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フィル・コリンズ、現在の健康状態を公表。復帰に対して前向きな姿勢を示す
フィル・コリンズはこのほど、BBCのポッドキャスト『Eras』でゾーイ・ボールによる新たなインタヴューに応え、自身の健康状態について、現状を公表し、「困難でフラストレーションの溜まる2年間」を過ごしていたと語りました。
コリンズが自身の体調について現状報告を行ない、苦闘を続けていることをファンに共有するのは今回が初めてではなく、2021年には当時の健康問題のために「辛うじてスティックを持てる程度」でしかない状態であることを明かしていました。
コリンズは昨年、自身がホスピスに収容され、「死の床にある」という根拠のない噂を完全否定しました。この噂の出どころは未だ不明で、その説を裏付けるような証拠も提示されることはありませんでした。
当時、コリンズ側は彼が膝の手術で入院中であるとしていましたが、今回の取材で、彼は事実その通りであったことをあらためて認めました。「今も継続中なんだけど、住み込みのナースが付いて、24時間完全看護状態に置かれてるんだ、きちんと間違いなく投薬治療を受けられるようにってね。膝についてはこれまでも色々とあって……想定される限りの悪い事態が実際に起こってしまったって感じだった。病院ではコロナにも感染したしね、とにかく散々だったよ」
コリンズは膝に関してだけで、実に5回の手術を経験したと明らかにし、今ようやくそのうちのひとつが「上手く行った」おかげで、「歩けるようになったんだよ、完全に自力でじゃないけどね、分かるだろ、松葉杖とか使ってさ」と言います。
彼は2007年の脊髄損傷以来、ずっと健康問題に悩まされており、2022年に行なったジェネシスとしての最後のショウでは息子のニックにドラムの職務を任せ、自身は椅子に腰かけた状態でパフォーマンスをこなしていました。
またコリンズは先頃、断酒してから丸2年となる記念日を祝ったそうですが、その経緯について「ツアーに出ずに済む生活を楽しんでたんだよ。ツアーに出るのを辞めたことで……僕は思ってたんだ、よし、これまでずっとできなかったことを全部やってやろうって。それでまだ太陽が出ている時間から飲み始めるようになっちゃって……もう一生分飲んだんじゃないかな。酔っ払ったって自覚はなかったんだけど、転んだことは何度かあったね。それで肝臓も治療が必要になった。まあ、そういうあれやこれやの積み重ねのツケが回って、何か月も病院で過ごすハメになったってわけだ。この2年はとにかく困難で、興味深く、またフラストレーションの溜まる年月だったよ……でも今はもう大丈夫」
ちなみに2025年の2月にはコリンズは、新しい音楽を作るには自身の中に「ハングリーさが足りない」と語っていました。またそれ以前、2024年にもドキュメンタリー『Drummer First』で当時の健康状態について言及(ただしこの撮影が行なわれたのは公開から2年前のこと)。その映像の中で彼は、人気YouTubeチャンネル『Drumeo』を相手に、自分がもうドラムを叩くことができない身体であるという状況をまだ完全に受け容れられていないと語り、かつてプレイしていたように叩けないのであれば、ドラムキットから距離を置きたいという意志を示していました。
「もし前みたいにやれないんだったら、いっそ完全に力を抜いて、何もしない方がいいと思うんだ……ある日目が覚めてみて、この両手にドラム・スティックを握ることができるようになっていたら、そりゃあもう思い切り叩いてみたいよ。だけど一方で、もう自分の持ってたエア・マイルを使い切っちゃったような気もしててさ。まだ何となく、自分の中に少しずつ浸透させてる最中で……。何しろ僕は生まれてこの方ずっとドラムを叩いて生きてきたからね。それが突然やれなくなるっていうのは、やっぱりショックだよ」
今回のインタヴューで、彼は今後の自身の見通しについて、往時と比べるとかなり前向きな姿勢を見せています。「今は完全に動けるようになって、健康を取り戻しつつあるってことに加えて、もしかするとスタジオに入ってちょろっと腕馴らしをして、感触を確かめてみられるかなって感じなんだ、まだ音楽がやれるかどうか……。こういう状況になるとどうしても、『もういいよ、やるだけやったし』って気持ちになりがちなんだけど、やれるかやれないかは、実際にやり始めてみないと分からないからね。そこまで漕ぎつけられなければ、やらないかもしれないけど。とりあえず今、僕に見えてるのはそんなところかな」
ソロとグループの2度にわたり、ロックンロール・ホール・オブ・フェイムに迎えられた経歴の持ち主である彼は、レコーディング活動に復帰することができた時のために、頭の中に既にマテリアルが存在することを明かしました。
「半分作りかけのものもあれば、仕上げられずにそのままになってるものもある。それから幾つか完成してるのもあって、自分では気に入ってるんだ。だからもしかすると、このおいぼれ犬にもまだ命があるかもしれないってことで。そのうち分かるよ」
このポッドキャストの本編は1月26日月曜日の朝6時(現地時間)にBBC SoundsとBBC iPlayerでドロップされるとのことです。
BBC/Eras Phil Collins
コリンズは昨年、自身がホスピスに収容され、「死の床にある」という根拠のない噂を完全否定しました。この噂の出どころは未だ不明で、その説を裏付けるような証拠も提示されることはありませんでした。
当時、コリンズ側は彼が膝の手術で入院中であるとしていましたが、今回の取材で、彼は事実その通りであったことをあらためて認めました。「今も継続中なんだけど、住み込みのナースが付いて、24時間完全看護状態に置かれてるんだ、きちんと間違いなく投薬治療を受けられるようにってね。膝についてはこれまでも色々とあって……想定される限りの悪い事態が実際に起こってしまったって感じだった。病院ではコロナにも感染したしね、とにかく散々だったよ」
コリンズは膝に関してだけで、実に5回の手術を経験したと明らかにし、今ようやくそのうちのひとつが「上手く行った」おかげで、「歩けるようになったんだよ、完全に自力でじゃないけどね、分かるだろ、松葉杖とか使ってさ」と言います。
彼は2007年の脊髄損傷以来、ずっと健康問題に悩まされており、2022年に行なったジェネシスとしての最後のショウでは息子のニックにドラムの職務を任せ、自身は椅子に腰かけた状態でパフォーマンスをこなしていました。
またコリンズは先頃、断酒してから丸2年となる記念日を祝ったそうですが、その経緯について「ツアーに出ずに済む生活を楽しんでたんだよ。ツアーに出るのを辞めたことで……僕は思ってたんだ、よし、これまでずっとできなかったことを全部やってやろうって。それでまだ太陽が出ている時間から飲み始めるようになっちゃって……もう一生分飲んだんじゃないかな。酔っ払ったって自覚はなかったんだけど、転んだことは何度かあったね。それで肝臓も治療が必要になった。まあ、そういうあれやこれやの積み重ねのツケが回って、何か月も病院で過ごすハメになったってわけだ。この2年はとにかく困難で、興味深く、またフラストレーションの溜まる年月だったよ……でも今はもう大丈夫」
ちなみに2025年の2月にはコリンズは、新しい音楽を作るには自身の中に「ハングリーさが足りない」と語っていました。またそれ以前、2024年にもドキュメンタリー『Drummer First』で当時の健康状態について言及(ただしこの撮影が行なわれたのは公開から2年前のこと)。その映像の中で彼は、人気YouTubeチャンネル『Drumeo』を相手に、自分がもうドラムを叩くことができない身体であるという状況をまだ完全に受け容れられていないと語り、かつてプレイしていたように叩けないのであれば、ドラムキットから距離を置きたいという意志を示していました。
「もし前みたいにやれないんだったら、いっそ完全に力を抜いて、何もしない方がいいと思うんだ……ある日目が覚めてみて、この両手にドラム・スティックを握ることができるようになっていたら、そりゃあもう思い切り叩いてみたいよ。だけど一方で、もう自分の持ってたエア・マイルを使い切っちゃったような気もしててさ。まだ何となく、自分の中に少しずつ浸透させてる最中で……。何しろ僕は生まれてこの方ずっとドラムを叩いて生きてきたからね。それが突然やれなくなるっていうのは、やっぱりショックだよ」
今回のインタヴューで、彼は今後の自身の見通しについて、往時と比べるとかなり前向きな姿勢を見せています。「今は完全に動けるようになって、健康を取り戻しつつあるってことに加えて、もしかするとスタジオに入ってちょろっと腕馴らしをして、感触を確かめてみられるかなって感じなんだ、まだ音楽がやれるかどうか……。こういう状況になるとどうしても、『もういいよ、やるだけやったし』って気持ちになりがちなんだけど、やれるかやれないかは、実際にやり始めてみないと分からないからね。そこまで漕ぎつけられなければ、やらないかもしれないけど。とりあえず今、僕に見えてるのはそんなところかな」
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「半分作りかけのものもあれば、仕上げられずにそのままになってるものもある。それから幾つか完成してるのもあって、自分では気に入ってるんだ。だからもしかすると、このおいぼれ犬にもまだ命があるかもしれないってことで。そのうち分かるよ」
このポッドキャストの本編は1月26日月曜日の朝6時(現地時間)にBBC SoundsとBBC iPlayerでドロップされるとのことです。
BBC/Eras Phil Collins
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3,300円
スティーヴ・ハケット(著)、上西園 誠(訳)
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