K.Abe生誕95周年記念企画〈スペシャル・トーク・イベント〉2/15(土)開催。ジャズをヴィジュアルで語る~K.Abeの功績を振り返って~

日本初のジャズ写真家としてジャズ・シーンに多大なる貢献を果たしたジャズ・フォトグラファー阿部克自(通称K.Abe)の写真展が、現在東京・東中野のレコード・ショップ「JUDGMENT! RECORDS」で開催されていますが(1月8日MLCニュース参照)、K.Abe生誕95周年記念企画として〈スペシャル・トーク・イベント〉が2月15日(土)東京・四谷のジャズ喫茶いーぐるにて開催されることになりました。

K.Abe生誕95周年記念企画
〈スペシャル・トーク・イベント〉
ジャズをヴィジュアルで語る ~K.Abeの功績を振り返って~

出演:佐藤俊太郎(Jaz.in編集長)/塙 耕記(JUDGMENT! RECORDS代表)
2/15(土) @ ジャズ喫茶いーぐる

2月末まで東中野のレコード店「JUDGMENT RECORDS!」で、雑誌『Jaz.in』との連動企画で、日本初のジャズ写真家としてジャズ・シーンに多大なる貢献を果たし、世界で知られたジャズ・フォトグラファー阿部克自(1929 - 2008)の写真展が開催中。今回はその写真展を軸に、K.Abeの功績を振り返り、レコード・ジャケットや写真などの切り口でジャズを語るスペシャル・トーク・イベント開催決定です! 出演は、雑誌『Jaz.in』の佐藤編集長と、JUDGEMENT RECORDSを経営する塙 耕記のお二方。場所は四谷にある老舗ジャズ喫茶いーぐる。ジャズ・ファンにとっては至高のトークを楽しめる時間となりますので、ぜひお越しください。 前売りチケットはLivepocketにて1月25日(土)午前10時より発売。

【スペシャル・トーク・イベント概要】
K.Abe生誕95周年企画[ジャズをヴィジュアルで語る ~K.Abeの功績を振り返って~]

●出演:佐藤俊太郎(『Jaz.in』編集長)/塙 耕記(JUDGMENT! RECORDS代表)
●公演日:2025年2月15日(土)開場:15時/開演:15時30分
●会場:ジャズ喫茶いーぐる(〒160-0004東京都新宿四谷1-8 TEL 03-3357-9857)
●料金:入場チケット¥1,500(整理番号付/全席自由)
※飲食代金別途必要/未就学児童入場不可/お一人様2枚迄購入可能
●前売りチケット販売/Livepocket 1月25日(土)10:00より発売開始
〈前売りは2月14日(金)23:59まで購入可能〉
※チケット購入にはLivepocketへの登録が必要となります。
※当日券取り扱いについて-会場にて若干数販売予定
※会場内での撮影・録音はお断りいたします(録画機能付き携帯電話含む)
●主催:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント

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〈開催中の写真展開催情報〉

阿部克自生誕95周年記念「Jaz.in Vol.015」連動企画 K.Abe写真展
The Jazz Giants as they are... @JUDGMENT! RECORDS
日本初のジャズ写真家としてジャズ・シーンに多大なる貢献を果たし、世界で知られたジャズ・フォトグラファー阿部克自(1929-2008:通称K.Abe)。

今回、2024年12月23日に発売されたジャズ専門誌『Jaz.in Vol.015』にて、K.Abeの写真を使用した2025年カレンダーが掲載されました。佐藤編集長が、そのカレンダー用にセレクトし使用した6点の額装展示/販売を、東中野のレコード・ショップ「JUDGMENT! RECORDS」で2/28まで開催中!
〈スタジオベイブ 代表:阿部昇氏による、写真展開催のコメント〉
※阿部昇氏は、阿部克自氏の長男:現在写真の管理など行なっています。

展示されている6点は、雑誌『Jaz.in Vol.015』(2024/12/23発売号)に、2025年のカレンダーとして掲載されているものです。これら写真の選択は佐藤俊太郎編集長によるもので、K.Abeの暗室に保存されているオリジナル・プリントを丹念に吟味いただきました。その数 300余点に及ぶものを20点にまで絞り、更に厳選したものです。いわゆる有名アーティストの選択というより、編集長の眼識によりK.Abe作品 の特徴をとらえたものが並んでおり、その恩恵から暗室から初めて蔵出しされるカットも多数あります。 各カットに添えた佐藤編集長のコメント(Sato’s Eye)にはK.Abe作品に対する「写真愛」が端的に書かれていますので、写真鑑賞と共に楽しんでいただけたらと思います。
【開催概要】

阿部克自生誕95周年記念『Jaz.in Vol.015』連動企画
K.Abe写真展The Jazz Giants as they are... @JUDGMENT! RECORDS

◆額装展示/販売(下記計6点)
チャールズ・ミンガス/テディ・ウィルソン/ケニー・ドーハム/ハンプトン・ホーズ/アーチー・シェップ & 松本英彦/ハリー・”スウィーツ“・エディソン& ズート・シムズ

【展示作品サイズ】額サイズ:四ツ(291x382)

【プリントサイズ】
1)長辺高さ12インチ(304.8mm)チャールズ・ミンガス/テディ・ウィルソン/ケニー・ドーハム/ハンプトン・ホーズ
2)長辺高さ-10インチ(254mm)アーチー・シェップ & 松本英彦/ハリー・”スウィーツ“・エディソン & ズート・シムズ
・開催期間:2025年1月11日(土)~ 2月28日(金)11:00~20:30
・開催場所:JUDGMENT! RECORDS
〒164-0003 東京都中野区東中野1丁目57番6号 福山ビル2F TEL.03-6908-5992
・入場無料

JUDGMENT! RECORDSホームページ
〈阿部克自プロフィール〉
ジャズ・ミュージシャンを撮影し続け、写真家・グラフィックデザイナー・プロデューサーとしてジャズ・シーンに多大なる貢献を果たした阿部克自。1929年 東京・早稲田生まれ。1940年に紀元2600年全国児童絵画展で文部大臣賞銀賞を受賞。1945年に海軍兵学校に入校(78期)。この時期に米軍の英語放送を聴き、ジャズの魅力にはまる。その後、1948年に旧制早稲田中学卒業、1951年に旧制早稲田大学卒業。翌1952年にはBOAC(英国海外航空会社:現在のブリティッシュ・エアウェイズの前身会社)に就職。1953年頃よりレコード・ジャケットのデザインと写真をメインに活動。また、ジャズのDJとしてラジオ番組も持つことになった。1960年初頭からカヴァー・アートの研究のため渡米するようになり、ニューヨークを拠点に活動するようになる。1986年4月29日のデューク・エリントンの誕生日に合わせて発行されたアメリカの記念切手(22セント)に作品が使用され話題を呼ぶ。2005年には、日本人として初めてジャズ写真家の最高の栄誉「Milt Hinton Award」を受賞。名実ともに世界的な写真家となる。2008年9月17日 肺炎のため死去、享年78。
2017年12月から2カ月間に渡り銀座のリコーイメージングスクエアA.W.P.にて、没後10周年を記念する写真展「JAZZの肖像 ポートレイチャーズ」が開催され、同名の写真集も発売。その後も、阿部の功績を讃える写真展が、札幌、京橋で開催された。

〈主な著書〉
『NEW YORKに行きたい』(1984年)
『JAZZ GIANTS - Visions of The Great American Legend』(1986年)写真集
『パーカーの子守歌 -とっておきのジャズ体験- 』(1994年)
『50 JAZZ GREATS FROM HEAVEN』(1995年)写真集
『JAZZの肖像 ポートレイチャーズ』(2017年)写真集
ジャズの肖像 ポートレイチャーズ

ジャズの肖像 ポートレイチャーズ

4,074円

阿部克自(写真)、行方 均(監修)
ジャズは、ここに生きている──世界で知られたジャズ・フォトグラファー阿部克自写真集

ジャズ・ミュージシャンを撮影し続け、写真家、グラフィック・デザイナー、プロデューサーとしてジャズ・シーンに多大なる貢献を果たした阿部克自。2005年、日本人として初めてジャズ写真家の最高の栄誉「ミルト・ヒントン・アワード」を受賞。

デューク・エリントン、マイルス・デイヴィス、セロニアス・モンク、ジョン・コルトレーン、ディジー・ガレスピー、サラ・ヴォーン、秋吉敏子、カウント・ベイシー、ベニー・グッドマン、ビル・エヴァンス、アート・ブレイキー、チェット・ベイカー、フランク・シナトラなど、多数のミュージシャンと親交が深かった阿部だからこそ撮れた、ミュージシャンが心を許した者のみに見せる素顔の魅力を捉えた貴重な写真を多数掲載。
Jaz.in Vol.015

Jaz.in Vol.015 表紙&特集:高木里代子

1,177円
・高木里代子THE MOMENTS 溢れるエモーションが刻む永遠の”瞬間”
・矢野顕子×上原ひろみ インプロヴィゼーションの楽園へ誘う第3章
・50周年LP復刻 秋吉敏子が語る『孤軍』の半世紀
・山岡未樹 40年の軌跡が紡ぐ、ジャズの詩情
・チェザレ・メッカが魅せる情熱と哀愁のラテン・ジャズ
ほか

K.Abe The Jazz Giants as they are… 阿部克自 フォトギャラリー 2025カレンダー

 
〈レコードショップ「JUDGMENT! RECORDS」 について〉
「JUDGMENT! RECORDS」は、元ディスクユニオンのジャズ部門リーダーなどを務め、BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズを監修し、職人的アート・ディレクションが世界中で話題となったことをきっかけに、各メジャー・レーベルの監修を広く務めるようになった塙耕記氏が2022年に東中野駅前でオープンしたレコード・ショップ。クォリティの高いアイテムなどを扱い、新たなジャズの聖地として、ジャズ・ファンに圧倒的な支持を受けています。

〈塙耕記プロフィール〉
1972年 水戸市出身。ジャズ喫茶を営む両親の影響で幼少期よりレコードに興味を持つ。これまで各レコード会社で千タイトル以上のリリース作品監修を務めてきた、ジャズ名盤レア盤復刻請負人。名門レーベル「BLUE NOTE」復刻シリーズでの職人的アートディレクションや日本至高のジャズ専門レーベル「TBM」のカタログ選定など、豊富な知識と情熱でサブスク全盛時代のアンチテーゼとしてフィジカルの流布を続けている。(株)ジャッジメントエンターテインメント代表取締役。レコードショップ「JUDGMENT! RECORDS」運営、レーベル事業、音楽・アート企画/制作業務などを行なう。
著書『和ジャズ・ディスク・ガイド』(2009年)
決定版 ブルーノート1500シリーズ完全解説

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2,970円

著者:小川隆夫
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