元ジャパンのドラマー、スティーヴ・ジャンセンが写真家として個展を開催中。内覧会では旧友、ロック・フォトグラファー、浅沼ワタル氏とも再会
写真家としても活動している元ジャパンのスティーヴ・ジャンセンの個展が本日より、東京・表参道のギャラリー「NEW」で開催されています。上の写真は内覧会の際の様子で、会場を訪れた浅沼氏(左)がジャンセンを撮影する場面も。皆様是非足をお運びください。

元ジャパンのドラマーとしても知られる、スティーヴ・ジャンセン氏の写真家としての個展が1月10日(金)〜23日(木)原宿のギャラリー「NEW」にて開催されている。そこには、東京の乱雑に並ぶ不規則な建築構造からインスピレーションを受けたという数十点のモノトーン写真が展示された。見た印象は、静寂の中に狂気のようなものを漂わせ、様々な想像力を掻き立てる。また、内覧会では、ロック・フォトグラファー、浅沼ワタル氏も会場を訪れ、スティーヴと再会。浅沼氏とスティーヴはジャパンのデビュー期からロンドンでは遊び仲間でもあったという旧知の間柄。日本での個展開催を祝しながら写真談義を交わし、『ザ・ゴールデン・イヤーズ・オブ・ブリティッシュ・ロック 浅沼ワタル写真集』も手渡された。写真展は1月23日(木)まで、入場は無料で額装写真は希望者にも販売もされる。
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〈以下、公式インフォメーションより〉
Steve Jansen solo exhibition
“The Space Between”
Steve Jansen solo exhibition
“The Space Between”
会期 : 2025年1月10日(金)~1月23日(木)
会場 : NEW
このたびNEW では、2025年1月10日(金)より1月23日(木)まで、スティーヴ・ジャンセンによる個展「The Space Between」を開催いたします。1980 年代初頭、絶大な人気を誇ったイギリスのバンド、Japanのドラマーとして知られるスティーヴ・ジャンセンは、写真家としても活動しており、これまでに数多くの作品を撮影してきました。1981 年にPARCO で日本初の展覧会を開催して以来、KYOTOGRAPHIE に続く3回目となる本展覧会では、2022 年秋にジャンセンが来日して撮影した作品群が、NEW の空間を埋め尽くします。
東京都心の建物が乱雑に並ぶ不規則な建築構造からインスピレーションを得て、「レジステンシャリズム」というテーマが浮かんだ本展覧会。本テーマは、無機物が人間に対して陰謀を企てているというユーモラスな考察で、無機質な物体がまるで悪意や敵意を持っているかのように感じさせる錯覚を引き起こします。本質的に、私たちがしていることは自分自身を映し出す鏡を掲げているに過ぎませんが、ジャンセンはその視点から、都市空間に見えないように捨てられたゴミ、閉ざされた出入り口に何枚も貼られたステッカー、建物の隙間から影のように見えるパイプやケーブル、ワイヤーなど、これらの物体はもはや都市に貢献する目的を果たしていないかのように見えますが、それでも「待機」しているようにも感じられます。人の出入りができなくなった建物の外側は常に風雨にさらされ、自然の力によって腐敗や雑草の成長が進行します。さらに、街を行く人々の頭上に絡み合う電線を覗き込むカラスは、私たちの視界の外に落ちているゴミを狙っています。
レストランやバー、ショップが立ち並び、刺激的な光や音、匂いが強くなればなるほど、都市の影はより濃く深まっていくようです。本展覧会の一環として制作されたオーディオ・インスタレーションには、東京都心を想起させる雑音、足音、金属音、ゴロゴロとした音、ビルの隙間や地下に響く残響音が含まれており、これらの音が都市の風景に影を落とすかのようにメロディーとリズムを構築します。もし私たちが無機物の視点に立つならば、人々が忙しく動き回る様子を静かに、そして永遠に観察できるのではないでしょうか。
全て新作で構成される本展では、音の風景と断片化された都市のイメージが想像力を掻き立て、東京の建築物の間にある隙間に気づき、立ち止まることを促します。与えられた記号を失い自由を得た素材が、都市生活の視覚的・音響的な物語を紡ぎ出し、スクリーンや音響を通じて浮かび上がらせる「その隙間」である日常の影を目の当たりにする体験は、私たちが生きる現実の本質を模倣しているかのようです。作品とじっくり向き合える空間が構築されるとともに、展示作品やオーディオ付きポストカード、T シャツも販売されます。世界中の都市を巡るジャンセンだからこそ表現できる、都市風景への鋭い解釈が反映された無機物が奏でる有機的なスティーヴ・ジャンセンの世界をぜひご体感ください。
会場 : NEW
このたびNEW では、2025年1月10日(金)より1月23日(木)まで、スティーヴ・ジャンセンによる個展「The Space Between」を開催いたします。1980 年代初頭、絶大な人気を誇ったイギリスのバンド、Japanのドラマーとして知られるスティーヴ・ジャンセンは、写真家としても活動しており、これまでに数多くの作品を撮影してきました。1981 年にPARCO で日本初の展覧会を開催して以来、KYOTOGRAPHIE に続く3回目となる本展覧会では、2022 年秋にジャンセンが来日して撮影した作品群が、NEW の空間を埋め尽くします。
東京都心の建物が乱雑に並ぶ不規則な建築構造からインスピレーションを得て、「レジステンシャリズム」というテーマが浮かんだ本展覧会。本テーマは、無機物が人間に対して陰謀を企てているというユーモラスな考察で、無機質な物体がまるで悪意や敵意を持っているかのように感じさせる錯覚を引き起こします。本質的に、私たちがしていることは自分自身を映し出す鏡を掲げているに過ぎませんが、ジャンセンはその視点から、都市空間に見えないように捨てられたゴミ、閉ざされた出入り口に何枚も貼られたステッカー、建物の隙間から影のように見えるパイプやケーブル、ワイヤーなど、これらの物体はもはや都市に貢献する目的を果たしていないかのように見えますが、それでも「待機」しているようにも感じられます。人の出入りができなくなった建物の外側は常に風雨にさらされ、自然の力によって腐敗や雑草の成長が進行します。さらに、街を行く人々の頭上に絡み合う電線を覗き込むカラスは、私たちの視界の外に落ちているゴミを狙っています。
レストランやバー、ショップが立ち並び、刺激的な光や音、匂いが強くなればなるほど、都市の影はより濃く深まっていくようです。本展覧会の一環として制作されたオーディオ・インスタレーションには、東京都心を想起させる雑音、足音、金属音、ゴロゴロとした音、ビルの隙間や地下に響く残響音が含まれており、これらの音が都市の風景に影を落とすかのようにメロディーとリズムを構築します。もし私たちが無機物の視点に立つならば、人々が忙しく動き回る様子を静かに、そして永遠に観察できるのではないでしょうか。
全て新作で構成される本展では、音の風景と断片化された都市のイメージが想像力を掻き立て、東京の建築物の間にある隙間に気づき、立ち止まることを促します。与えられた記号を失い自由を得た素材が、都市生活の視覚的・音響的な物語を紡ぎ出し、スクリーンや音響を通じて浮かび上がらせる「その隙間」である日常の影を目の当たりにする体験は、私たちが生きる現実の本質を模倣しているかのようです。作品とじっくり向き合える空間が構築されるとともに、展示作品やオーディオ付きポストカード、T シャツも販売されます。世界中の都市を巡るジャンセンだからこそ表現できる、都市風景への鋭い解釈が反映された無機物が奏でる有機的なスティーヴ・ジャンセンの世界をぜひご体感ください。
⚫ 展覧会情報
Steve Jansen solo exhibition
“The Space Between”
Steve Jansen The Space Between 2025年1月10日(金) – 1月23日(木)
・会期 : 2025年1月10日(金)~1月23日(木)
・休廊日 : 2025 年1月12日(日)、1月19日(日)
・開廊時間 : 12:00 - 19:00
・会場 : NEW
・住所 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5 丁目9-15 B1F
・電話 : 03-6419-7577
・メール : info@newwwauction.com
・Instagram : @newwwauction
・会期 : 2025年1月10日(金)~1月23日(木)
・休廊日 : 2025 年1月12日(日)、1月19日(日)
・開廊時間 : 12:00 - 19:00
・会場 : NEW
・住所 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5 丁目9-15 B1F
・電話 : 03-6419-7577
・メール : info@newwwauction.com
・Instagram : @newwwauction


ザ・ゴールデン・イヤーズ・オブ・ブリティッシュ・ロック 浅沼ワタル写真集
3,960円
撮影:浅沼ワタル
撮影:浅沼ワタル
これは、ブリティッシュ・ロック黄金時代のドキュメンタリーだ!! ストーンズ、ツェッペリン、クイーン、デヴィッド・ボウイ、セックス・ピストルズ──ロックが最も輝いていた瞬間をロンドンで撮り続けてきたカメラマン、浅沼ワタルの決定版!!
商品詳細
JAPAN
『孤独な影+4』
・Amazon Music・MP3(1980/11/7 )¥1,200
・CD(2022/6/22)¥2,934(初回限定盤/SHM-CD)
JAPAN
『孤独な影+4』
・Amazon Music・MP3(1980/11/7 )¥1,200
・CD(2022/6/22)¥2,934(初回限定盤/SHM-CD)

商品詳細
JAPAN
『錻力の太鼓+4』
・Amazon Music・MP3(1981/11/13)¥1,650
・CD(2022/6/22)¥2,934(初回限定盤/SHM-CD)
JAPAN
『錻力の太鼓+4』
・Amazon Music・MP3(1981/11/13)¥1,650
・CD(2022/6/22)¥2,934(初回限定盤/SHM-CD)

商品情報
デイヴィッド・シルヴィアン
『Everything & Nothing』
3LPs(2024/10/11)輸入盤
デイヴィッド・シルヴィアン
『Everything & Nothing』
3LPs(2024/10/11)輸入盤

商品情報
David Sylvian
『The Good Son Vs. The Only Daughter - The Blemish Remixes』
LP(2025/1/31)輸入盤
David Sylvian
『The Good Son Vs. The Only Daughter - The Blemish Remixes』
LP(2025/1/31)輸入盤

商品情報
David Sylvian
『Died In The Wool - Manafon Variations』
2LPs(2025/1/31)輸入盤
David Sylvian
『Died In The Wool - Manafon Variations』
2LPs(2025/1/31)輸入盤
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