ジミー・ペイジのテレキャスター〈ドラゴン〉の復刻版が発売

ジミー・ペイジがヤードバーズ時代とレッド・ツェッペリンの初期に使用していたテレキャスターの復刻版4種類が、レッド・ツェッペリンの結成50周年を記念して今年発売されます。

1959年製のテレキャスターは、ペイジがヤードバーズ時代にジェフ・ベックから譲り受けたもので、1967年2月にペイジはこのギターに8つの丸いミラーを貼り付け〈ミラー〉と名付けましたが、数か月後にミラーを外して〈ドラゴン〉のペイントを施し、それ以来、ツェッペリンのファースト・アルバムに収録された「Dazed and Confused」などの作曲とレコーディングに使用していました。

ペイジがこのギターの復刻版を思い付いたのは、去年10月に出版されたツェッペリンの本『LED ZEPPELIN by LED ZEPPELIN』（日本語版は小社刊）に掲載されている写真を見たのがキッカケだったと言います。

キース・リチャーズのテレキャスターも手掛けたギター職人のポール・ウォラーが、オリジナル・ギターのデザインのみならず、ギターの形状と感触、サウンドを再現したいというペイジのリクエストに応え、手作りで50本以上の復刻版ギターを完成させ、少なくとも50本のギターにペイジが一筆のペイントを施しているそう。

フェンダー・カスタム・ショップは、〈ドラゴン〉と〈ミラー〉の復刻版高額モデル「Limited Edition Jimmy Page Telecaster Set」を3月に発売し、その約1/10の金額で通常生産される2種類のモデルは春か夏に入手可能となります。

より詳しいストーリーはフェンダーのHPで。