クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー、デビュー・アルバム20周年記念ワールド・ツアー開催。「Heavy Metal」2004年オリジナル・ヴァージョンも公開

クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーが同名タイトルのデビュー・アルバムをリリースしてから20年。その後今日までに5作のアルバムと1枚のライヴ盤をリリースし、2回連続のフジロックも含め計5回の来日も。いかにもニューヨークのバンドらしい佇まいで、現在のヴェルヴェッツ・チルドレンの最右翼と言っても過言ではないのでは。そんな彼らがデビュー作20周年を記念してワールド・ツアーへ。まずは北米を回り、その後ヨーロッパ、オセアニアへ。日本に来るのが待ち遠しい限り。さらに、同作収録の「Heavy Metal」の、とにかくでかい音で聴きたくなるカッチョ良すぎるオリジナル・ヴァージョンも公開!

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー、デビュー・アルバム『Clap Your Hands Say Yeah』の20周年を記念して、ワールド・ツアーを開催。「Heavy Metal」の2004年オリジナル・ヴァージョンも公開。

●クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー(Clap Your Hands Say Yeah)は、セルフ・タイトルのデビュー・アルバム発売20周年を記念して、壮大なワールド・ツアーを開催する。第一弾は、2025年3月31日のワシントンDCを皮切りに北米で始まり、5月10日にペンシルベニア州フィラデルフィアの「Union Transfer」で行なわれる特別なホームカミング・ショーを含む、全20公演がおこなわれる。その後、9月には大西洋を渡り、ベルギー、アイルランド、フランス、イギリス(ロンドンは「EartH」での2夜公演を含む)での公演がおこなわれ、11月5日のシドニーは「Metro Theatre」を皮切りに、オーストラリア/ニュージーランドでの公演が続く。また、更なるヨーロッパ公演、日本、中南米を含む追加日程は近日中に発表される。

また、『Clap Your Hands Say Yeah』の20周年を記念して、特別なリイシューLPが、来年初頭、シークレットリー・ディストリビューション(Secretly Distribution:アレック・オウンスワース〈Alec Ounsworth〉の20年以上にわたるインディペンデントな音楽活動の拠点)を通じて、バンド自身のレーベルからリリース予定である。この20周年記念盤を前に、ファンにも人気が高い「Heavy Metal」の2004年オリジナル・ヴァージョンが公開される。リトアニア州ポータケットのスタジオ、「Machines with Magnets」でライヴ・レコーディングされたこのヴァージョンは、最近、オリジナルのプロジェクト・ファイルの中から発見され、新たにリミックス/マスタリングが施された。

「特別なひとときだった。若い男たちのグループが、目を覚ますとホテルの一室に集まっていて、面白半分に何か特別なものを生み出そうとスタジオに行った。当時、“Heavy Metal” は、レーベルに売り込むためのEPに使う曲たちと一緒に発表するつもりだった。当時はアルバムができるなんて思ってもみなかったが、その後、EPのミキシング中に、他の曲を追加することが決定された。そして、それらを集めたものが、ファースト・アルバムとなった。“The Skin of My Yellow Country Teeth” や “Is This Love?” といった後の曲をレコーディングするようになってから、 “Heavy Metal” のオリジナル・ヴァージョンはアルバムに馴染んでいないと思った。だから、オリジナルのヴァージョンが単独のシングルとして完成されていたとしても、この曲はアルバム用に変えるべきだと思った。今、リミックス/リマスタリングされたオリジナルの “Heavy Metal” を聴くと、この曲はアルバムそのものに収録されてもよかった、と思うようになった。どちらのヴァージョンの “Heavy Metal” もとても好きだが、20年経った今、僕はオリジナルのヴァージョンをより高く評価するようになったと思う。他のアルバムにももちろん興奮はあるが、初期の曲は、僕が忘れまいと努力している、あの頃のある種の無邪気さをさらに物語っている」とアレック・オウンスワースは語る。
【CLAP YOUR HANDS SAY YEAH/クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー】

クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーは2005年に結成され、米フィラデルフィアをベースに活動を行なっている。中心人物はアレック・オウンスワースで、楽曲のほぼ全ては彼の手によるものだ。2005年、デビュー・アルバム『Clap Your Hands Say Yeah』をリリース。「ここ10年で最も重要な50枚のアルバムのうちの1枚」と「NPR」に評されるこのアルバムは、レーベルを一切介さず完全に自主リリースされ、口コミで大ヒットを記録。「バンドはどのようにして音楽シーンに個としてアプローチすべきか」の恰好のプレゼンテーションとなり、結果、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーは世界的な人気を獲得するようになった。2007年には、セカンド・アルバム『Some Loud Thunder』をリリース。このアルバムも完全な自主リリースながら、米アルバムチャートの47位にランクイン。バンドは、その後もレーベルに所属することなく、2011年にはサード・アルバム『Hysterical』、2014年には4枚目のアルバム『Only Run』、2017年には5枚目のアルバム『The Tourist』、2021年には6枚目のアルバム『New Fragility』を自主リリースしている。

■More info:Big Nothing
商品情報
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー
『Clap Your Hands Say Yeah』


Amazon Music・MP3(JUN 28 2005)¥1,600
CD(2021/1/30)輸入盤
1. Clap Your Hands!
2. Let The Cool Goddess Rust Away
3. Over And Over Again(Lost And Found)
4. Sunshine And Clouds(And Everything Proud)
5. Details of The War
6. The Skin of My Yellow Country Teeth
7. Is This Love?
8. Heavy Metal
9. Blue Turning Gray
10. In This Home On Ice
11. Gimmie Some Salt
12. Upon This Tidal Wave of Young Blood
商品情報
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー
『Some Loud Thunder(10th Anniversary Edition)』


Amazon Music・MP3(SEP 09 2007)¥1,600
CD(2021/1/30)輸入盤
商品情報
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー
『Hysterical』


Amazon Music・MP3(SEP 09 2011)¥1,600
CD(2021/1/30)輸入盤
商品情報
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー
『Only Run』


Amazon Music・MP3(JAN 02 2014)¥1,500[Bonus Tracks]
CD(2014/6/4)輸入盤
商品情報
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー
『The Tourist』


Amazon Music・MP3(FEB 15 2017)¥1,200
CD(2021/1/30)輸入盤
商品情報
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー
『New Fragility』


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