ジョン＆ヨーコの新ドキュメンタリー『One to One』、ティーザー・トレーラー公開

この映画は、1971年から1973年にかけて、ジョンとヨーコがNYのグリニッチ・ヴィレッジに住んでいた1年半を振り返る内容で、未公開映像や、1972年8月30日にジョンがマディソン・スクエア・ガーデンで行なったチャリティ・コンサート「One to One」が映画の核になっており、コンサート映像はレストアされ、同公演のライヴ音源は、息子のショーン・オノ・レオンが映画のためにリマスタリングしました。

映画を監督したケヴィン・マクドナルドは、次のように語っています。

「レノンとオノの人生における変革期に焦点を当て、彼ら自身の言葉、映像、音楽を通して物語を語ることで、彼らの熱心なファンさえも驚かせ、喜ばせる映画を作りたかったのです。ビートルズ解散後、ジョンが行なった唯一のフル・コンサートの美しい16mmフィルム映像を中心としたこの映画が、二人のより親密な姿を紹介し、彼らの政治的に急進的で実験的な側面も映し出してくれることを願っています」

なお、ジョンの生前最後のフル・コンサートとなった1972年の「One to One」には、スティーヴィー・ワンダーやロバータ・フラック、シャ・ナ・ナらも出演し、彼らのパフォーマンスは収録されてないものの、当時のコンサート音源は、1986年にジョンのライヴ・アルバム『Live in New York City』としてリリースされています。