ザ・ビーチ・ボーイズ、究極の年代記『The Beach Boys by The Beach Boys』4月発売

バンド唯一の公式本である本書には、408ページにわたり、カリフォルニア州ホーソーンのガレージ・バンドから世界的に有名なバンドへと驚異的に成長した過程が描かれ、1961年のデビュー・シングル「Surfin」のリリースから、1980年にワシントンD.C.で50万人以上の観客を動員した独立記念日のコンサートまでの歴史が網羅されています。

ブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディン、デニス・ウィルソン、カール・ウィルソン、ブルース・ジョンストンのインタヴューのみならず、故カール・ウィルソンとデニス・ウィルソンのアーカイヴ・テキストを通じ、バンドのユニークなサウンド、複雑なハーモニー、センセーショナルなライヴショー、革新的な録音技術により、ビーチ・ボーイズがいかにしてアメリカの文化構造に織り込まれ、世界中の何世代ものミュージシャンに影響を与えたのかについて、貴重な写真や資料と共に綴られており、ブライアン・ウィルソンは、次のようにコメントしています。

「音楽には愛があり、2歳であろうが92歳であろうが、人々はその愛に共感することができます。私にとって音楽は愛そのものであり、愛は私が伝えたいメッセージなのです。 私の音楽で人々がそれを感じてくれることを願っています。そうすれば、苦労も報われます」

また本書には、1965年の『Summer Days（And Summer Nights!!）』や1966年の『Pet Sounds』といった象徴的アルバム・セッションのアウトテイク写真や、『Smile』『20/20』などのレコーディングの舞台裏写真、未公開ネガ、ツアー・ポスターとプログラム、手書きのメモと歌詞、新聞の切り抜き、アルバム広告、スタジオ資料なども掲載されており、ビーチ・ボーイズの音楽に関わり、影響を受けたピーター・ブレイク、リンジー・バッキンガム、エリック・クラプトン、エルヴィス・コステロ、レイ・デイヴィス、ボブ・ディラン、デフ・レパード、デヴィッド・リー・ロス、ジム・カー、ロジャー・マッギン、グラハム・ナッシュ、ジミー・ペイジ、カーリー・サイモン、ピート・タウンゼント、ルーファス・ウェインライト、トム・ヨークらが寄稿者に名を連ねています。

ジェネシス・パブリッシング商品ページ（誌面画像多数）