ウェンズデイ、9/19発売の新作『ブリーズ』より4枚目のシングル/ビデオ「Bitter Everyday」をリリース

6月19日MLCニュースで9月発売のニュー・アルバムについてお伝えしたウェンズデイが、同作からのニュー・シングル「Pick Up That Knife」をカット。ビデオも同時に公開しています。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ウェンズデイ、9月19日に発売されるニュー・アルバム『Bleeds(ブリーズ)』より、フォース・シングル/ビデオ「Bitter Everyday(ビター・エヴリデイ)」をリリース。

ノースカロライナのバンド、ウェンズデイ(Wednesday)は待望のニュー・アルバム『Bleeds』(9月19日にデッド・オーシャンズ〈Dead Oceans〉より発売)から、鮮烈なニュー・シングル「Bitter Everyday」をリリース。ノースカロライナ州西部のサンティーラ湖で撮影されたベン・テュロク(Ben Turok)によるミュージック・ビデオも公開した。

「“Bitter Everyday” は、『ジェイク(Jake)と私たちの友人、アンドリュー(Andrew)が外でお酒を飲みながらギターを弾いていたある2019年の朝3時頃、一人の女性がポーチに現れた』というストーリーを伝えたいという強い思いから生まれた曲だ。彼女は、自分が書いた曲を歌ってもいいかと彼らに尋ねた。彼女は素晴らしい声の持ち主だった。彼らはその声をヴォイス・ノートに録音し、翌朝私が目覚めたときに見せてくれた。私はそれが誰なのか分かった。彼女はダウンタウンをよく歩き回るホームレスだった。数週間後、仕事から帰る途中、電柱に彼女の写真が貼ってあるのを見た。それは彼女の昔の顔写真で、ジャガロ・メイク(顔に道化師のペイントをする)を施されていた。書類には、彼女が殺人容疑で指名手配されていると書かれていた。コーラスはアイリス・ディメント(Iris DeMent)の曲「Easy's Gettin' Harder Everyday」へのオマージュだ」とハーツマン(Hartzman)は説明する。

【リリース情報】2025.9.19 ON SALE[世界同時発売]

2020年代を代表するアルバムのひとつとなった前作から2年半、アシュビルのオルタナティヴ・ロック・バンド、ウェンズデイの新作が完成。再びアレックス・ファラーをプロデュースに起用したニュー・アルバム『ブリーズ』、デッド・オーシャンズよりリリース。

ウェンズデイ『ブリーズ』
Wednesday/Bleeds

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
DOC428JCD[CD]DOC428JLP-C1[LP]
定価:未定[CD]未定[LP]
その他:世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録(予定)[CD]
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、ボーナス・トラックのダウンロード・カード封入(予定)、エコミックスヴァイナル[LP]

1. Reality TV Argument Bleeds
2. Townies
3. Wound Up Here (By Holdin On)
4. Elderberry Wine
5. Phish Pepsi
6. Candy Breath
7. The Way Love Goes
8. Pick Up That Knife
9. Wasp
10. Bitter Everyday
11. Carolina Murder Suicide
12. Gary’s II

●ウェンズデイが待望のニュー・アルバム『Bleeds』をデッド・オーシャンズ(Dead Oceans)より9月19日にリリースする。物語性豊かなサザン・ロックの魅惑的なコレクションである当作では、ノースカロライナ出身のこのバンドのディスコグラフィの中でも特に印象的な楽曲の多くと同様に、好奇心と告白の間にある鮮やかな繋がりが思慮深く探求される。『Bleeds』は、文学的な暗示とアウトローの気骨と、場所を舞台にした詩と身の毛もよだつようなノイズがパッチワークのように巧みに融合した傑作だ。バンドの創設者であり、フロントウーマン、そして主要なリリシストでもあるカーリー・ハーツマン(Karly Hartzman)は、ウェンズデイが自分たちのアイデンティティをしっかりと確立できたのは、過去のアルバムでのコラボレーションと、やりがいがありながらも過酷なツアー・スケジュールのおかげだと語る。2020年代を代表するロックンロール・レコードのひとつである『Rat Saw God』と同様、『Bleeds』もアッシュビルの「Drop of Sun」で制作され、『Twin Plagues』からレコーディングを担当してきたアレックス・ファラー(Alex Farrar)がプロデュースを手がけた。ハーツマンは再びデモ音源をスタジオに持ち込み、彼女とバンド仲間のザンディ・ケルムス(Xandy Chelmis:lap steel、pedal steel)、アラン・ミラー(Alan Miller:drums)、イーサン・ビーチトールド(Ethan Baechtold:bass、piano)、ジェイク “MJ” レンダーマン(Jake “MJ” Lenderman:guitar)はチームワークを発揮。カントリーの真実味、インディ・ポップのフック、ノイジーなスラッジを絶妙なバランスで盛り込み、楽曲をボリューム・アップさせていった。そして、これまで以上に、その正確なバランスは歌詞によって左右された。トーンや主題だけでなく、言葉の響きそのもの、そしてハーツマンの見事なまでに主観的なディテール選択へのアプローチも、その要因となっている。

●ノースカロライナ州アシュビルのベッドルームで大半の曲を書いているカーリー・ハーツマンは、ミツキのNPR『Tiny Desk』をみて、ギターを始めた。アシュビルの大学に通い、ウェンズデイという名義でアルバム『Yep Definitely』をリリース。その後、正式にバンド・メンバーを集め、2020年にセカンド・アルバム『I Was Trying to Describe You to Someone』、2021年にサード・アルバム『Twin Plagues』をリリースした。『Twin Plagues』は高い評価を博し、『Paste』の年間ベスト・アルバム、『Pitchfork』の年間ベスト・ロック・アルバムの一枚に選ばれている。2022年9月、デッド・オーシャンズと契約したウェンズデイはシングル「Bull Believer」をリリース。『Pitchfork』は同曲を「Best New Track」に選出し、2022年の「Best Songs」の1曲にも選んだ。2023年4月、バンドはニュー・アルバム『Rat Saw God』をリリース。アルバムは『Pitchfork』で『Best New Track』(8.8/10点)に選ばれ、『Rolling Stone』で四つ星を得るなど、高い評価を獲得。同年の各メディアの年間ベスト・アルバムを席巻し、『Stereogum』や『Paste』では1位となった。

●『Rat Saw God』
・Stereogum「50 Best Albums of 2023」1位
・Paste「50 Best Albums of 2023」1位
・Sound Opinions: Greg Kot「Best Albums of 2023」1位
・No Ripcord「50 Best Albums of 2023」1位
・The Alternative「Top 55 Albums of 2023」2位
・Consequence「Top 50 Albums of 2023」2位
・The Line of Best Fit「Albums of the Year 2023」2位
・The Atlantic「10 Best Albums of 2023」2位
・The FADER「50 Best Albums of 2023」2位
・Northern Transmissions「Best Albums of 2023」2位
・Sound Opinions:Jim DeRogatis「Best Albums of 2023」2位
・Sputnikmusic「Top 50 Albums of 2023」3位
・Still Listening「Top 50 Albums Of 2023」3位
・Pitchfork「50 Best Albums of 2023」4位
・WXPN「Best Albums of 2023」5位
・Slant Magazine「50 Best Albums of 2023」6位
・Exclaim!「50 Best Albums of 2023」6位
・Beats Per Minute「Top 50 Albums of 2023」6位
・FLOOD「Best Albums of 2023」6位
・The Philadelphia Inquirer:Dan DeLuca「Best Albums of 2023」7位
・PopMatters「80 Best Albums of 2023」7位
・BrooklynVegan「Top 55 Albums of 2023」7位
・Rolling Stone:Rob Sheffield「Top 20 Albums of 2023」8位
・Under the Radar「Top 100 Albums of 2023」9位
・Treble「50 Best Albums of 2023」9位
※トップ10のみ

■More info:Big Nothing

商品詳細
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『Rat Saw God』


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『I Was Trying to Describe You to Someone』


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