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クリスマスを前にザ・ポーグス「ニューヨークの夢」が再発。1987年の発掘ライヴ音源も収録
今回は同名タイトルのEPとして配信されています。収録はオリジナル音源とそのインストゥルメンタルに加え、大きな目玉となるライヴ音源2曲も。1987年スコットランドでのこのライヴ音源は、タイトル曲ではライヴでもカースティ・マッコールが相手役を務めます。もう1曲はこれまた彼らの代表曲でもある「Dirty Old Town」です。
そして次作の(この曲の)プロデューサーの座にはスティーヴ・リリーホワイトに就き、当時妻だったカースティ・マッコールを起用したという流れが。彼女はフォーク・シンガー、イワン・マッコールの娘で、自身も作品を発表しています。
リリーホワイトはインタヴューでこの曲について、以下のように語っています。
「私にとって “Fairytale of New York” は上質なワインのようなもので、時とともに年々熟しています。最初は誰も歓声を上げませんが、カースティが登場すると──彼女は他のどの地においてよりもスコットランドで一番有名だったはずです──赤毛とスコットランドの名前で、ロンドン南部のクロイドン出身にもかかわらず、スコットランドの人たちに愛されていました。だからあの歓声はそのまま残しました。彼女はステージ恐怖症だったようですが、それを克服してこの歌声を披露しました。本当に素晴らしかったです。曲のスピリットが本当に伝わってきます」
「彼女とシェイン・マガウワンがスタジオで一緒に歌ったことは一度もないというのは有名な話です。レコード作りってそういうものなんですよ。多少はごまかしもあるけれど、でも楽々と聴こえるようにしなきゃいけない。80年代、みんながやってたあのヘアスタイルみたいにね。2、3時間もかかってるのに、まるでベッドから出たばかりみたいに見えた!」
またバンドは、11月30日にヴォーカリストのシェイン・マガウワン他界から2年を受けて、公式のインスタグラムに改めて追悼メッセージを投稿しています。「今日で2年。彼のような栄光に満ちた怒りの精神の持ち主がこの世を去ったとは、まだ信じられない。 我々はなんて時を過ごしたんだろう、彼はなんて人生を送ったんだろう。 あなたは私たちに多くのものを与えてくれた、あなたは輝く大いなる人物で、その名は世界中の多くの者の心に永遠に刻まれています。 シェーン、愛してる! 次回まで」
The Pogues
『Rum Sodomy & the Lash』
Amazon(2025/10/24)輸入盤・CD/LP
ザ・ポーグス
『30:30-Essential Collection』
・Amazon Music・MP3(2014/11/11)輸入盤
・CD(2014/11/11)輸入盤
ザ・ポーグス
『BBC Sessions 1984-1986』
・Amazon Music・MP3(NOV 13 2020)¥2,000
・CD(2020/11/13)輸入盤
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