ジェフ・リンズ ELO、最後の北米ツアー「Over and Out」開幕

バンドは、2019年に4年ぶりのアルバム『From Out of Nowhere』（2019年9月27日MLCニュース）を発表して以来ツアーを行なっておらず、今回のフェアウェル・ツアーでは、北米で31公演が予定されています。

ツアー初日の公演では、「Fire on High」（ELO 1975年のアルバム『Face the Music』収録）と「Calling America」（1986年『Balance of Power』収録）をライヴで初披露したほか、「Strange Magic」と「Steppin’ Out」を2016年以来8年ぶりに演奏するなど、全21曲をパフォーマンスしていました。

なお、ジェフ・リンはグループに残っている唯一のオリジナル・メンバーで、長年キーボーディストを務めていたリチャード・タンディは今年5月に他界してしまいましたが（5月8日MLCニュース）、実質的にリンのソロ・プロジェクトだった2001年の『Zoom』と、ジェフ・リンズELO 2019年の『From Out of Nowhere』にもゲストで参加し、2017年にはELOのメンバーとして「ロックの殿堂」入りを果たしました。