ニール・ヤング、ボブ・ディランの伝記映画『A Complete Unknown』を絶賛

ニール・ヤングが、昨年のクリスマスに公開されたボブ・ディランの伝記映画『A Complete Unknown』について、自身のサイト「Neil Young Archives」でレヴューをシェアし、次のように綴りました。

「ボブ・ディランと彼の音楽が大好きだ。昔からずっと。彼は素晴らしいアーティストだ。以前、彼が俺のツアー・バスに乗っていた時、俺は彼が誰なのか分からず、バスから降ろしてしまったが、それはまた別の話だ。この映画は、彼の人生と音楽への素晴らしい賛辞である。ボブの音楽が好きなら、この素晴らしい映画を観るべきだと思う。とても気に入った」

ヤングとディランは長年にわたり何度も出会い、ザ・バンド1976年のラスト・コンサート『The Last Waltz』で初めて対面した二人は、「I Shall Be Released」のパフォーマンスで忘れられない共演を果たしました。最近では、ヤングがウィリー・ネルソンらと開催した2023年のチャリティ・コンサート「Farm Aid」に、ディランがサプライズ出演しています（2023年9月25日MLCニュース）。

なお、『A Complete Unknown』は、故郷ミネソタ州からNYCへ移り、作曲の才能で注目を集めるようになったディランの軌跡をたどり、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでのエレクトリック・パフォーマンスまでの初期の日々を描いた作品であるため、ヤングは登場していません。

Neil Young Archives／A Complete Unknown