アシュビルのオルタナ・バンド、ウェンズデイの新作が完成。再びアレックス・ファラーをプロデュースに起用した新作『ブリーズ』リリース


〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
2020年代を代表するアルバムのひとつとなった前作から2年半、アシュビルのオルタナティヴ・ロック・バンド、ウェンズデイの新作が完成。再びアレックス・ファラーをプロデュースに起用したニュー・アルバム『ブリーズ』、デッド・オーシャンズよりリリース。

先月、ウェンズデイは時代を超越したトゥワンギーなシングル「Elderberry Wine」をリリースし、高い評価を獲得した。同曲は、『Pitchfork』の「Best New Track」や『TIME』の「The Best Songs of 2025 So Far」に選出され、『GQ』に「文句の付けようがない」と言及された。また、バンドは『The Late Show with Stephen Colbert』に出演し、この曲をプレイした。

Wednesday
「Elderberry Wine」
Amazon Music(MAY 21 2025)
【リリース情報】2025.9.19 ON SALE[世界同時発売]
ウェンズデイ『ブリーズ』
Wednesday/Bleeds
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
DOC428JCD[CD]DOC428JLP-C1[LP]
定価:未定[CD]未定[LP]
その他:世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録(予定)[CD]
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、ボーナス・トラックのダウンロード・カード封入(予定)、エコミックスヴァイナル[LP]

Wednesday
『Bleeds』
Amazon Music(SEP 19 2025)
2. Townies
3. Wound Up Here (By Holdin On)
4. Elderberry Wine
5. Phish Pepsi
6. Candy Breath
7. The Way Love Goes
8. Pick Up That Knife
9. Wasp
10. Bitter Everyday
11. Carolina Murder Suicide
12. Gary’s II

●ウェンズデイが待望のニュー・アルバム『Bleeds』をデッド・オーシャンズ(Dead Oceans)より9月19日にリリースする。物語性豊かなサザン・ロックの魅惑的なコレクションである当作では、ノースカロライナ出身のこのバンドのディスコグラフィの中でも特に印象的な楽曲の多くと同様に、好奇心と告白の間にある鮮やかな繋がりが思慮深く探求される。『Bleeds』は、文学的な暗示とアウトローの気骨と、場所を舞台にした詩と身の毛もよだつようなノイズがパッチワークのように巧みに融合した傑作だ。バンドの創設者であり、フロントウーマン、そして主要なリリシストでもあるカーリー・ハーツマン(Karly Hartzman)は、ウェンズデイが自分たちのアイデンティティをしっかりと確立できたのは、過去のアルバムでのコラボレーションと、やりがいがありながらも過酷なツアー・スケジュールのおかげだと語る。2020年代を代表するロックンロール・レコードのひとつである『Rat Saw God』と同様、『Bleeds』もアッシュビルの「Drop of Sun」で制作され、『Twin Plagues』からレコーディングを担当してきたアレックス・ファラー(Alex Farrar)がプロデュースを手がけた。ハーツマンは再びデモ音源をスタジオに持ち込み、彼女とバンド仲間のザンディ・ケルムス(Xandy Chelmis:lap steel、pedal steel)、アラン・ミラー(Alan Miller:drums)、イーサン・ビーチトールド(Ethan Baechtold:bass、piano)、ジェイク “MJ” レンダーマン(Jake “MJ” Lenderman:guitar)はチームワークを発揮。カントリーの真実味、インディ・ポップのフック、ノイジーなスラッジを絶妙なバランスで盛り込み、楽曲をボリューム・アップさせていった。そして、これまで以上に、その正確なバランスは歌詞によって左右された。トーンや主題だけでなく、言葉の響きそのもの、そしてハーツマンの見事なまでに主観的なディテール選択へのアプローチも、その要因となっている。
●ノースカロライナ州アシュビルのベッドルームで大半の曲を書いているカーリー・ハーツマンは、ミツキのNPR『Tiny Desk』をみて、ギターを始めた。アシュビルの大学に通い、ウェンズデイという名義でアルバム『Yep Definitely』をリリース。その後、正式にバンド・メンバーを集め、2020年にセカンド・アルバム『I Was Trying to Describe You to Someone』、2021年にサード・アルバム『Twin Plagues』をリリースした。『Twin Plagues』は高い評価を博し、『Paste』の年間ベスト・アルバム、『Pitchfork』の年間ベスト・ロック・アルバムの一枚に選ばれている。2022年9月、デッド・オーシャンズと契約したウェンズデイはシングル「Bull Believer」をリリース。『Pitchfork』は同曲を「Best New Track」に選出し、2022年の「Best Songs」の1曲にも選んだ。2023年4月、バンドはニュー・アルバム『Rat Saw God』をリリース。アルバムは『Pitchfork』で『Best New Track』(8.8/10点)に選ばれ、『Rolling Stone』で四つ星を得るなど、高い評価を獲得。同年の各メディアの年間ベスト・アルバムを席巻し、『Stereogum』や『Paste』では1位となった。
●『Rat Saw God』
・Stereogum「50 Best Albums of 2023」1位
・Paste「50 Best Albums of 2023」1位
・Sound Opinions: Greg Kot「Best Albums of 2023」1位
・No Ripcord「50 Best Albums of 2023」1位
・The Alternative「Top 55 Albums of 2023」2位
・Consequence「Top 50 Albums of 2023」2位
・The Line of Best Fit「Albums of the Year 2023」2位
・The Atlantic「10 Best Albums of 2023」2位
・The FADER「50 Best Albums of 2023」2位
・Northern Transmissions「Best Albums of 2023」2位
・Sound Opinions:Jim DeRogatis「Best Albums of 2023」2位
・Sputnikmusic「Top 50 Albums of 2023」3位
・Still Listening「Top 50 Albums Of 2023」3位
・Pitchfork「50 Best Albums of 2023」4位
・WXPN「Best Albums of 2023」5位
・Slant Magazine「50 Best Albums of 2023」6位
・Exclaim!「50 Best Albums of 2023」6位
・Beats Per Minute「Top 50 Albums of 2023」6位
・FLOOD「Best Albums of 2023」6位
・The Philadelphia Inquirer:Dan DeLuca「Best Albums of 2023」7位
・PopMatters「80 Best Albums of 2023」7位
・BrooklynVegan「Top 55 Albums of 2023」7位
・Rolling Stone:Rob Sheffield「Top 20 Albums of 2023」8位
・Under the Radar「Top 100 Albums of 2023」9位
・Treble「50 Best Albums of 2023」9位
※トップ10のみ
■More info:Big Nothing



Wednesday
『Rat Saw God』
Amazon Music(APR 07 2023)

Wednesday
『I Was Trying to Describe You to Someone』
Amazon Music(FEB 07 2020)

Wednesday
『Twin Plagues』
Amazon Music(AUG 13 2021)
この記事へのコメントはまだありません





RELATED POSTS
関連記事
LATEST POSTS
最新記事
-
2025.01.07 クイーン関連 最新ニュース(2025/6/17更新)
-
2024.04.04 ザ・ビートルズ関連 最新ニュース(2025/6/17更新)
-
2023.03.07 直近開催予定のイベントまとめ(2025/6/10更新)