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映画『イミディエイト ファミリー』──7/13(月)トークイベント報告リポート!

ドキュメンタリー映画『イミディエイト ファミリー』の上映に際し開催されているトークイベント。7月13日(月)に茅ヶ崎のイオンシネマ茅ヶ崎で行なわれた、ジョージ・カックル&宮治 淳一の二氏登壇のリポートが参りました。
〈以下、公式インフォメーションより〉

米・ウエストコースト・サウンドを支えたミュージシャンを描いた
ロッテントマト驚異の100%の音楽ドキュメンタリー映画

『イミディエイト ファミリー』
米ウエストコースト・サウンドを陰で支えたミュージシャン達を描いたドキュメンタリー映画『イミディエイト ファミリー』が公開中だ。本作はウエストコースト・サウンドとも呼ばれるジェイムス・テイラーやキャロル・キング、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンらのレコーディングやツアーを支えたダニー・コーチマー(ギター)、 ワディ・ワクテル(ギター)、 リーランド・スクラー(ベース)、 ラス・カンケル(ドラム)ら4人のセッション・ミュージシャンを様々なミュージシャン、関係者らの証言を交えて立体的に描いていく音楽ドキュメンタリー作品。
7月13日(月)には、ウエストコースト・サウンドと親和性が高い湘南のイオンシネマ茅ヶ崎にてラジオDJ、プロデューサーであるジョージ・カックル氏と、音楽評論家・DJである宮治淳一氏の登壇イベントが開催された。先月6月26日(金)に実施されたトークイベントでもカックル氏は、メンバーたちと会った時の裏話を語って会場を沸かせていた。
【イベント概要】

■7月13日(月)15:30〜(16時上映スタート)

・会場:神奈川・イオンシネマ茅ヶ崎
・登壇者:ジョージ・カックル(ラジオDJ、プロデューサー)、宮治 淳一(音楽評論家・DJ)
・MC:笹峯愛(女優)

ジョージ・カックル氏は、「僕のラジオ番組でかけている曲の40%くらいは、この人たちが演奏しているんじゃないかと思うほど、彼らの音は生活に溶け込んでいます。西海岸の音をかけると、だいたい彼らが弾いている。ラジオでもよく耳にしているミュージシャンたちが、今回の映画の主役です」と語った。

宮治淳一氏は、「いわゆる “自分名義でレコードを出す人” ではなく、シンガー・ソングライターの後ろで弾いてきた人たち。彼らがこんなにしゃべる姿は今まで見たことがない。普段しゃべらないからこそ、びっくりする驚く話が多いです」と紹介。

映画の感想として、ジョージ氏は「ジャクソン・ブラウンの “ドクター・マイ・アイズ”(Doctor My Eyes)。映画でベースを聴いて初めて “この曲の主役はベースだ” と気づいた。普通のベースラインじゃなくて、曲を動かしているのがあのベースなんだと分かる。あれは本当に面白かった」と興奮気味に話した。

ジョージ氏は、ワディ・ワクテルとのカフェでのインタビューが2時間止まらなかったことも語り、雑誌に載せられない裏話をたくさん持つ人々だと話した。さらに72〜73年のジェイムス・テイラー来日公演の思い出では、「ザ・イミディエイト・ファミリー」の前身であった「セクション」が最初に演奏しジェイムスの曲が始まらず驚いたこと、渋谷公会堂ではカーリー・サイモンがアンコールで登場したことなど、当時の “お宝体験” を披露した。

レコードの裏ジャケットにスタジオ・ミュージシャンの名前が載るようになったことで、演奏者を見てレコードを買う文化が生まれたと二人は語り、宮治氏は「名前も知らないレコードだと聴けないので、裏ジャケットを見てプロデューサーやアレンジャー、そして演奏者を確認していました。ダニー・コーチマーやクレイグ・ダーギー、ランス・カンケルの名前があれば『間違いない』。そうやって買っていましたね」と振り返った。

湘南と西海岸の共通点については、ジョージ氏が「ヤシの木と海の広さ」という象徴的な景観を挙げ、「134号線はハイウェイ1のようだ」と説明。宮治氏も湘南の音楽が西海岸と近い雰囲気を持つと同意した。70年代の日本では西海岸サウンドが大きく流行し、イーグルスやジャクソン・ブラウンの影響を受けたミュージシャンが多数いたことにも触れた。

さらに、ジョージ氏からは「VIVID SOUNDのKaz Sakamoto氏がダニー・コーチマーのアルバム『Honey Don’t Leave LA』を日本で制作したことがきっかけでザ・イミディエイト・ファミリーの現メンバーを集めたと」語り、日本がこのバンドを “立ち上げた” ようなものだという裏話も披露された。

最後に、宮治氏は「映画には98曲以上が使用され、著作権のクリアランスだけでも膨大な時間と費用がかかったはずです。監督は『レッキング・クルー』と同じデニー・テデスコ。深みのある作品になっています」と述べた。

イベントトークの内容は “ヒット曲の裏側” が満載で、観終わった後に曲を聴き直したくなる作品だと二人は語った。

映画『イミディエイト ファミリー』はTOHOシネマズ シャンテ、YEBISU GARDEN CINEMA他で劇場公開中。

〈作品情報〉
・タイトル:イミディエイト ファミリー
・原題:Immediate Family
・監督:デニー・テデスコ
・上映時間100分/製作:2023年(米)
・提供: マリブ コーポレーション、合同会社おさかな
・配給:サンタバーバラ・ピクチャーズ

・公開:2026年6月19日(金)TOHOシネマズシャンテ、kino cinéma新宿、YEBISU GARDEN CINEMA他全国順次公開

© 2023 THUNK ENTERPRISES, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『イミディエイト ファミリー』作品HP

〈イミディエイト ファミリー/予告映像〉

TOHOシネマズシャンテ、
kino cinéma新宿、YEBISU GARDEN CINEMA他、
全国順次公開中

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