オーストラリアのシンガーソングライター、ステラ・ドネリー。大きな変化の時期を経て、自身へと回帰する旅を描く3作め『ラヴ・アンド・フォーチュン』リリース


〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
オーストラリアのシンガーソングライター、ステラ・ドネリーがカムバック。大きな変化の時期を経て、自身へと回帰する旅を描くサード・アルバム『ラヴ・アンド・フォーチュン』、リリース。
「シェアハウスの小屋でバリトン・ギターを弾き、ルームメイト全員のオーヴァードライヴ・ペダルに繋いで作った曲。同じコードをずっと繰り返し弾き続けていたので、しばらくすると近所の人たちの機嫌を悪くしたと思う。破綻する運命にあった関係の絆創膏をゆっくりと剥がしていく、その葛藤を歌っている。恨みと非難の応酬で、ただただ苛立ち、焦燥感に駆られる、あの別れの瞬間を捉えようとした」とステラはこの曲の制作を振り返って語る。
ステラ・ドネリー『ラヴ・アンド・フォーチュン』
Stella Donnelly/Love and Fortune
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
・品番:DASH092CDJ[CD]DASH092LPXJ[LP/国内流通仕様]
・定価:未定[CD]未定[LP/国内流通仕様]
・その他
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録(予定)[CD]
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、限定カラー盤(リグラインド・カラー・ラッキー・ディップ・ヴァイナル)[LP/国内流通仕様]

Stella Donnelly
『Love And Fortune』
・Amazon Music(NOV 07 2025)
・Amazon(2025/11/7)¥2,970・CD
2. Being Nice
3. Feel It Change
4. Baths
5. Year of Trouble
6. Please Everyone
7. W.A.L.K
8. Friend
9. Ghosts
10. Love and Fortune
11. Laying Low
※他、日本盤ボーナス・トラックを追加収録(予定)

●ステラ・ドネリー(Stella Donnelly)はニュー・アルバム『Love and Fortune』で、見事なカムバックを果たす。深くパーソナルで、揺るぎない楽曲群は、大きな変化の時期を経て、自身へと回帰する旅を描く。メルボルンのナームでレコーディングされたこのアルバムは、その土地の根源的なエネルギーを体現し、親密でありながらも広大な音の風景を描き出している。『Love and Fortune』は、2025年11月7日(金)にドット・ダッシュ・レコーディングス/リモート・コントロール(Dot Dash Recordings/Remote Control)よりリリースされる。数年間の激しいツアー生活の後、ドネリーはそれを一時中断し、音楽との関係を見つめ直し、今でも音楽を愛しているのかどうかを自問自答した。その静かな沈黙は、より深く、自分の直感、感情、そして過去の様々な自分を見つめ直すきっかけとなった。こうして生まれたのは、様々な結末を描いた楽曲集だ。人間関係の崩壊、始めたものの続かなかった趣味、人生の節目、そしてかつては永遠と感じていた物事の反響。これらは別れの歌だが、ロマンチックなものだけではない。殻を脱ぎ捨て、古い期待を手放し、そしてこれから何が起こるのかを慎重に受け入れる気持ちを表している。サム・ラヴ(Sam Love)によるアートワークは、恐怖に阻まれ、音楽の世界、そして公の場で作曲するという混沌とした渦に再び飛び込むべきかどうか迷う人物を描いている。「これらの曲は私を一人にしてくれなかった。カモメのように、通勤中に鳴き声をあげ、エッセイを書いている時につつき、音楽がない方が幸せだと思った途端、ポテトチップスを盗まれた」とドネリーは語る。ドネリーは、アーティストの背後にある個性を露わにする、より生々しいサウンドに到達した。『Love and Fortune』は、以前の作品と同様にピアノとギターが融合しているが、今回はアレンジがより露骨で、より意図的なものとなっている。アルバムには、長年のコラボレーターであり友人でもあるマーセル・タシー(Marcel Tussie)、ジャク・ギャビー(Jack Gaby)、ジュリア・ウォレス(Julia Wallace)に加え、新たなゲストとしてソフィ・オザード(Sophie Ozard)、ティモシー・ハーヴェイ(Timothy Harvey)、エリー・メイソン(Ellie Mason)が参加している。
●ステラ・ドネリーはオーストラリアはパース出身のシンガーソングライターだ。大学で音楽を学んだ後、ソロで活動しながら、ベルズ・ラピッズ(Bells Rapids)やボート・ショウ(Boat Show)のギタリストとしてもプレイ。2017年にリリースしたシングル「Boys Will Be Boys」でオーストラリアの音楽見本市「Bigsound 2017」のリーヴァイス・ミュージック・アワードを受賞。世界的な注目を集め、シークレットリー・カナディアン(Secretly Canadian)と契約。2018年にEP『Thrush Metal』、2019年3月にはデビュー・アルバム『Beware of the Dogs』をリリースした。『Beware of the Dogs』は高い評価を博し、「ARIA Music Awards」で「Breakthrough Artist」、J Awardsで「Australian Album of the Year」にノミネート。AIR Awardsで「Independent Album of the Year」と「Best Independent Pop Album or EP」を獲得した。フジロックフェスティバル '19で初来日。同年12月におこなわれたジャパン・ツアーは、追加公演も含め、即完した。2022年8月にはセカンド・アルバム『Flood』をリリース。同年冬には2度目のジャパン・ツアーを行なった。
■More info:Big Nothing


ステラ・ドネリー
『FLOOD』
・Amazon Music(AUG 26 2022)
・Amazon(2022/8/26)¥2,273・CD

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