ザ・ビートルズ 1966年来日時未公開写真! 世界的ジャズ写真家:故阿部克自氏の暗室から発見
ザ・ビートルズの来日時に撮影された写真60点(内カラーが2点)が都内某所で当時の状態のまま発見された。その内、空港到着時の写真1点以外は未公開のもので、特に日本での最終公演となった7月2日、夜の部のステージ写真は、他の公演日と比較すると撮影記録が極端に少なく大変貴重なもの。
発見したのは、阿部昇氏。昇氏は世界的に活躍したジャズ写真家「K.Abe」の愛称で知られる阿部克自氏のご子息。2008年に阿部克自氏が亡くなってから、昇氏は克自氏が生前使用していた暗室を整理していた。その作業中の今年4月に、 何も書かれていない一つの封筒を開けたところ、この歴史的発掘になるであろう未公開写真を偶然発見した。
発見当時の様子を阿部昇氏はこう語っている。
「信じられなかった。ビートルズを撮ったという話は聞いたことがなかったし、本当に親父が撮ったのかどうかピンと来なかった。でも、ネガ袋の筆跡は本人だし、日ごろ使っていた自宅近くのフォトスタジオで現像していることから間違いないと思った。その後、来日時のニュース映像を改めて見直したところ、本人らしき人物の後ろ姿が映っていたことに再度、驚いた」
その後、阿部 昇氏は写真を音楽出版社に相談を持ち込み、出版社側では、ビートルズ来日時の報道資料の専門家、大村 亨氏に鑑定を依頼。
大村氏のコメント「驚愕の発見だ。今回見つかった全60点のうち、公開済みは羽田到着時の1枚のみ。残りはすべて未発表である。4人がタラップを降りるシーンはあまりにも有名だが、 阿部氏はドアが開いた直後からキャデラックが走り去るまでを克明に記録。動画をコマ送りで見ているかのような錯覚に陥るほどリアルだ。そして何より驚かされるのは、5公演中ベストとされる最終公演7月2日夜の部の大量発掘。これまで公式カメラマンのロバート・ウィテカーが撮影したものと読売新聞社が保有する数点しか確認されていなかったが、当コレクションはなんと37点にも及ぶ。“イエスタデイ”ではポールがピックを使っていたなど、新たにわかる事実も多い。正真正銘の歴史的発掘である」
半世紀以上が経って、突然発見されたザ・ビートルズと世界的ジャズ写真家:阿部克自氏との奇跡の出会いを鮮明に記録、撮影された写真群。この大きな歴史的な意味を持つザ・ビートルズの未公開写真は、6月18日に発売される『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演 1966 特別版』(弊社刊)の付録の写真集で公開される。
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演 1966 特別版<シンコー・ミュージック・ムック> 』
サイズ:B5判
ページ数:192P
1,944円(税込)
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