの方がお好きですか?くらいのニュアンスでお聞きし、そしてそうお答えいただいた様子です。当然両方お好きな方もいらっしゃるだろうから「もちろん両方!」という項目を追加したら、以下の通り。多数派はフォリナーでしたね。ボストンの方が人気かな?と思っていましたが、やはり何しろ寡作なバンド/人なので、話題になる機会自体が少なかったのが響いたのではないでしょうか。そして3割ぐらいの方は両方お好き、と。こちらはきっと例外なく “世代” の方たちなんでしょうね。

●あなたはボストン派? それともフォリナー派?

もちろんボストン! 19%
いやいやフォリナーでしょ! 52%
もちろん両方です 29%

─────────────

ボストン/フォリナー、それぞれの “聴きどころ”
ここからはもう、ボストンとフォリナーそれぞれへの、みなさんの「好き!」な気持ちが渦巻いております。個々の作品の人気は、ボストンについては「まあそうなるよね」な大方予想通り、フォリナーは比較的作品数が多く決定盤については意見が分かれた感じでしょうか。

ボストン/フォリナー、それぞれのお好きな曲もお聞きしましたが、ご記入いただいたみなさんの表記がまちまちでまとめきれず……。やはりある程度の曲に集中していたこともあり、それぞれ目立ったところをいくつかピックアップしました、なにとぞご了承ください! これは今回の反省点、次回別なアンケートの際には生かしたいと思います。

そしてたくさんのコメントをいただきましたが、すべて掲載できず申し訳ありません!! 以下なるべく引用させていただきます。

●ボストン派のあなたが好きなアルバムは?

『幻想飛行/ Boston』(1976年) 31%
『ドント・ルック・バック/ Don't Look Back』(1978年) 31%
『サード・ステージ/Third Stage』(1986年) 17%
『ウォーク・オン/Walk On』(1994年),『ライフ、ラブ&ホープ/ Life, Love & Hope』(2013年) 9%
『コーポレイト・アメリカ/Corporate America』(2002年) 5%
『ライフ、ラブ&ホープ/ Life Love & Hope』(2013年) 6%
その他のアルバム 1%
●ボストンのどういうところが好き?
緻密な音造りが最高ですね!(funkyricky)、当時では斬新だった音の構成、メロディ―ライン。衝撃的だった。(森田 次一)、曲とアレンジ。ギター。ボーカル。(アキヅキ)、サウンドが爽やかで、ブラッドリーの温かみのある声が好き。ライブはアンコールを何回も演奏してくれて、一所懸命なのが伝わって感激した。(まるゆ(田代由美子))、トム・ショルツがとことん拘った曲、及び音作り(kuni)、抜けるようなトム・シュルツのギター!わかりやすい歌詞!(タニカワヨウイチ)、メロディアスでスペイシーな音(こぢ)、鳥肌モノのスペイシーサウンドとギターオーケストレーション(土屋英規)、ボストンのギターが特に好き!(はるちゃん)、壮大なメロディそして繊細さを兼ね備えたボーカルの声、Amanda等物語のよう??ああ素敵(工藤弥生)、メロディックなギターの分厚い多重録音(ボストン派)。(まんちゅう)、ドラマチックな曲展開。(佐藤 英康)、華麗なオーケストレーションによる圧倒的な人工美(cohiba)、あの重厚なギターサウンドがたまりません!(Aquamarine)、ボストン:曲自体の良さに加えて、あの当時でのサウンドの完成度の高さ(アグネスラム夫)、ひとつの作品を時間をかけて丁寧につくるところ。(koh)、日本人好みの分かりやすいキャッチーなメロディーと拘りのギターオーケストレーション(あまのあまんだ)など。

●ボストンで好きな曲は
「Amanda」「Don't Look Back」「A Man I'll Never Be」「More Than A Feeling」「Living for you」、選びきれない、本当、沢山有りすぎ、など

●フォリナー派のあなたが好きなアルバムは?

『栄光の旅立ち/Foreigner』(1977年) 16%
『ダブル・ヴィジョン/Double Vision』(1978年) 21%
『ヘッド・ゲームス/Head Games』(1979年) 17%
『4/4』(1981年) 3%
『プロヴォカトゥール(煽動)/Agent Provocateur』(1984年) 8%
『インサイド・インフォメーション/Inside Information』(1987年)  7%
『アンユージュアル・ヒート/Unusual Heat』(1991年) 2%
『Mr.ムーンライト/Mr. Moonlight』(1994年) 3%
『キャント・スロー・ダウン/Can't Slow Down』(2009年) 2%
その他のアルバム 1%
●フォリナーのどういうところが好き?
ルーの声(おかこ)、キャッチ-なところ(kota)、メロディ、アレンジの格好良さ。 そして何よりもイアン・マクドナルドの存在!(KCDB)、すべて(Bill Wyman)、ルー・グラムのボーカル ミック・ジョーンズのギターリフ(たっちゃん)、どのアルバムも楽曲がとても良いからです(Cozyozzy)、メロディアスな演奏(Georko)、クオリティの高い楽曲の数々。オリジナルメンバーがいなくても名曲が一人歩きしている。(toyo)、メロディ(バート)、哀愁のメロディと熱い歌唱(reiG)、キャッチーでありながらハードロックな曲調とルー・グラムと声質が好きです。(サザはま)、いい曲が多いい!(浮浪雲)、ルーさま歌声っすよ~~(ミラりん)、曲が素晴らしい!(ノリスケ)、ハードでいてキャッチーなメロディー、ブリティッシュとアメリカンロックの融合的な旋律も堪りません。(ノブメタル)、バラードが泣ける(犬神)、ギターサウンド(向居誠)、ルー・グラムの声が、好き(小川 真紀子)、曲がいいのと、ルー・グラムのボーカルが大好きです。(けーこ)、ボーカル、イントロ、カッコいいサビ、独特なサウンド(ZEN)など!

●フォリナーで「好きな曲」は
「Blue Morning, Blue Day」「Head Games」「Hot Blooded」「Urgent「Waiting For A Girl Like You」「Jukebox hero」、沢山あって絞れない、など
●両方派の意見も
キャッチャーなメロディー ギターサウンド(ピラーノ)、曲が素晴らしい!(DioMetal)、メロディアスなロック・サウンド、ヴォーカリストの魅力(EyeOfTheLion)、Tom Scholzの才能とLou Grammの歌声(ぷちわに)、とにかくメロディアス。ともにレスポールのギターサウンドがたまらないが、特にトム・ショルツの音には多大なる影響を受けました。(いさぼー)、メロディーかな(Masa1205)、ハイトーンボイス(トム)、フォリナーのメンバー、特にキングクリムゾン出のイアンマクドナルドと泣いているような歌いかたのルーグラムが最高??(加藤富男)、、メロディアスかつロックな楽曲。(りくさく)、メロディ(いっちゃん)、全員顔が良い(吉田聡志)、ボストン/12弦ギター フォリナー/ボーカル(はいたい)、トムのギター構成力/ルー・グラムのボーカル(かしみーる)、曲の良さ。(武藤 克典)、曲が良い(バンドオブジョイ)、ボーカルの声の良さと、もちろん曲も!(えの)、簡単に言うとメロディーがいいのと軽快なギターリフとコーラス(H'z)、良いメロディーとバンドアンサンブル(K)、両方、コンサートは2回行った!ロックもバラードも最高(ハルくん)、Bostonはシンセ フォリナーはサックスフォン(advandobuya)、ボストンは繊細でオーケストラの様な重厚かつ明快なメロディライン。フォリナーはややヘビィだが軽さもあり、ちとソウルフル。ルー・グラムの声質を活かしたメロディ。両バンドとも今聴いても新しく感じる個性がある。(那須幸博)、ポップ(Y爺)など!

─────────────

そして最後に、参考までにお聞きした「同時代に活躍したライバルのうち、あなたが特にお好きなグループは?」では、ジャーニー=43%、スティクス=22%、カンサス=18%、R.E.O.スピードワゴン=17%という結果に。これはまあ順当な結果という感じではないでしょうか。

ということで、今回は非常にたくさんの方にご回答いただき、重ね重ねありがとうございました! いただいた貴重なご意見は今後の本作り/サイト作り/イベント開催に活かしてまいります。またすぐ同様のアンケート企画を実施しますので、どうぞお気軽にお答えください。ではまた! アディオース!

商品情報
ボストン 
『幻想飛行』


Amazon Music・MP3(AUG 25 1976)¥1,800
CD(2013/3/6)¥1,727

 
商品情報
ボストン 
『ドント・ルック・バック』


CD(2013/3/6)¥1,727

 
商品情報
フォリナー
『Double Vision:Then and Now - Live Unreleased Celebrating The 40th Anniversary』


CD(2019/11/15)輸入盤
商品詳細
フォリナー 
『Foreigner : The Complete Atlantic Studio Albums』


7CDs(2014/10/14)輸入盤
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