トライアンフ、17年ぶりの再結成ライヴで3曲を披露

この野外コンサートは、北米アイスホッケー・リーグのスタンレーカップ決勝第2戦の試合前に開催され、トライアンフの再結成ライヴには、ギタリスト／ヴォーカリストのリック・エメットとドラマーのギル・ムーアが出演し、ベーシストのマイク・レヴィンは欠席しましたが、ギタリストのフィル・X、ドラマー／キーボーディストのブレント・フィッツ、ベーシストのトッド・カーンズが参加し、バンドは「Allied Forces」「Fight The Good Fight」「Lay It On The Line」の3曲をパフォーマンスしました。

共演したフィル・X、ブレント・フィッツ、トッド・カーンズは3人ともカナダ人で、元トライアンフのフィル・Xは現在ボン・ジョヴィのメンバーとして、フィッツとカーンズはスラッシュfeat. マイルス・ケネディ＆ザ・コンスピレーターズのメンバーとして活躍しています。

なお、不参加だったマイク・レヴィンは同日、トロントで行なわれたシリウスXMラジオの番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』のスタジオ・インタビューで、欠席した理由について次のように説明しました。

「医療費が無料のこの国では、専門医の予約を取るのに長い時間がかかり、その人に会うために4ヶ月も待っていたんだ。僕の担当医の予約は今朝の午前11時になっていて抜け出すことが出来ず、どうしても行かなければならない予約の一つだったんだ」

また6月6日には、トライアンフのトリビュート・アルバム『Magic Power：All Star Tribute To Triumph』（3月27日MLCニュース）が発売され、このアルバムには上記のフィル・X、元スキッド・ロウのセバスチャン・バック、アンスラックスのジョーイ・ベラドナ、ジェファーソン・スターシップのミッキー・トーマス、ディー・スナイダー、スティクスのローレンス・ガーワン、ジャーニーのディーン・カストロノヴォ、テスラのジェフ・キース、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、ハートのナンシー・ウィルソン、アレックス・ライフソン率いるエンヴィ・オブ・ノーン、ギタリストのポール・ギルバート、ロン・“バンブルフット”・サール、ニタ・ストラウス、ドラマーのトミー・アルドリッジとケニー・アロノフらが参加した15曲が収録されています。

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