ビーチ・ボーイズのアル・ジャーディン、新曲「Wish」公開

この曲は、ジャーディンが90年代初頭に作曲パートナーのラリー・ドヴォスキンと共作したもので、30年以上も保管庫にしまっていましたが、今年5月にドヴォスキンとレコーディングしました。

ジャーディンは、『ローリング・ストーン』誌のとのインタビューで、「Wish」がバンド仲間だったウィルソン兄弟のブライアンとデニスへのトリビュートだと明かし、次のように語っています。

「彼らがいなくなって寂しくなったことを思い出したんだ。デニスは亡くなっていたし、ブライアンもほとんど活動してなかったから、とても感傷的になった。でも、これは良いメッセージなんだ。なぜなら今、特に僕らの年齢では、皆が昔のように過ごしていればよかったのにと思っているからね。僕らの思い出は素晴らしく、音楽の思い出はそのままだし、僕らが書いたこれらの素晴らしい曲を完成させることが大切なんだよ」

なお、同曲の収益の一部は、世界最大の「願いをかなえる」ボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」（Make-a-Wish Foundation）に寄付される予定で、ジャーディンは2025年のレコード・ストア・デイに、「Wish」を収録した新アルバムをリリースしたいとのこと。

またジャーディンは、2025年のツアーのためにブライアン・ウィルソンのバックバンドを復活させる計画もあるそうです。