ビートルズ1970年のドキュメンタリー『Let It Be』、5月8日からDisney+で配信

ビートルズの公式インスタグラム、4月13日の投稿。この時点では、まだ全てを説明せず。

 

ビートルズ1970年のドキュメンタリー映画『Let It Be』のリマスター版が、海外では5月8日からDisney+で配信されることになりました。
マイケル・リンゼイ=ホッグが監督した本作は、ビートルズとバンド最後のアルバム『Let It Be』を生み出した激動の時代を描いた作品で、これまで50年以上も公式に再公開されていませんでした。

今回のリマスター版では、オリジナル映画の未公開映像を基にした2021年のドキュメンタリー・シリーズ『Get Back』(3部構成)の監督ピーター・ジャクソン(2021年6月23日12月16日MLCニュース参照)のチームが、同作と同じ手法でレストアを手掛けており、リマスター版『Let It Be』には、『Get Back』で紹介されなかった映像が含まれています。

リンゼイ=ホッグ監督は、「Penny Black Music」との最新インタヴューで、次のように語っていました。

「ピーター・ジャクソンは、『Let It Be』と『Get Back』を姉妹編と見なし、両方とも世に出ることが非常に重要だと考えています。僕は『Let It Be』が再公開されることを願っています。この作品は短くてシンプルですが、内容がそれほど多くないため、特定の物事に焦点を当てやすいのです。『Get Back』は素晴らしい小説みたいなもので、『Let It Be』は素晴らしい短編小説のようです」

また、ピーター・ジャクソンは、プレスリリースで次のように述べています。

「マイケルの映画『Let It Be』がレストアされ、何十年も経ってようやく再公開されることになり、本当に感激しています。『Get Back』では、マイケルのアウトテイクが利用できて非常にラッキーでしたし、『Get Back』の物語を完成させるには、『Let It Be』が必要だとずっと思っていました。『Get Back』では3部にわたり、マイケルとビートルズが画期的で新しいドキュメンタリーを撮影している様子をお伝えしましたが、『Let It Be』がそのドキュメンタリーであり、彼らが1970年に公開した映画なのです。私は今、その全てを、50年の歳月を経てようやく完成した一つの壮大な物語だと考えています。この二つのプロジェクトは互いに支え合い、高め合っているのです。『Let It Be』は『Get Back』のクライマックスですが、一方で『Get Back』は、『Let It Be』に欠けている極めて重要な背景を提供しています」

ビートルズの公式インスタグラム、上の投稿の翌日である4月14日の投稿で公式発表。

 

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監修:藤本国彦
ビートルズやクイーンを始め、60年代から80年代に活躍した洋楽アーティストの最新ニュース、ライヴ・スケジュールや本やCDの発売情報を平日は毎日更新、会員の皆様には週2回のメールマガジンで最新ニュースをお届けしています。会費は無料、皆様ぜひご登録を!
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