元ベンチャーズのジェリー・マギーが来日中に急逝

日本でソロ公演を行なっていた元ベンチャーズのギタリスト、ジェリー・マギーが10月12日、心臓発作のため都内の病院で亡くなりました。享年81。
 
マギーは1968年から1972年にかけて、ノーキー・エドワーズ（2018年没）の後任としてベンチャーズに在籍、マギーの加入により、R&Bやブルース、日本の歌謡曲「京都の恋」など、バンドに新たな音楽スタイルをもたらしました。
 
1985年、ベンチャーズに復帰し、2年前までベンチャーズとのレコーディングやツアーにも参加していました。
 
ルイジアナ生まれのマギーは、多くのレコーディングに参加したセッション・プレーヤーとしてのキャリアも長く、60年代から70年代にかけて、エルヴィス・プレスリーやザ・モンキーズ、ウィリー・ネルソン、エリック・クラプトンなど、多くの大物ミュージシャンと共演しています。
 
また、2008年にベンチャーズのメンバーとして「ロックの殿堂」入りを果たしたマギーは、テレビや映画でも俳優として活動していました。
 
マギーの訃報を受け、息子のショーンが家族を代表して公式コメントを発表しています。

「皆様、これは私が今まで書いた中で最も辛い文面です。本日、父が日本時間の午後4時頃に他界したことをお伝えすることになり、深い悲しみに包まれています」

◾️Gerry McGee Japan Tour 2019