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L7のジェニファー治療費支援のためのクラウドファンディング、仲間から多額の寄付が寄せられあっという間に目標額突破

先日小欄でもお伝えした、L7のベーシストであるジェニファー・フィンチが進行性の脳腫瘍と闘うための支援を募るGoFundMeキャンペーンですが(7月14日MLCニュース)、主要メディアで開始が伝えられて以降、グランジ系・オルタナ系の音楽仲間たちからの惜しみない寄付が寄せられ、更にファンからの数百件の小口の寄付も併せて、開始から数日で目標額を軽々と上回る嬉しい事態となりました。
キャンペーンに掲げられた文言によれば、フィンチの在宅での専門的な看護ケア、理学療法や言語療法の実施、使用される医療機器、在宅介護費用を賄うため、また彼女がバンドと共に来年公開予定だった、まだ名前の明かされていない「重要なクリエイティヴ・プロジェクト」を完成させるために必要とされる当初の目標額は35万米ドル(=約5600万円)に設定されていましたが、今朝の時点で37万8,519ドルの寄付が確認されています。

「ジェニファーのためのクラウドファンディング・キャンペーンに寄付してくださった方、そして情報を拡散してくださった方、皆様に心から感謝申し上げます。皆様のご支援のおかげで、目標額を達成することができたことを正式にご報告します」と、7月15日にフィンチのインスタグラムに投稿されたメッセージには記されています。「この資金により、ジェニファーは愛する人々に囲まれ、自宅という安心できる環境で必要なケアを受けることができるようになります。追加のご寄付については、ジェニファーのアーティスト活動におけるレガシーを後世に残すことや、今後の創作プロジェクトを支援するために充てられます」

この前日のメッセージでは、寄付に協力した全ての人に対し、その支援が闘病中のフィンチにとって大きな励みになること、そして彼女のチームが寄せられたコメントやメッセージをひとつ残らず彼女に伝えていることが綴られていました。「ご寄付いただける場合は、金額の多寡にかかわらず、すべての寄付金がジェニファーの心身の健康維持に直接役立てられます。寄付が難しい場合でも、このページをシェアしていただくことも、支援につながる有意義な方法です。誰がこのページを目にするかは、誰にもわかりませんからね」

そして、多くのミュージシャンたちが困難に直面した同業者たちに対してしばしば手を差し伸べるように、フィンチの仲間たちも早速駆けつけ、惜しみない支援を表明しました。その中にはバッド・レリジョンのギタリストでありエピタフ・レコードの創設者であるブレット・ガーウィッツと妻ジーナ(10,000ドル)、ガーヴィッジ(8,000ドル)、ビキニ・キルのヴォーカルのキャスリーン・ハンナ(5,000ドル)、 パール・ジャムのベーシスト、ジェフ・アメン(5,000ドル)、グリーン・デイのヴォーカル、ビリー・ジョー・アームストロングの妻エイドリアン・アームストロング(5,000ドル)、ザ・クラッシュ(Crush)財団(5,000ドル)、トゥールのヴォーカル、メイナード・ジェイムズ・キーナン(2,500ドル)、ワープド・ツアーの創設者ケヴィン・ライマン(2,500ドル)、KORNのギタリスト、ブライアン・“ヘッド”ウェルチ(1,000ドル)、フガジのガイ・ピチョット(1,000ドル)が名を連ねています。

今回このGoFundMeキャンペーンを起ち上げたフィンチの友人、オーブリー・ミラーは、7月14日に経過報告を交えて次のように記しました。「昨日は皆様から寄せられたご支援や愛情、そしてこのキャンペーンがこれほどまでに広がったことに、スタッフ一同本当に圧倒されました。ジェニファーを支援するために、遠く離れた場所からも多くの人が集まってくれたことに、私たちは皆、心から感謝しています。ある方から『あなたには大軍勢がついているんだからね』というコメントをいただきましたが、こうしてご支援を受け取っていると、まさにその通りだと実感します。このコメントが届いてすぐにジェニファーに読み聞かせたところ、彼女はたいそう感激していましたよ」

彼女が所属するL7は、2か月前に『Last Hurrah』と銘打った最後のツアーの日程を告知し、10月6日のサンディエゴでの初日に向けて準備を進めていたところでした。今回のフィンチの診断結果と手術及び加療により、彼女はまだ健康だった頃に計画されたL7のツアーには参加できなくなってしまいましたが、バンドは以前インスタグラムで発表した声明の中で、フィンチがL7に対しツアーを継続するよう依頼していたことを明かしており、ツアーは予定通り決行される予定で、アメリカを拠点に活動する日本人ベーシストのツヅミ・オカイが彼女の代役を務めることになっているとのことです。

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