50年代後半にジョン・レノンが結成したビートルズの前身バンド、クオリーメン（Quarrymen）でピアノを演奏していたジョン・“ダフ”・ロウ（John ‘Duff’ Lowe）が2月22日、81歳で死去しました。

ビートルズの歴史研究家、マーク・ルイソンがSNSで訃報を伝えていますが、死因などの詳細は発表されていません。

ロウは、上記2曲をレコーディングした後に脱退し、1959年にはドラマーのハントンが脱退、クオリーメンは1960年からジョン、ポール、ジョージ、スチュアート・サトクリフ、ピート・ベストの5人体制で「ザ・ビートルズ」として活動するようになりました。

ビートルズ解散後、クオリーメンは何度か再結成し、ロウは1994年にクオリーメンのメンバーだったロッド・デイヴィスとアルバム『Open for Engagements』を録音、同作は1995年にクオリーメンの名義でリリースされました。

ロウは1997年以降、クオリーメンの公式メンバーではありませんでしたが、デイヴィスとレン・ギャリー、コリン・ハントンらとツアーを続け、2017年までジョン・レノンのオリジナル・クオリーメンとしてビートルズのイベントで演奏していました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。