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ブライアン・メイが語る「伝説のチャンピオン」制作秘話──「フレディ、これ本気?」
クイーンのブライアン・メイが『ギター・プレイヤー』誌のインタヴューに応え、1977年『世界に捧ぐ』(原題『News Of The World』)制作の、中でも彼らの代表曲であるアンセム「伝説のチャンピオン」(原題「We Are the Champions」)に関するエピソードについて語っています。
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1977年、クイーンが6枚目のアルバム『世界に捧ぐ』の制作に入った時、ブライアン・メイはクイーンが間もなくそんな重大な曲をレコーディングすることになるとは考えてもいませんでした。フレディ・マーキュリーはずっとオーディエンスの参加を促すような曲に取り組んでいたのです。が、彼がそれを最初にリハーサルで3人にプレゼンした時、彼らはまるでピンと来ていませんでした。
まず問題のひとつは歌詞にありました。マーキュリーの、自身がこれまで散々払うべき代償を払ってきたという愚痴から、頂点へと昇り詰めるのは決して楽なことではなかったのだとオーディエンスに向かって歌いかけるという展開です。とりわけ最悪だったのはタイトルの「We Are the Champions」(直訳:俺たちは王者だ)でした。当時を振り返り、メイはこう語っています。「僕ら3人の最初の受け止めは、何だか随分尊大な歌だなあって感じだった。みんなでフレッドを見て言ったよ、『これ本気?』って」
「でも彼にはあの曲に対して、もの凄く明確なヴィジョンがあったんだ。あれは連帯感とか力強さとか、勧善懲悪に基づく楽観主義みたいなものを求めてるオーディエンスに向けて歌いかけるための曲だったんだよ。彼は『これならみんなが一緒に歌える』と確信していたんだ」
メイは、足踏みと手拍子のリズムとシンプルなヴォーカルのリフレインが、オーディエンスを一体化させるにはもってこいだとして「We Will Rock You」を持ち込みました。一方マーキュリーは「We Are the Champions」をファン同士を結びつけるテーマ曲として考えていました。
「でも彼にはあの曲に対して、もの凄く明確なヴィジョンがあったんだ。あれは連帯感とか力強さとか、勧善懲悪に基づく楽観主義みたいなものを求めてるオーディエンスに向けて歌いかけるための曲だったんだよ。彼は『これならみんなが一緒に歌える』と確信していたんだ」
メイは、足踏みと手拍子のリズムとシンプルなヴォーカルのリフレインが、オーディエンスを一体化させるにはもってこいだとして「We Will Rock You」を持ち込みました。一方マーキュリーは「We Are the Champions」をファン同士を結びつけるテーマ曲として考えていました。
「これは僕らにとって、オーディエンスの参加を意図した最初のアルバムだった。その時点まで、僕らは何となくためらいがちだったんだ。観客が一緒に歌ってくれることをこちらから当て込んだりはしなかった、あの頃はそういうことはまずなかったから。僕らにとっては凄く大きな変化だったと思うよ、オーディエンスをショウの一部であると意識して、彼らに対して積極的に参加を促して行くことに決めたのはね」
「We Are the Champions」は、当時のクイーンの典型的な手法でレコーディングされたそうです。
「大抵は(フレディが)、ロジャーとジョンと一緒にプレイしながらピアノのパートを録って、それで十分だってことになれば──3、4テイクぐらいやったところで──それが採用になった。“We Are the Champions” に関しても、基本的にはそんな感じだったと思う」
メイは自分のギター・パートを構想練るにあたり、一番いいアイディアは後から浮かんでくることも。「We Are the Champions」はまさにそのパターンで、一旦自分のパートを仕上げてから約2週間後、新たにベルのようなチャイム音の2つのギター・トラックを加えました。
「ミックス予定日の当日に車の中で聴いていて、自分のギターがどうもしっくり来ないなと思っていたんだ。それでみんなに『もう一度やらせて欲しい』って言って、あのヴァース2に入っているちょっとしたステレオのピースを考え出したんだよ。あれは今でも凄く気に入っているんだ、2本のギターの間を行ったり来たりするベルのエフェクトみたいでね。つまりあの曲に関しては、2週間ばかり寝かせていたおかげで居残り作業をやることになったわけだ」
メイは更にそこで幾つかギター・ラインを加えます──「フレディのヴォーカルに呼応する形でリード・ギターを入れたんだ」。が、最終ミックスで全体を聴き直してみた時、彼はそれがいささか出しゃばり過ぎているように感じました。「ギターがある種、フレディのヴォーカルと競い合おうとしているようだった」。しかしながら、マーキュリーはそれこそがあの曲に必要な要素だと感じていました。彼はメイにこう言ったと言います。「いや、ギターがヴォーカルに戦いを挑んでいる、これがこの曲のあるべき姿だよ」
「そんなわけで、あの曲にはいわゆるギター・ソロと呼べるようなものは入っていないんだけど。そんなものはあそこには必要ないと、今でも思っているよ」
「We Are the Champions」は、当時のクイーンの典型的な手法でレコーディングされたそうです。
「大抵は(フレディが)、ロジャーとジョンと一緒にプレイしながらピアノのパートを録って、それで十分だってことになれば──3、4テイクぐらいやったところで──それが採用になった。“We Are the Champions” に関しても、基本的にはそんな感じだったと思う」
メイは自分のギター・パートを構想練るにあたり、一番いいアイディアは後から浮かんでくることも。「We Are the Champions」はまさにそのパターンで、一旦自分のパートを仕上げてから約2週間後、新たにベルのようなチャイム音の2つのギター・トラックを加えました。
「ミックス予定日の当日に車の中で聴いていて、自分のギターがどうもしっくり来ないなと思っていたんだ。それでみんなに『もう一度やらせて欲しい』って言って、あのヴァース2に入っているちょっとしたステレオのピースを考え出したんだよ。あれは今でも凄く気に入っているんだ、2本のギターの間を行ったり来たりするベルのエフェクトみたいでね。つまりあの曲に関しては、2週間ばかり寝かせていたおかげで居残り作業をやることになったわけだ」
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『オペラ座の夜』のすべて
監修:吉田聡志(クイーン・コンシェルジュ)
A5判/208頁/3,000円(税込)
ISBN:978-4-401-65669-1
発行:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
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『MR. バッド・ガイ - 40周年記念スペシャル・エディション』
UNIVERSAL MUSIC STORE限定 ピクチャーLP
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著者:松林天平
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著者:森俊一郎/阿佐美俊夫
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