ブライアン・イーノが「ロックの殿堂」入り式典を欠席する理由

ロキシー・ミュージックのギタリスト、フィル・マンザネラが〈Ultimate Classic Rock〉に語ったところによると、3月29日にブルックリンのバークレーズ・センターで行われる「ロックの殿堂」入り式典に、オリジナル・キーボーディストのブライアン・イーノとドラマーのポール・トンプソンは欠席するそうです。

「イーノと話したら、殿堂入りについては感激していたけど、環境問題を意識して1年間は飛行機に乗らないと決めたそうで、あと半年その期間が残っているんだ。欠席することになって申し訳ないと言ってたけど、彼は環境保護の観点から二酸化炭素の排出量について非常に神経を使っていて、その誓いを破りたくないそうだ。僕らが出席することに関しては、とても喜んでいたけどね」

「ドラマーのトンプソンも、殿堂入りはすごく喜んでいるんだけど、残念ながら両手と首に関節炎を起こしていて、思うようなドラミングが出来ないから、欠席することになったんだ。彼はガッカリしていたけど、エディ・ジョブソン（key/violin）がいるから、少なくとも4人のメンバーは出席するよ」

この式典で披露するロキシーのパフォーマンスは、2011年の結成40周年記念ツアー以来、8年ぶりとなりますが、マンザネラによると、演奏する楽曲はまだ決めてないとのこと。

「式典の前に数日間リハーサルをやるつもりだけど、きっとエキサイティングなリハになるよ。曲を決めるのはその後だけど、式典での持ち時間がどのくらいあるのか、それによるからね」