サム・スミス、デビュー・アルバム10周年記念盤よりスペインのアイタナとのデュエット曲を配信リリース

マルチ・プラチナ・セールスを記録しているデビュー・アルバム10周年の祝福として、サム・スミスはスペインのファンに捧げるスペシャル・ヴァージョンを作りたかったと語り、以下のようにコメントしている。

「スペインのファンが私に見せてくれた献身にいつも魅了されています。そして世界中のスぺイン語を話すファンの皆さんに “ライク・アイ・キャン” のニュー・ヴァージョンを作りたかったのです。アイタナと私は今年メキシコで同じフェスティバルに出演しました。彼女のショーは見られなかったけれど話は聞いていて、このプロジェクトへの参加に興味があるかと連絡しました。この世代をリードする新しいスターがこのような素晴らしいパフォーマンスで参加してくれて、とても感謝しています。スペインのセイラー（＊サム・スミスのファンの愛称）に聴いてもらえるのが待ちきれません」

また、アイタナは今回のコラボレーションについて以下のように語っている。

「サムとのコラボレーションは、本当に夢が叶った瞬間です。この美しく特別なプロジェクトにコラボレーションして少しでも貢献できることはとても特別なことで、大変感謝しています。サムは私が尊敬するアーティストです」

アイタナは2018年にキャリアをスタート、Spotifyスペインで最も聴かれているスペイン人アーティストであり、2023年スペイン国内チケット・セールス女性アーティスト1位を記録。2020年にはケイティ・ペリーの曲に参加（「Resilient［ft. Aitana］［Tiësto Remix］ 」）するなど、現在スペインで最も重要なポップスターである。

2014年にリリースされた『イン・ザ・ロンリー・アワー』は第57回グラミー賞で4部門を受賞、全米6xプラチナ・セールス（600万）を記録、2010年代で最も売れたデビュー・アルバムとなった。10周年記念エディションには、日本でも大ヒットしたシングル「ステイ・ウィズ・ミー ～そばにいてほしい」の再録音ヴァージョン、新曲「リトル・セイラー」、初CD化となる「アイヴ・トールド・ユー・ナウ（ライヴ）」も収録。ジャケット写真は当時と同じ構図で新たに撮影されており、10年の軌跡を感じることができるデザインとなっている。