ポールだからこそ撮影できたザ・ビートルズの姿とは。「ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~」2024年7月いよいよ日本で開幕!

Self - portrait. London, 1963
© 1963 - 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
John and George. Paris, January 1964
© 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
ポール・マッカートニーがビートルズの写真集を発売し、掲載の写真を展示する写真展『1964:Eyes of the Storm』が現地で開かれ(2023年1月27日4月5日MLCニュース参照)、その写真展が東京でも開かれることになったニュースはお伝えしましたが(2023年7月10日MLCニュース参照)、それがいよいよ目前に迫り、詳細が発表されました。
〈以下、公式インフォメーションより〉
ポール・マッカートニー本人がナビゲート
ポールだからこそ撮影できたザ・ビートルズの姿とは。
ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~
2024年7月いよいよ日本で開幕!
© 1963 - 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
Self - portraits in a mirror. Paris, January 1964 © 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
2023年、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーのリニューアルオープン記念として、多くのセレブリティが足を運び盛況を博した『ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~』 が今年日本で開催。会期は2024年7月19日(金)から2024年9月24日(火)まで、会場は東京シティビュー(東京・六本木ヒルズ)です。
1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップ・ミュージシャンとなったザ・ビートルズ。本展は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4名が世界を熱狂させ社会現象となる1963年12月から、『エド・サリヴァン・ショー』でアメリカを席巻した1964年2月までの約3か月間の記録です。彼自身が撮影したものや、60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な写真を含む約250枚が展示されます。展示される写真について、ポールは「どの写真を見ても思い出がよみがえってくる。彼らがどこにいて、私たちが何をしていたのか。カメラマンと一緒に写っている写真を見ると、初めてニューヨークに来て、セントラルパークに連れて行かれたときのような思い出がよみがえる。僕らが彼らを見ると、彼らは写真を撮るんだ。『西海岸にもう1枚』ってね。そういう話は全部覚えているよ」とコメントしています。
2023年6月にナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催された世界巡回展のオープニングでは、ポール・マッカートニーが会場に駆けつけ、親しいミュージシャンやビートルズ・メンバーの家族も参加。展覧会の来場者からも「『Eyes of the Storm』は、ザ・ビートルズの名声が成層圏に達したときに撮影されたポールの写真を集めたもので、ポップ・カルチャーにおける極めて重要な瞬間を記録している」(『Guardian』)、「ポールの写真はぼやけているかもしれないが、その写真が私たちに提供してくれるのは—ほかの人にはほとんどできない—新たに作られた国際的スーパースターとしての無防備な生活の映像だ」(『Telegraph』)と好評を得ています。

その高い評価を得た展覧会が、いよいよ2024年7月に日本で開幕します。ロンドン同様、音声ナビゲートはポール・マッカートニー自身が担当し、当時の考察などを本人が語ります。60年の時を経た今だからこそ知ることができる、「ビートルマニア」の当時の熱狂や、メンバーだからこそおさめられた貴重なビートルズ・メンバーの知られざる姿をその目でお確かめください。
●今回の展覧会について、ポール・マッカートニーのインタビューが到着

■およそ60年経ったあとに、これらの写真をふりかえって見ると、あなたの年齢によって、これらの写真に対する見方はどう変わりましたか?

「誰しも同じだと思うんだけど、自分の少し若いころの写真を見ると、さまざまな感情が湧き起こる。ひとつは、『おい、俺。悪くないよな?』ということ。僕らはみんな若くて美しく見える。誰もがそういう思いを経験すると思う。大学時代の自分の写真を見て、『なんてこった。自分はルックスが悪いと思ってたけど、そんなことなかったな。かっこいいじゃん』って思うだろう。僕はそう思うことは全く悪いことだとは思わない。(中略)僕はその時代を経験したこと、そしてその時代を捉える贅沢ができたことをとても誇りに思っている。これらの写真の多くに記録されている、僕らが経験した強さ、愛、そして驚異を見つめることが全てだと思う。それが人生を素晴らしいものにするんだ。ふりかえって、『ああ、僕らはこれをやったな』と思うときさ。『僕らはそれを全部やった。リヴァプールのただのガキだったにもかかわらず』って。僕らが失敗する可能性は十分にあったけど、失敗しなかった。それがこの写真に在る。ねえ、ジョンはなんて素敵なんだろう。ジョージはなんてハンサムで、リンゴはなんて面白いんだって。僕はこれらのポジティヴな側面が好きだ。それは喪失というより、ただ過去の喜びなんだ」

■これらの写真には、全体的に無邪気さがあります。今ならまた違った写真を撮ると思いますか?

「同じように撮影するんじゃないかな。写真を見ていると、いくつかはソフトすぎて、『もう少し時間をかけてピントを合わせればよかった』と思うものもあるけど、そんな時間はなかった。今ではそれでよかったと思うよ。(中略)何年も経って、またそれらの写真を見て、歴史的記録、文化的記録としてもふりかえることができてとてもうれしく思う。なぜって、ビートルズの内側から、誰もできないアングルからその時代を記録しているからね。ユニークで特権的なアングルから撮影しているんだ」
●展覧会の音声ナビゲートも、ポールの声で

今回の展覧会のために収録された音声ガイドは、ポール・マッカートニー自身が担当。当時を懐かしむポールの声は、より当時の熱量に触れることができるはず。音声ガイドは、ブルームバーグ・フィランソロピーからの支援により、ブルームバーグ・コネクツ・アプリの無料デジタルガイドをご利用いただけます。

●ナショナル・ポートレート・ギャラリー

1856年に設立された、ロンドン中心部にある世界最大の肖像専門美術館。世界的なアイコンから名もなき英雄まで、肖像画を通して英国の物語を伝え、その世界最大級の肖像画のコレクションを保存・共有することによって幅広い層に向けて世界中の新進アーティストとの出会いを提供し、肖像画との関わりを促進している。本展はリニューアルオープン記念の展覧会で、2023年10月1日まで開催された。
West 58th Street, crossing 6th Avenue. New York, February 1964
© 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
John Lennon. Paris, January 1964
© 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
Photographers in Central Park. New York, February 1964 © 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
George Harrison. Miami Beach, February 1964
© 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
John, George and Ringo, backstage. London, 1964.
© 1963 - 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
The Beatles, London, 1964.
© 1964 Paul McCartney under exclusive license to MPL Archive LLP
●開催概要
◆展覧会名:ポール・マッカートニー写真展1963-64~Eyes of the Storm~

〈東京〉
◆会場:東京シティビュー (東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー52階)
◆会期:2024年7月19日(金)~9月24日(火) ※会期等は変更になる場合があります。
◆入場料:前売券販売中
◆主催:フジテレビジョン/東京シティビュー/キョードー東京
◆後援:朝日新聞社/J-WAVE/ニッポン放送

◆特別協賛:Bloomberg Philanthropies
※Bloomberg Philanthropiesは、多くの人々がより良くより長く暮らせるよう、世界150カ国、700都市に投資しています。永続的な変化を生み出すための5つの主要分野「芸術」「教育」「環境」「政府革新」「公衆衛生」に焦点を当て、マイケル・R・ブルームバーグの財団、企業、個人的な慈善活動、および世界中の都市で活動するプロボノコンサルタント会社であるブルームバーグ・アソシエイツを含む、ブルームバーグのすべての寄付を網羅しています。2022年、ブルームバーグ・フィランソロピーは17億ドルの寄付を行いました。詳細はbloomberg.org、Facebook、Instagram、YouTube、Twitter、LinkedInをご覧ください。
◆協力:ユニバーサル ミュージック

〈大阪〉
◆会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
◆会期:2024年10月12日(土)~2025年1月5日(日) (予定)
◆主催:関西テレビ放送ほか
◆協力:ナレッジキャピタル

◆公式サイト:https://www.paul photo.jp
◆X:@EOTSJapan、Instagram:eyesofthestormjp

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目指せコンプリート! 『ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~』絵柄付きスペシャルチケット(全3種)を数量限定で発売決定!

ポール・マッカートニーが自身のカメラで撮影した約250枚の写真を展示、7月19日(金)から開催される『ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~』にて展示作品の絵柄(写真画像)付きスペシャルチケット発売が決定しました。

絵柄は入館期間別に3種類をご用意。いずれも数量限定、フジテレビダイレクト・ぴあ独占販売となります。展覧会鑑賞の記念になること間違いなし。お気に入りのチケットをぜひ手に入れてください。

【絵柄付きスペシャルチケット発売概要】
●販売期間:5月18日(土)10:00~7月18日(木)23:59 ※予定枚数に達し次第、販売終了
●チケット価格(税込):2,600円
●販売場所:フジテレビダイレクト、チケットぴあ独占販売!
▼フジテレビダイレクト https://fujitvdirect.jp
▼チケットぴあ https://w.pia.jp/t/paul-photo/
▼Pコード 562-668

【注意事項】
※事前予約制(日時指定券)を導入しています。
※ ”絵柄付きスペシャルチケット” は、ご来館当日に限り、会場内特設ショップにてお引き換えいただけます。必ずコンビニで発券した紙チケットをお持ちいただきますようお願いいたします。
※プレイガイド手数料がかかる場合がございます。
※ご来館日以外のお引き換えはできません。
※絵柄の変更はできません。
※郵送でのお引き換えはできません。必ず、ご来館当日に会場内特設ショップにお立ちよりの上お引き換えください。
※一度ご購入いただいたチケットのキャンセル・券種変更・日時変更・払い戻し・再発行は一切できません。
※本展会場への再入場はできません。
※ “絵柄付きスペシャルチケット” は入館券としてはご利用いただけません。

商品詳細
Paul McCartney(著)、Jill Lepore(序論)
『1964: Eyes of the Storm』

英語版/Kindle版(電子書籍)(2023/6/13)洋書
英語版/ハードカバー(2023/6/13)¥9,018
ジョージ・ハリスン・インタヴューズ

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3,520円
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2,970円
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