「ビルボード」によると、BBCの本件担当者であるスー・ディークスは「このシリーズは、リヴァプール出身の若手バンドがわずか2年間でハンブルクで音楽の腕を磨き、帰国後、一夜にして世界的な成功を収めるまでの、魅力的な物語です。（もちろん）素晴らしいサウンドトラックも」との声明を発表。現時点ではキャストはおろか放送日もまだ発表されていないものの、「BBC iPlayer」と「BBC One」で配信されることが決定しています。

クラウス・フォアマンは現在87歳。原作の著者ということでこのシリーズのコンサルタントを務めているそう。彼は1960年代初頭にロンドンでグループと共に暮らした経験を持ち、のちに『リボルバー』のジャケット・デザインを手掛け、解散後の1970年代にはメンバーそれぞれのソロ・アルバムでも演奏、ファンにも広く知られている人物です。

スタッフにはクリスチャン・シュヴォッホウ（ドラマ・シリーズ『ザ・クラウン』他）、マット・ホワイトクロス（『オアシス：スーパーソニック』 、ドキュメンタリー『Coldplay：A Head Full of Dreams』他）、作曲家のデイヴィッド・ホームズ（『オーシャンズ13』『グッド・ヴァイブレーションズ』）の参加が明らかになっています。

ビートルズに関する映像作品では、先日配信が始まった新章を追加した映像版の『アンソロジー』シリーズ（下記参照）の他、現在2028年公開予定で各メンバーの伝記映画として描かれるグループの物語（4月3日MLCニュース参照）なども予定されています。