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テレヴィジョンのベーシスト、フレッド・スミス死去

テレヴィジョンの代表作にしてデビュー作の『マーキー・ムーン』のジャケット。左からフレッド・スミス(b)、トム・ヴァーレイン(vo)、リチャード・ロイド(g)、ビリー・フィッカ(dr)。
現地2月5日にテレヴィジョンのベーシスト、フレッド・スミスが亡くなったことが、バンドの公式SNSを通じて公表されました。享年77歳。現時点で死因は明かされていないものの、声明によれば彼は「ここ数年、長く辛い病」と闘っていたとのことです。
スミスは後にブロンディとなるエンジェル・アンド・ザ・スネークから、ベーシストとしてのキャリアをスタートさせています。彼は1975年にリチャード・ヘルの後任としてテレヴィジョンに加入し、1977年のアルバム『マーキー・ムーン』と翌年の『アドヴァンチャー』をレコーディング、1978年の解散まで中心メンバーのひとりとして活躍しました。バンド解散後、スミスは元バンドメイトのトム・ヴァーレインとリチャード・ライトそれぞれのソロ・アルバムに参加した他、ザ・ローチズ、ウィリー・ナイル、ペレグリンズ、ザ・レヴロンズといったアーティストの作品でも演奏を残しています。

テレヴィジョンが1992年に再結成した際には、セルフ・タイトルのアルバム制作、その後ライヴを中心とした2000年代の終わりまでの活動にも参加していました。

テレヴィジョンのギタリストであるジミー・リップも、Instagramでスミスを追悼するコメントを以下のように発しています。

「バンドメイトであるのみならず、彼は僕の真の友人だった。ロードでの生活に嫌気が差した時にこそ側にいて欲しいと思うような男だった。彼のユーモアのセンスは、彼の出す音によく似てドライで、繊細で、的を射ていて、大層笑えて、いつももっと聞きたいと思うようなものだった」

「昨日、彼はこの世界を去った。彼を愛し、もっともっと彼を求める者たちを後に遺して。メロディックなベース・ラインやカウンターポイント(対旋律)が好きなら、フレッドがいともたやすく創り出していたものを学ぶといい。彼は天性のプレイヤーだった──派手さはなくとも、いつだって本質を捉えていた──そして最も偉大なミュージシャンだけができるやり方で、常に曲に対して最善を尽くしていた」。

リップによれば、彼らは今年、2023年1月に亡くなったトム・ヴァーレインの楽曲をプレイする計画を立てていたそうですが、それは「残念ながら実現できなくなってしまった」と彼は書いています。「ありがたいことに、僕らは別れの挨拶を交わすことができたし、互いに『愛しているよ』と最期に言うことができた。他の誰も想像がつかないくらいに、僕はこれからも彼のいない寂しさを噛みしめることだろう」
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