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今年の後半はトム・ペティ・ファンには沢山のお楽しみがありそうな気配

トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのファンにとって、2026年は様々なお楽しみが期待できる年になりそうです。まず先頃発見された「American Girl」のアーカイヴ音源が先日公開されましたが、この音源はファンに人気の高いこの曲を新たな視点から捉えたもので、数十年にわたりラジオで聴かれてきた伝統的なフェードアウトの形ではなく、初めてきちんとしたエンディングで締めくくられているものです。同様に長めの尺に仕立て直されたペティ/ハートブレイカーズの代表曲のひとつ「Breakdown」とともに、明日からストリーミング配信されます。
American Girl (2026 Mix - Extended Version)
商品情報
トム・ペティ
「American Girl(2026 Mix - Extended Version)」


Amazon Music(JUN 26 2026)
1. American Girl(2026 Mix - Extended Version)
2. Breakdown(2026 Mix - Extended Version)

トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、1980年来日時。左からスタン・リンチ、トム・ペティ、ベンモント・テンチ、ロン・ブレア、マイク・キャンベル。

これらは、現在展開されているトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ結成50周年を祝うキャンペーンの一環です。1970年代、ペティはマッドクラッチで既に将来のハートブレイカーズのメンバーたちと共に音楽業界に序章を書き記していましたが、そこに変化が訪れようとしていたのです。

トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズは、1976年11月9日、レオン・ラッセルとプロデューサーのデニー・コーデルが所有するレーベル、シェルター・レコードからデビューしました。メンバーはペティ、ギタリストのマイク・キャンベル、キーボーディストのベンモント・テンチに加え、ドラマーのスタン・リンチとベーシストのロン・ブレアという顔ぶれでした。初めてハートブレイカーズ名義で出したデビュー・アルバムで新たな章の幕が開き、以来多くの歴史が紡がれてきたわけで、それから半世紀を経た今なお、掘り出されるべきものが山ほどあるのです。

「今年後半に予定されている50周年記念プロジェクトについては、まさに今、最終調整を行なっているところです。(長年ペティのプロデューサー兼アーキヴィストを務めてきた)ライアン(・ユリエイト)が最後の最後まで、マイクのような人たちに電話をかけ、思い出や記憶を辿ってもらおうとしていたんです」とアドリア・ペティ[訳注:トムの長女、本業は映像監督/編集者/アート・ディレクター。大手企業のCMやビヨンセ等のMVも手掛けている]は『UCR』に語りました。「タルサ時代の奇妙なエピソードやレコーディング・セッション全般について、裏付けを得るためにね。何しろ1970年から1979年の話で、当時の関係者のほとんどは既に亡くなっていますから」

「それに、ユニバーサルみたいな大手レーベルに移籍する前の音源は、あちこちたらい回しにされたり、買い取られたりしていてね、追跡調査してる私たちはここ2年間、まるで刑事コロンボみたいでしたよ」と彼女は語っています。「『それと、もうひとつ! あのドラマーが誰だか本当に知りませんか? 間違いない? そこにベーシストは立ち会ってた? 彼のこと覚えてます? 一緒にコーヒー飲んだことある?』ってね。彼は関係者たちからありとあらゆる記憶を引き出そうとしているの」

アドリアいわく、彼女の父親のアーカイヴを徹底的に浚い出し、このプロジェクトに取り組んできた過程は、彼の評価の上で意義深いものであると同時に非常にエモーショナルな作業でした。「ハートブレイカーズの来し方を遡る度に、彼らがいわば小さな機関車のように、どんなことに対しても精一杯の力で臨んでいたことが伝わってきて、私はいつも胸がいっぱいになるの」と彼女は言い、「彼らは卓越した音楽を作り上げましたが、それは純粋にお互いを楽しみ、喜び、そしてそれを守るために闘うことへの意欲から生まれたものでした。でも、父は決して中途半端なことはしませんでした。いつも何か凄く良いものを造り上げようとしていたんです。だから、私たちも同じようにしようと心掛けていますよ」

その「何か凄く良いもの」のカテゴリーに間違いなく含まれるのが、先頃リリースされた『Live at the Paradise Rock Club 1978』です。今年のレコード・ストア・デイに初めて登場したこの作品は、バンドがセカンド・アルバム『You're Gonna Get It!』(同年5月発売)のツアーの際に、ボストンで行なわれた熱狂的なライヴのハイライトを収録しています(2月19日MLCニュース)。
同年7月にパラダイスで録音されたライヴの様子からは、ボストンが依然としてこのグループにとって重要な拠点であることが改めて伝わってきます。この地は彼らが以前にラジオ局にプロモーション用LP『Official Live Leg』として頒布したライヴを録音した場所でもあるのです。

「この過去のライヴ音源は、バンドの力と、ボストン市民がどれだけバンドを深く受け容れていたかを示すもので、その後彼らが旧ボストン・ガーデンやフェンウェイ・パークで演奏するようになってからも、かの地には素晴らしいファン基盤が築かれ、そのファン層はさらに拡大していきました」と、ペティの長年の個人アシスタントであり友人でもあるアラン・“バグズ”・ワイデルは、『Paradise』盤に添えられたライナーノートの中で述べています。「バンドはボストンとその街のファンを愛するようになり、ボストンは私たちにとって忘れられない場所となり、いつも訪れるのが楽しみな街になりました」

「とにかく最高にイカしたショウなのよ」とアドリア・ペティも言います。「小さい頃、ライヴで “Shout” みたいな曲を聴いて、まるで何か神聖な出来事が起こっているような感覚になったのを覚えています。この『Paradise』コンサートでそれを再び聴くことができるのが、本当にたまらなく嬉しいです」

ユリエイトは、ボストン公演の音源をファンにとって最高の形で届けられるよう、オーディオの調整段階で多少手を加えたことを認めています。しかし、何より大切なその夜の雰囲気やスピリットはしっかりと保たれており、当時ラジオで聴いていなかったとしても、たとえて言うなら信頼できる友人からコピーをもらったような感覚を味わえるはずです。これは、トム・ペティがファンと共有する物事について、様々な視点から考えていたことの一つと言えるでしょう。

「トムはどんなことに対してもいつだって、とにかく及第点をクリアすることにこだわっていたんです。(『Paradise』公演の音源は)元々2トラックで録音されてたんですよ、ええ、マルチトラックだったらどんなに良かったかと思いますけどね」とユリエイトは言います。「でも、重要なのは結局パフォーマンスそのものなんですよ、分かるでしょう? そして、この夜の演奏はとにかく素晴らしかった。それが音像からはっきりと伝わってくるし、観客も夢中になっているのが分かるんです。彼らが観客を本当に心から楽しませているのが分かります。当時の彼らは演奏面でも客のノセ方も、本当にぐんぐん上達していたんですよ。だからこそ、あんなにも素晴らしいパフォーマンスになったんだと思います」

トムとザ・ハートブレイカーズによるデビュー・アルバム発売50周年が今秋に迫る中、アドリアは、今年中に更に多くの埋もれた宝が発掘されることを期待していて欲しいと語っています──その中には特に注目すべき大規模なリリースも含まれているとのことです。

「これまで未発表だったマテリアルが大量にリリースされますよ。そのために本当に徹底的な発掘作業が行なわれたんです」彼女はそう請け合いました。「今後数ヶ月、そしてバンド結成50周年後の第4四半期にかけて、ファンはあらゆる種類の音源を耳にすることになるでしょう。私たちはかなりの時間をかけて制作に取り組んできました。これからリリースするボックスセットは、まるで(会員限定の)クラブハウスにあるアーカイヴがそのまま手元にある感覚になってもらえるような内容です。『Petty Legacy』で見たり触れたりできたものを文字通り手にしているような感覚で、楽しんでいただけると思いますよ」
商品情報
Various Artists
『Petty Country:A Country Music Celebration Of Tom Petty』


Amazon Music(JUN 21 2024)
Amazon(2024/6/21)輸入盤CD
商品詳細
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
『Let Me Up(I’ve Had Enough)』


Amazon Music(APR 27 1987)
商品詳細
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
『Damn The Torpedoes(Remastered)』


Amazon Music(OCT 19 1979)
商品詳細
トム・ペティ
『フル・ムーン・フィーヴァー』


Amazon Music( APR 24 1989)
Amazon(2016/6/22)¥1,613・CD
商品情報
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
『Mojo(Extra Mojo Version)』


Amazon Music(OCTOBER 20, 2023)
商品詳細
Tom Petty & The Heartbreakers
『Live at the Fillmore, 1997』[Deluxe]


Amazon Music(2022/11/25 )
Amazon(2022/11/25)輸入盤4CDs
Amazon(2022/11/25)輸入盤6LPs
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トム・ペティ
『ザ・ベスト・オブ・エヴリシング ヒッツ・コレクション1976-2016 』


Amazon Music(MAR 01 2019)
Amazon(2019/3/1)¥2,782・CD
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Mudcrutch 
『マッドクラッチ』


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Mike Campbell & The Dirty Knobs
『Vagabonds, Virgins & Misfits』


Amazon Music(JUN 14 2024)
商品詳細
The Dirty Knobs
『Wreckless Abandon』


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Amazon(2020/11/20)輸入盤CD
商品詳細
Mike Campbell & The Dirty Knobs
『External Combustion』


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