クランベリーズ『ノー・ニード・トゥ・アーギュ』30周年記念エディション発売。未発表トラック＆メイキング動画公開

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

クランベリーズ、2ndアルバム『ノー・ニード・トゥ・アーギュ（30周年記念エディション）』本日発売。故ドロレス・オリオーダン他メンバーの貴重な発言を収めたライナーノーツと日本語訳掲載。

1993年のデビュー・アルバム『ドリームス』（原題『Everybody Else Is Doing It, So Why Can’t We?』）が世界でヒットしたクランベリーズは、そのツアー中に『ノー・ニード・トゥ・アーギュ』の曲の多くを書いていたという。

「“セカンド・アルバム症候群” のようなものはなかった。 ドロレスは旅先で曲を書くことに何の問題も感じていなかったし、アイデアがあふれていた。1993年の初め、最初のヨーロッパ・ツアーで “ゾンビ” を演奏したことを覚えている。コーラスが2回目に入る頃には、会場の反応が感じられた。みんな最初から気に入ってくれたんだ」（ファーガル・ロウラー／Ds）

テロ事件を題材としたメッセージ・ソング「ゾンビ」は大きな話題を呼び全米オルタナティヴ・エアプレイ・チャート1位を獲得、アルバムはリリースから1年間で1,200万枚の売上に達し、25カ国のアルバム・チャートで1位に輝いた。

「ゾンビ」は1995年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで「ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞。後にマイリー・サイラスがライヴでカヴァーを披露したり、エミネムが2017年の大ヒット曲「イン・ユア・ヘッド」でサンプリングしたり、様々な形で受け継がれ、現在も世界中の人々の心を揺さぶってやまない。