スパークス。トランスグレッシヴからは初となるアルバム『マッド!』、国内盤もリリース。6月来日公演決定!

スパークスのニュー・アルバム『MAD!』については海外でのリリースについてお伝えしていましたが(2月26日MLCニュース参照)、国内盤も同日5月23日に発売されることになりました。6月の来日公演もすでに決定しています。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
カルト的人気を誇るロンとラッセル兄弟によるポップ・デュオ、スパークス。トランスグレッシヴからは初となるアルバム『マッド!』、リリース。6月、来日公演決定!
カルト的人気を誇るロンとラッセル兄弟によるポップ・デュオ、スパークス。トランスグレッシヴからは初となるアルバム『マッド!』、リリース。6月、来日公演決定!

●スパークス(Sparks:ロン・メイルとラッセル・メイル〈Ron Mael & Russell Mael〉の兄弟)は5月23日、トランスグレッシヴ(Transgressive Records)からニュー・アルバム『MAD!』をリリースする。ロン・メイルは、社会の慣習を最も鋭敏に観察する人物の一人だ。劇作家、漫画家、小説家、映画製作者、歴史家など様々な分野で、彼は、モリエール(Moliere)、ホガース(Hogarth)、フィッツジェラルド(Fitzgerald)、アルトマン(Altman)、スウィフト(Swift)のような存在である。ロンはたまたまポピュラー・ソングという媒体で仕事をしているだけなのだ。彼の兄弟であるラッセル・メイルは、ロンの観察を独特の魅力的な方法で表現する才能を持ち、フロントマンとして人を魅了し、並外れた音域のカウンターテナーの声にも恵まれている。「Two Hands, One Mouth」という彼らのツアー名の一つを思い起こさせるキーボードのロンとヴォーカルのラッセルの錬金術こそ、まさに彼らがおこなっていることなのだ。そして、バンドの28枚目のスタジオ・アルバムである『MAD!』ほど、それが上手くおこなわれたことはほぼない。『MAD!』では、ロンとラッセルが、ブランド品のバックパック、タトゥー、遂行的な献身(神、恋人、セレブリティー、スポーツ チームなど)、冗談の覇権、インフルエンサーの台頭などの文化的現象を検証している。風刺は決して直接的ではなく、常にリスナーが空白を埋めるのに十分な曖昧さを残している。また、非常に珍しい語彙(今年の他の多くのアルバムでは「認識論」という言葉は聞かれない)と文化的言及が、聴く毎に飛び込んでくる。音楽的には、ニュー・ウェイヴ、シンセ・ポップ、アート・ロック、エレクトロニック・オペラへのオマージュが込められている。これらはすべて、スパークスが開拓した、あるいは発明したジャンルだ。Airからショスタコヴィッチ(Shostakovich)まで、他のアーティストが鳴らす音を聴くと、そもそも彼らはスパークスが影響を与えた人たちだ、ということを思い出す(ショスタコヴィッチは別かもしれないが)。しかし、究極的には、『MAD!』はモダンなレコードであり、現代の世界に属し、現代の世界に語りかけるものだ。アルバムは「Do Things My Own Way」という曲で始まる。これは、アルバムのリード・シングルとなった、典型的な前向きなプログレッシヴ・ポップの曲だ。しかし、この曲は、Mael兄弟自身のマニフェストのようなものでもある。なぜなら、スパークスは、常に自分たちのやり方で物事を進めてきたバンドだからだ。
●ロン・メイル(キーボード、作詞作曲、口ひげ)と弟のラッセル(ヴォーカル)はロサンゼルスで生まれ育ち、最初は「Urban Renewal Project」、続いて「Halfnelson」という名前でレコーディングを行ない、1972年にスパークスに落ち着いた。トッド・ラングレン(Todd Rundgren)がプロデュースを担当し、ボブ・ディラン(Bob Dylan)のマネージャー、アルバート・グロスマン(Albert Grossman)と契約したにもかかわらず、アメリカのオーディエンスは当初、Sparksの独特な皮肉の美学を受け入れなかった。その後、新しいバック・バンドを連れてロンドンに拠点を移し、1974年のシングル「This Town Ain't Big Enough For Both Of Us」が大ヒット。ブレイクを果たした。最近のアルバム『Hippopotamus』(2017年)、『A Steady Drip, Drip, Drip』(2020年)、『The Girl Is Crying in Her Latte』(2023年)は全てUKトップ10ヒットを記録している。
■More info:Big Nothing
●ロン・メイル(キーボード、作詞作曲、口ひげ)と弟のラッセル(ヴォーカル)はロサンゼルスで生まれ育ち、最初は「Urban Renewal Project」、続いて「Halfnelson」という名前でレコーディングを行ない、1972年にスパークスに落ち着いた。トッド・ラングレン(Todd Rundgren)がプロデュースを担当し、ボブ・ディラン(Bob Dylan)のマネージャー、アルバート・グロスマン(Albert Grossman)と契約したにもかかわらず、アメリカのオーディエンスは当初、Sparksの独特な皮肉の美学を受け入れなかった。その後、新しいバック・バンドを連れてロンドンに拠点を移し、1974年のシングル「This Town Ain't Big Enough For Both Of Us」が大ヒット。ブレイクを果たした。最近のアルバム『Hippopotamus』(2017年)、『A Steady Drip, Drip, Drip』(2020年)、『The Girl Is Crying in Her Latte』(2023年)は全てUKトップ10ヒットを記録している。
■More info:Big Nothing
【リリース情報】2025.5.23 ON SALE[世界同時発売]
スパークス『マッド!』
Sparks/Mad!
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
TRANS850CDJ[CD]TRANS850XXJ[LP]
¥3,000 +税[CD]¥7,300+税[LP]
・世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録[CD]
・世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、特殊パッケージ、限定カラー盤[LP]

商品情報
スパークス
『マッド!』
Amazon Music(MAY 23 2025)
スパークス
『マッド!』
Amazon Music(MAY 23 2025)
1. Do Things My Own Way
2. JanSport Backpack
3. Hit Me, Baby
4. Running Up A Tab At The Hotel For The Fab
5. My Devotion
6. Don’t Dog It
7. In Daylight
8. I-405 Rules
9. A Long Red Light
10. Drowned In A Sea Of Tears
11. A Little Bit Of Light Banter
12. Lord Have Mercy
13. Do Things My Own Way(Cornelius Remix)*
*日本盤ボーナス・トラック(CD)
2. JanSport Backpack
3. Hit Me, Baby
4. Running Up A Tab At The Hotel For The Fab
5. My Devotion
6. Don’t Dog It
7. In Daylight
8. I-405 Rules
9. A Long Red Light
10. Drowned In A Sea Of Tears
11. A Little Bit Of Light Banter
12. Lord Have Mercy
13. Do Things My Own Way(Cornelius Remix)*
*日本盤ボーナス・トラック(CD)

【来日公演決定】
Sparks JAPAN TOUR 2025
愛され続けて半世紀! ポップ・ミュージックの真髄を極めるスパークス、2年ぶりの来日公演が決定!
・京都 2025/6/8(日)ロームシアター京都 サウスホール
・大阪 2025/6/10(火)Zepp Namba(OSAKA)
・東京 2025/6/12(木)、13(金)EX THEATER ROPPONGI
公演公式ページ
Sparks JAPAN TOUR 2025
愛され続けて半世紀! ポップ・ミュージックの真髄を極めるスパークス、2年ぶりの来日公演が決定!
・京都 2025/6/8(日)ロームシアター京都 サウスホール
・大阪 2025/6/10(火)Zepp Namba(OSAKA)
・東京 2025/6/12(木)、13(金)EX THEATER ROPPONGI
公演公式ページ


商品情報
Sparks
『Lil' Beethoven』
・Amazon Music(2002/11/26)¥1,500[Deluxe Edition]
・Amazon CD(2022/4/29)輸入盤[Deluxe Edition]
・Amazon LP(2022/4/29)輸入盤[Vinyl Edition]
Sparks
『Lil' Beethoven』
・Amazon Music(2002/11/26)¥1,500[Deluxe Edition]
・Amazon CD(2022/4/29)輸入盤[Deluxe Edition]
・Amazon LP(2022/4/29)輸入盤[Vinyl Edition]

商品情報
スパークス
『アネット』オリジナル・サウンドトラック
・Amazon Music(2021/7/2)¥1,800
・Amazon CD(2022/3/23)¥2,640
・Amazon CD(2021/7/16)輸入盤
スパークス
『アネット』オリジナル・サウンドトラック
・Amazon Music(2021/7/2)¥1,800
・Amazon CD(2022/3/23)¥2,640
・Amazon CD(2021/7/16)輸入盤

商品情報
Sparks
『A Steady Drip, Drip, Drip』
Amazon CD(2020/5/15)輸入盤
Sparks
『A Steady Drip, Drip, Drip』
Amazon CD(2020/5/15)輸入盤

商品情報
Sparks
『Past Tense - Best Of Sparks』
Amazon CD(2019/11/22)輸入盤[3CDs]
Sparks
『Past Tense - Best Of Sparks』
Amazon CD(2019/11/22)輸入盤[3CDs]
この記事についてのコメントコメントを投稿
この記事へのコメントはまだありません
