2月25日の夜、スティーリー・ダンがロンドンのSSEアリーナ・ウェンブリーでライヴを行い、スティーヴ・ウィンウッドに続き、ギタリストのエリオット・ランドールがゲスト出演しました。

現在、スティーリー・ダンはUK／アイルランド・ツアー中ですが、このツアーは3月1日のダブリン公演を残すのみとなっています。

公演のオープニングに出演したウィンウッドは、ザ・スペンサー・デイヴィス・グループ、トラフィック、ブラインド・フェイス時代の曲とソロ作品の両方を披露。その後ドナルド・フェイゲンが登場し、ラテン・ジャズのカヴァー曲「Cubano Chant」でスティーリー・ダンのステージがスタートしました。

「Pretzel Logic」では、ウィンウッドがヴォーカルとオルガンで共演し、その後スティーリー・ダンは、「My Old School」で16曲のセットリストを締めくくりましたが、アンコールでは、サプライズ・ゲストとして、ギタリストのエリオット・ランドールが登場しました。

少なくともスティーリー・ダンの3枚のアルバムでギターを演奏しているランドールは、アンコールの「Reelin’ in the Years」でギター・ソロを披露し、続く「A Man Ain’t Supposed to Cry」でもプレイしました。

こんなサプライズ共演は、ぜひ日本公演（まだですか？）でも実現して欲しいものです。なお、スティーリー・ダンは4月25日から5月12日までラスヴェガスのヴェネティアン・リゾートでのレジデンシー公演（with S・ウィンウッド）が、そして9月14日のカリフォルニア州リンカーン／サンダー・ヴァレー・カジノでの公演が決まっています。

Steve Winwood
Feb 25 2019
at The SSE Arena, Wembley, London, England
    
01. I'm a Man (The Spencer Davis Group song)
02. Them Changes (Buddy Miles cover)
03. Can't Find My Way Home (Blind Faith song)
04. Had to Cry Today (Blind Faith song)
05. The Low Spark of High Heeled Boys (Traffic song)
06. Keep On Running (Jackie Edwards cover)
07. Higher Love
08. Dear Mr. Fantasy (Traffic song)
09. Gimme Some Lovin'(The Spencer Davis Group song)
* Note: Opening act for Steely Dan

Steely Dan

01. Cubano Chant (Ray Bryant cover) (band only)
02. Bodhisattva
03. Hey Nineteen
04. Black Friday
05. Pretzel Logic (with Steve Winwood)
06. Aja
07. Green Earrings
08. Black Cow
09. Time Out of Mind
10. Kid Charlemagne
11. Dirty Work
12. Peg
13. Babylon Sisters
14. Keep That Same Old Feeling (The Crusaders cover)
15. Josie
16. My Old School

Encore:
17. Reelin' in the Years(with Elliott Randall)
18. A Man Ain't Supposed to Cry (Joe Williams cover) (with Elliott Randall) (band only)
 

Steely Dan with Elliott Randall - Reelin' In The Years - Wembley Arena, London - February 2019