ライド、3/29発売の新作『インタープレイ』よりサード・シングル「Monaco」リリース。FUJI ROCK FESTIVAL'24出演

ライド（Ride）は、3月29日にウィチタ・レコーディングス（Wichita Recordings）／PIASからリリースされる7枚目のスタジオ・アルバム『Interplay』から「Monaco」を発表した。この曲は「Peace Sign」「Last Frontier」に続く同アルバムからのサード・シングルとなる。新曲「Monaco」では、フロントマンのマーク・ガードナー（Mark Gardener）による力強い歌詞と、氷のように冷たく、連打されるシンセ・ロックの激しさがマッチする。

「バッキング・トラックは、初期の「Ox4 Sound」でのセッションで作ったものだ。その時、ジャムやアイデアを地名に見立てて、“Monaco” というデモ・ネームをつけた。ある晩、「Ox4 Sound」でのレコーディング・セッションの最中、メンバーは全員退散し、僕はプロデューサーのリッチー・ケネディ（Richie Kennedy）とエンジニアの3人だけでそこにいた。僕は、エネルギー料金の高騰やその他もろもろ、現在の経済情勢の中で誰もが打ちのめされていると感じていることについて、ある文章を書いていた。それは、生きるために働くのではなく、働くために生きなければならなくなっている、というものだった。この曲は、僕らがいかに粉々に打ち砕かれ、常に経済的なプレッシャーにさらされているかという気持ちを反映したもので、まだ闘う力があるうちに、このような事態に立ち向かおうという呼びかけだ。“Monaco” は、金持ちのバブルに住む少数の人々の狂気に対する曲なので、皮肉なタイトルとして残った」とマーク・ガードナーは語る。

★RIDE、FUJI ROCK FESTIVAL'24、出演決定。

●英オックスフォードの伝説的シューゲイザー、ライド（Ride）は、2024年3月29日にウィチタ／PIAS（Wichita／PIAS）よりニュー・アルバム『Interplay』をリリースする。このアルバムはバンドにとって7枚目のアルバムであり、2015年の再結成以来3作目となる。プロデューサー、リッチー・ケネディ（Richie Kennedy）により、主にバンド自身のスタジオ、OX4でレコーディングされたこのアルバムは、初期の作品にあった熱狂的なギターのアタック、催眠術のようなグルーヴ、ドリーミーなメロディを、華麗なシンセ、サイケデリック・フォーク、エレクトロニック・ビート、ノワール・ポップのサウンドスケープなど、より広がりのある音のテンプレートに置き換えることで、グループがすべての点と点を結んだサウンドへと仕上がっている。

●ライドは1988年、英オックスフォードで結成。メンバーはマーク・ガードナー（Mark Gardener：G／Vo）、アンディ・ベル（Andy Bell：G／Vo）、スティーヴ・ケラルト（Steve Queralt：B）、ローレンス・コルバート（Laurence Colbert：Dr）の4人。1990年にクリエイション（Creation）よりデビュー・アルバム『Nowhere』をリリース。1992年のセカンド・アルバム『Going Blank Again』、1994年のサード・アルバム『Carnival of Light』はそれぞれUKチャートの5位を記録しヒットするも、1996年の4枚目のアルバム『Tarantula』のリリースを前に解散。2001年の一時的な再結成を経て、2014年に本格的な活動を再開する。2017年には21年振りとなるアルバム『Weather Diaries』をウィチタ・レコーディングス（Wichita Recordings）よりリリース（UKチャート11位）。2019年には6枚目のアルバム『This Is Not a Safe Place』（UKチャート7位）をリリースした。

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