ベンチャーズ結成60周年を記念した初の長編ドキュメンタリーが間もなく完成

60年代に「急がば廻れ（Walk Don’t Run）」「ダイアモンド・ヘッド（Diamond Head）」「パイプライン（Pipeline）」「朝日のあたる家（The House of the Rising Sun）」などが大ヒットし、史上最も売れたインストゥルメンタル・ロックバンドになったザ・ベンチャーズですが、結成60周年を記念し、初めての長編ドキュメンタリー『The Ventures: Stars on Guitars』が制作されています。

オリジナル・メンバー4人のうち、ボブ・ボーグル（リード・ギターからベースへ）、ノーキー・エドワーズ（ベースからリード・ギターへ）、メル・テイラー（ドラム）が他界し、リズム・ギタリストのドン・ウィルソン（85歳）だけが唯一の生き残りメンバーですが、そのウィルソンの娘、スターチ・レイン・ウィルソンが監督を手掛け、ウィルソン自身も制作に参加した本作品には、ドン・ウィルソンの最新未公開インタビューの他、ジョン・フォガティ（CCR）、ジェフ・バクスター（ドゥービー・ブラザーズ）、ランディ・バックマン（ゲス・フー）をはじめ、多くのミュージシャンとのインタビューが収録されているそう。

現在『The Ventures: Stars on Guitars』は編集段階に入っており、ディストリビューターを探しているようです。

2008年に「ロックの殿堂」入りを果たしたベンチャーズは、世界中で1億1,200万枚のレコードを売り上げ、オリジナル曲と、そのアレンジを変えた曲の両方がトップ10入りした初めてのバンドでもあります。結成以来、37枚のアルバムがアメリカのチャートに入り、現在もツアーとレコーディングを続けています。

因みに毎年恒例の日本縦断ツアーも決まっています。

■来日予定メンバー
Leon Taylor / リオン・テイラー - Drums
Bob Spalding / ボブ・スポルディング – Guitar
Ian Spalding / イアン・スポルディング - Guitar
Luke Griffin / ルーク・グリフィン - Bass

詳しくはＭ＆Ｉカンパニーへ。