アメリカのジェリー・ベックリー、6月発売の新ソロ作から「Crazy」公開

1970年に結成されたロック・バンド、アメリカのジェリー・ベックリーが、6月28日にセルフ・タイトルの新ソロ・アルバム『Gerry Beckley』をリリースすると発表し、同作から「Crazy」を公開しました。

プレスリリースによると、新アルバムの音楽は、トム・ペティの『Wildflowers』や、英ポップ・ロック・バンドのThe 1975をはじめ、様々な情報源からインスパイアされているそうで、ベックリーは次のように語っています。

「僕には、物事を何層にも重ねて行なう傾向があってね。“ウォール・オブ・サウンド” の世界に戻って、より多くのエコーを使い、それを更に大きくしたんだ。最初はそう聴こえないかもしれないけど、ヘッドフォンで聴くと、曲に功を奏している些細な事に気づくよ」

なお、ベックリーはアルバムの全12曲で大半の楽器を演奏していますが、ベーシストのジェイソン・シェフ（元シカゴ）や、ギタリストのスティーヴ・フェケテ、ドラマーのブライアン・ヤング、バックヴォーカリストのジェフ・ラーソンとブライアン・アイケンバーガーが参加したほか、長年の音楽仲間であるニック・レーンとマット・コムズが、それぞれホーンとストリングのパートをアレンジしています。