ジャズの生まれる瞬間をとらえた音楽ドキュメンタリー『ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン』2025年2月公開

世界的に有名なトップ・オブ・トップのジャズ・プレーヤーたちの貴重なレコーディング風景や日常を追い続けることなんと14年! “ジャズの生まれる瞬間をとらえた音楽ドキュメンタリー”『ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン』、2025年2月公開です。
〈以下、公式インフォメーションより〉
 
現代ジャズのトップで活躍する世界的に有名なジャズ・プレーヤーたちは、何を考え、何を感じているのか。
彼らの貴重なレコーディング風景や日常を、実に14年もの歳月をかけて追い続け、
ジャズの生まれる瞬間をとらえた音楽ドキュメンタリー。

ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン

2025/2/28日本公開が決定! 予告編・メインビジュアル公開、
ピーター・バラカン氏らコメント続々到着!
即興音楽といわれるジャズはどのようにして生まれているのか。現代ジャズを代表する名プレーヤーたちの交流を描き、その中で紡がれてきた、“ジャズが生まれる瞬間” をとらえた作品。ジャズとは? 音楽とは? 語られることのなかった彼らの生き様に立ち合い、心の内までをリアルに映し出す。──マイルス・デイヴィスやビル・エヴァンスらとも共演してきた名サックス奏者のリー・コニッツやドラマーのポール・モチアンをはじめ、グラミー賞受賞ギタリストのビル・フリゼールや世界で活躍する日本人アーティストの高田みどりなど、名だたるジャズ・プレーヤーたちの、普段では絶対に見られない作曲の現場や日常を最も近い距離で捉えた、ジャズ・ファンのみならず音楽を愛するすべての人々に贈る映画です。撮影は、北米、ヨーロッパ、日本にわたり、実際にECM作品としてリリースされている楽曲のレコーディング現場や、撮影中に惜しくも亡くなられた数々の名プレーヤーたちの最後のパフォーマンスが記録されています。──ジャズを通じて、その中で生きる人々の人生に迫る壮大な音楽・ドキュメンタリーが日本に上陸!
【あらすじ】
デンマークの実験的ドキュメンタリー映画監督、ヨルゲン・レスとアンドレアス・コーフォードが、ジャズ・ギタリストのヤコブ・ブロを追って、彼と共演してきた世代や国籍を超えた音楽家たちの生き様と交流を描いた作品。“ただひたすらテープを回す” という伝統的なジャズの手法で撮影されたレコーディング風景や、ジャズ・プレーヤーたちの日常に加え、彼ら自身が演奏することの感覚や音楽の意味について語ったポートレートが記録されている。14年間にも及ぶ長い音楽探求の旅のなかで、まさしくジャズが生まれている現場を映し出している。

公式HP

そして『ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン ──ジャズが生まれる瞬間──』の前売り券は、本日12月20日より販売開始、音楽、ジャズに造詣の深い著名人らからのコメントも続々と到着しております。

【著名人コメント】

ピーター・バラカン

この映画の登場人物は一人ひとりカメラに向かって自己紹介をするのです。多くの人は「ミュージシャン」と答えますが、高田みどりは「自由業」と言います。その言葉が全体をうまく表している気がします。皆強い志を持って、真剣に演奏に臨んでいるのは明らかですが、同時にリハーサルも練習もせず、その都度一緒になった仲間と共にその瞬間を表現をしているわけです。理想の生き方だと思います。


原 雅明

この映画は、デンマーク出身のジャズ・ギタリスト、ヤコブ・ブロの、14 年間に渡る音楽と旅のドキュメントであり、「ジャズとは、音楽とは何だろう?」という問いに答えるミュージシャンたちに寄り添り、その音と言葉を丁寧に美しく捉えていく。正解はなく、正しい道筋は自分で見出さないとならないが、それはとても魅力的で、一人ひとりを輝かせる。ミュージシャンであれ、リスナーであれ、この映画から鼓舞されるものは必ずあるはずだ。


菊地 成孔

信じがたいことにjazz music は、まだ〈夜、バーや自宅で酒やタバコを嗜みながら聴く大人のBGM〉と、合衆国民ですら思っている。これほど、イメージが20世紀中期でストップしているジャンル・ミュージックに類例はない。本作は、「これが現代ジャズのベストメンバー」とまでは思わないものの、「とっくにジャズって、こんな風ですよ」と思わせつつ、キチンと音楽美(即興演奏美)に引き込む、つまり啓蒙の側面が強く、ジャズクラス以外の人々にこそ広げるべきだろう。誠実さの塊のような、清潔で美しい作品。
 

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前売り券購入者には、オリジナル・ポスター・デザインのポストカード特典がつきます。

【受賞・ノミネート歴】
ゴールデン・ミューズ・シネマ & アーツ賞受賞、ヴェネツィア国際映画祭(2022)、ビルバオ国際ドキュメンタリーおよび短編映画祭(2022)、アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(IDFA)(2022)、リューベック北欧映画祭オープニング・フィルム(2022)、イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭(2022)、ゲント・フランダース国際映画祭(2022)、リスボン国際ドキュメンタリー映画祭(2022)

【ヨルゲン・レス】 『A Sunday in Hell』(1977年)、『The Perfect Human』(1968年)、『The Five Obstructions』(2003)など。
【アンドレアス・コーフォード】 『失われたレオナルド』、『ボールルームダンサー』、『武器投下』、『世界の片隅で』など。

【作品概要】 ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン ──ジャズが生まれる瞬間──
(原題:Music for Black Pigeons)
監督:ヨルゲン・レス、アンドレアス・コーフォード/字幕:バルーチャ・ハシム/2022年/デンマーク制作/92分/出演:ヤコブ・ブロ、リー・コニッツ、ポール・モチアン、ビル・フリゼール、高田みどり、マーク・ターナー、ジョー・ロヴァーノ、ジョーイ・バロン、トーマス・モーガン、マンフレート・アイヒャー、他

2025年2月28日(金)より
ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋 他
全国公開予定

商品詳細
キース・ジャレット
『ジ・オールド・カントリー~モア・フロム・ザ・ディア・ヘッド・イン』


Amazon Music・MP3(NOV 08 2024 )¥1,900
CD(2024/11/8)¥3,300(UHQCD)【Amazon.co.jp限定】特典:メガジャケ付
CD(2024/11/8)¥3,300(UHQCD)
商品詳細
ヴァリアス・アーティスト
『ミュージック・フォー・ザ・フィルム ECM レコードーサウンズ&サイレンス』


CD(2024/10/16)¥3,080(SHM-CD)【Amazon.co.jp限定】特典:メガジャケ付
CD(2024/10/16)¥3,080(SHM-CD)
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