マイケル・ジャクソンのアート展がドイツのボンで開催

マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画「リーヴィング・ネヴァーランド」が物議を醸す中、去年の夏からロンドンとパリを巡ったマイケル・ジャクソンのアート展『Michael Jackson: On the Wall(マイケル・ジャクソン:オン・ザ・ウォール)』が、3月21日にドイツの国立絵画展示館(Bundeskunsthalle ミュージアム)でオープンしました。

この展覧会は、2018年の6月から10月まで初めてロンドンで開催され、その後パリで11月から2月まで、ドイツでは3月から7月までの開催が予定されています。

このアート展に並ぶのは、アンディ・ウォーホルやアイザック・ジュリアン、デヴィッド・ラシャペル、ケヒンデ・ウィレイなど、マイケルからインスピレーションを受けた40名以上の現代アーティストらによる作品で、絵画、デッサン、写真、彫刻、映像などが展示されています。

北米では、『リーヴィング・ネヴァーランド』がテレビ放映されて以来、マイケルの楽曲をオンエアしなくなったラジオ局がある他、イギリスでは放映後にマイケルの像を撤去した博物館もありますが、ドイツの国立絵画展示館での開催は、ドキュメンタリーが放映されるずっと前から予定されていたため、オープンに至ったと言うことです。

なおドイツ最大の児童保護団体は、この展覧会が、児童虐待防止についての議論を促す存在になるべきだと語っています。

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