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[月イチ連載]ピーター・ガブリエル、9月のシングルは「Looking For The Happy」
ピーター・ガブリエルが今月も月の運行に合わせ、年末リリース予定のアルバム『o\i』から、9曲目となるシングル「Looking For The Happy」の2つのミックスを公開しています。「Looking For The Happy/Bright-Side Mix」は8月26日の満月(スタージョン・ムーン、スタージョンとは英語でチョウザメのこと。アメリカ五大湖に生息するチョウザメ漁の最盛期にちなんで命名)、同「Dark-Side Mix」は新月の9月11日から配信となっています。
以下はガブリエルのYouTube公式チャンネルに掲載されている、この曲に関する解説です。
「僕は昔から、ハッピーな曲よりも悲しい曲を書く方がずっと楽だと感じてきたんだけど、今回は『よし、ここで自分に挑戦を課してみよう』と思ったんだ。まず、踊らずにはいられなくなるようなグルーヴを土台にしたいと考えたんだよ、喜びが解き放たれるような感覚をね。この曲は幸せを探す旅をテーマにしているわけだけど、サビはまさに祝祭らしい雰囲気にしなければならないと思ったんだ」
「もしも今日という日、この今という瞬間に、自分を幸せにしてくれるものや、感謝すべきものを見つけられれば、人生という旅はきっともっと素晴らしいものになるだろうと僕は思うんだよ──旅の道程もより気持ちよく乗り切れる──だから、と言うことでもないけど、年を重ねるにつれて、僕は愚痴を言うのを少し控えるようにしているんだ」
「この曲の中で僕は、動物とコミュニケーションを取ろうと試みたり、自然と繋がったり、古い樫の木の下で紅茶を飲みながら、そのひとときを大切に味わったりすることについて歌っている。ごくシンプルなことばかりだよ──僕らは普段、悪いことばかりをあげつらって愚痴るのに忙しいけど、もっと心を開いて良いことに目を向けようってことだ」
「人生の中で自分の居場所をどこに定めるべきかを見極めようとするっていうのは、僕がよく書くテーマの一つだ。それから、相反する二つの考えを同時に抱きながら、心地よくいられるようになったのも、年を重ねるにつれて身についた処世術の一つだ──喩えて言えば、『あらゆるものの一部であると同時に、何ものにも属しない』みたいな感覚だね」
「最初に言ったように、この曲はグルーヴを起点にしていて、それも元はラテン風のグルーヴだった。僕にとってグルーヴは常にとても重要で、自分の身体でそれを感じられなければ、何もかもがずっと難しくなってしまう。もちろん、グルーヴがベースになってない曲を書くこともあるけど、この曲は間違いなくグルーヴが曲の成り立ちを促してくれた例だ。グルーヴが動き出すと、僕はいつだってワクワクするんだよ、それが進むべき方向を示してくれるし、演奏をスムーズに進めたり、様々なアイデアを探求したりしやすくなるからね。そうしてふとした瞬間にスタジオを見渡してみると、その場にいる全員が笑顔になっているのが目に入る。その時、僕は思うんだ──これこそ僕が音楽を奏でる理由なんだ、って」
今回のシングルのカヴァー・アートは、ティシャン・シュー(Tishan Hsu)による『Closed Circuit II』です。
「僕がティシャン・シューの作品に出逢ったのはごく最近のことなんだけど、その素晴らしさに圧倒されたんだ。どこかミロやパウル・クレーにも通じる、子供のような素朴さがあるんだけど、実はそこには様々なテクノロジーへの言及が散りばめられているんだよ。
この曲が意識やテクノロジー、自然を探求しようという試みであるのと同じように、僕はティシャンもある意味、自身の作品の幾つかでそれを実践していると思うんだ。作品はテクノロジーをテーマにしているんだけど、興味深いことに、実のところ作品そのものは全然テクノロジーが基盤になってはいないんだよね──彼が用いているのは、非常に伝統的な絵画や彫刻の技法なんだ。
僕がまず見始めたのは1986年の作品『Closed Circuit II』だった。この作品は、〈Instagram〉のオリジナル・ロゴと比較されることもあるんだけど、実際にはそれよりずっと前に制作されたものなんだ。シンプルで、顔みたいな要素もありながら、どこか空虚で、でも同時に感情に満ち溢れている。僕はこれは本当に素晴らしい作品だと思うし、ティシャンが僕たちにこの作品を使わせてくれたことを、とても嬉しく思っているよ。
曲に合うイメージを探している時、僕らは大体直感的に『これだ』と感じるものに本能的に反応するんだけど、その後、深く掘り下げてみると、実は視覚的にも音楽的にも同様のテーマが探求されていることに気づくことがあるんだ。今回のケースでは、どうやらそれがテクノロジー、自然、そして人間性というテーマの探求だったようなんだよね。直観で『これだ』と感じたものが、実は音楽もアートもひとつ同じものの一部だったんだと腑に落ちるような、様々な関連性に気づけるのは素晴らしいことなんだ。ある意味、僕らはみんな各々でオレンジの皮を剥いてるんだけど、同じ果実を開いているんだ」(=それぞれ見ている角度や方法は違うけれど、本質的には同じものを理解しようとしている、という比喩)
「僕は昔から、ハッピーな曲よりも悲しい曲を書く方がずっと楽だと感じてきたんだけど、今回は『よし、ここで自分に挑戦を課してみよう』と思ったんだ。まず、踊らずにはいられなくなるようなグルーヴを土台にしたいと考えたんだよ、喜びが解き放たれるような感覚をね。この曲は幸せを探す旅をテーマにしているわけだけど、サビはまさに祝祭らしい雰囲気にしなければならないと思ったんだ」
「もしも今日という日、この今という瞬間に、自分を幸せにしてくれるものや、感謝すべきものを見つけられれば、人生という旅はきっともっと素晴らしいものになるだろうと僕は思うんだよ──旅の道程もより気持ちよく乗り切れる──だから、と言うことでもないけど、年を重ねるにつれて、僕は愚痴を言うのを少し控えるようにしているんだ」
「この曲の中で僕は、動物とコミュニケーションを取ろうと試みたり、自然と繋がったり、古い樫の木の下で紅茶を飲みながら、そのひとときを大切に味わったりすることについて歌っている。ごくシンプルなことばかりだよ──僕らは普段、悪いことばかりをあげつらって愚痴るのに忙しいけど、もっと心を開いて良いことに目を向けようってことだ」
「人生の中で自分の居場所をどこに定めるべきかを見極めようとするっていうのは、僕がよく書くテーマの一つだ。それから、相反する二つの考えを同時に抱きながら、心地よくいられるようになったのも、年を重ねるにつれて身についた処世術の一つだ──喩えて言えば、『あらゆるものの一部であると同時に、何ものにも属しない』みたいな感覚だね」
「最初に言ったように、この曲はグルーヴを起点にしていて、それも元はラテン風のグルーヴだった。僕にとってグルーヴは常にとても重要で、自分の身体でそれを感じられなければ、何もかもがずっと難しくなってしまう。もちろん、グルーヴがベースになってない曲を書くこともあるけど、この曲は間違いなくグルーヴが曲の成り立ちを促してくれた例だ。グルーヴが動き出すと、僕はいつだってワクワクするんだよ、それが進むべき方向を示してくれるし、演奏をスムーズに進めたり、様々なアイデアを探求したりしやすくなるからね。そうしてふとした瞬間にスタジオを見渡してみると、その場にいる全員が笑顔になっているのが目に入る。その時、僕は思うんだ──これこそ僕が音楽を奏でる理由なんだ、って」
今回のシングルのカヴァー・アートは、ティシャン・シュー(Tishan Hsu)による『Closed Circuit II』です。
「僕がティシャン・シューの作品に出逢ったのはごく最近のことなんだけど、その素晴らしさに圧倒されたんだ。どこかミロやパウル・クレーにも通じる、子供のような素朴さがあるんだけど、実はそこには様々なテクノロジーへの言及が散りばめられているんだよ。
この曲が意識やテクノロジー、自然を探求しようという試みであるのと同じように、僕はティシャンもある意味、自身の作品の幾つかでそれを実践していると思うんだ。作品はテクノロジーをテーマにしているんだけど、興味深いことに、実のところ作品そのものは全然テクノロジーが基盤になってはいないんだよね──彼が用いているのは、非常に伝統的な絵画や彫刻の技法なんだ。
僕がまず見始めたのは1986年の作品『Closed Circuit II』だった。この作品は、〈Instagram〉のオリジナル・ロゴと比較されることもあるんだけど、実際にはそれよりずっと前に制作されたものなんだ。シンプルで、顔みたいな要素もありながら、どこか空虚で、でも同時に感情に満ち溢れている。僕はこれは本当に素晴らしい作品だと思うし、ティシャンが僕たちにこの作品を使わせてくれたことを、とても嬉しく思っているよ。
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商品詳細
ピーター・ガブリエル
『I/o』
・Amazon Music・MP3(DEC 01 2023)¥2,500
・Amazon(2023/12/1)¥3,960(SHM-CD/2枚組)
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Peter Gabriel
『i/o(Bright-Side Mix, Dark-Side Mix 2CD)』
Amazon(2023/12/1)輸入盤2CDs
Peter Gabriel
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Amazon(2023/12/1)輸入盤2CDs
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Peter Gabriel
『i/o(Bright-Side Mix, Dark-Side Mix, In-Side Mix)』[2CD/Dolby Atmos Blu-ray]
Amazon(2023/12/1)輸入盤2CDs+Blu-ray
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Peter Gabriel
『i/o(Bright-Side Mix 2LP)』
Amazon(2023/12/1)輸入盤2LPs
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Amazon(2023/12/1)輸入盤2LPs
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Peter Gabriel
『i/o(Dark-Side Mix 2LP)』
Amazon(2023/12/1)輸入盤2LPs
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Peter Gabriel
『i/o』
Amazon(2023/12/1)輸入盤4LPs+2CDs+Blu-ray
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Amazon(2023/12/1)輸入盤4LPs+2CDs+Blu-ray
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ピーター・ガブリエル
『Back To Front - Live In London』[Blu-ray UHD 4K]
Amazon Music(2024/5/10)輸入盤Blu-ray
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ピーター・ガブリエル
『So(Special Edition)』
Amazon Music(MAY 18 1986)
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ピーター・ガブリエル
『Peter Gabriel 3』(Remastered)
Amazon(2011/10/25)輸入盤CD
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Peter Gabriel
『Plays Live』
Amazon(2020/8/28)輸入盤2LPs
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Peter Gabriel
『Live In Athens 1987』
Amazon(2020/9/25)輸入盤2LPs
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